![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41958961/rectangle_large_type_2_f2a92b502de97a9b4935fa65ba849feb.jpg?width=1200)
Dream Guest 『七人目』
「わたしの中のデールよ目覚めよ!」
今年最後の更新となりましたDream Guest Magazine!
最後を飾る今回の『七人目』のゲストさんは、チップとデールをこよなく愛し、仲間との触れ合いを大事にされている方でした。
しかし、インタビューの回答に見え隠れする自分との葛藤。
そして、ディズニーリゾートへと足を運ぶ彼女の動機なども、ぼくなりにこうじゃないかなと思うところがありました。
みんな大好きディズニー!
『七人目』のゲストがそこに求めるものとは一体何だったのでしょうか!?
今年を締め括るぼくなりのディズニー納め。
どうぞ最後までお楽しみください。
・女性
・40代
・4〜5回/年 (ランド:シー=2:8)
「チップとデールは二人の掛け合いが好きで、どっちかと言うとおとぼけな”デール”の方が好きですね。」
そう話してくださった今回のゲスト。
ディズニーに求めるものの一つとして、これまでに紹介してきたゲストにも共通する”童心に返ることができる”というものがありますよね。
人は誰にだって大人の顔の部分と子供の顔の部分が存在していて、けれど日常生活では長い間大人の顔をして過ごさないといけない場面というのが多くあります。
どっちも自分なのは間違いないけれど、だけどやっぱりずーっと一つの面だけを見せ続けるのは疲れるものです。
たまには子供の頃のように何にも気にせず騒ぎたいし、人目を気にせず自分のやりたいことをやりたいという思いは日々募っていく。
ここでは『七人目』のゲストの回答から、「これは子供の顔かな?」とぼくが思ったものを紹介しつつ、次の章では反対に「大人だなあ」と思ったものを紹介していきますね。
まずは冒頭の「好きなキャラクターは何ですか?」という質問の回答からですね。
正直な話ぼくの中ではチップもデールも二人とも(二匹って言った方がいいのかな?けど今回は二人と言わせてもらいますね)
いたずら好きで陽気なキャラクターという印象だったのですが、このインタビュー後に実際に二人が主役となるディズニーの短編をいくつか見たのですが、もちろん二人ともいたずら好きで陽気ではあったのですが、若干チップの方がボケとツッコミで言えば”ツッコミ”で、デールが”ボケ”のような振る舞いをしている場面が多くあったような印象を受けました。
ショーなどで見る二人はどちらもいたずら好きですが、二人っきりになるとそれぞれのポジションのようなものがある。
これはインタビューをして初めて学んだことです。
そんな二人が大好きな彼女は、その中でも”デール”がどちらかと言うと好き。
つまり言い換えると”ボケ”の方が好きだと言うことですよね。
ふむふむなるほどなるほど。
そして次に「ディズニーにハマった、または好きになったきっかけはなんですか?」という質問の回答です。
「きっかけかー、そうですね・・・あー、ダッフィー&フレンズが登場してから頻繁に行くようになりましたねえ。」
ダッフィー&フレンズです!
テディベアの男の子”ダッフィー”
テディベアの女の子”シェリーメイ”
絵を描くのが好きな猫の男の子”ジェラトーニ”
夢はダンサーのウサギの女の子”ステラ・ルー”
好奇心いっぱいの犬の女の子”クッキー・アン”
そして新たに仲間になった音楽大好きな亀の男の子”オル・メル”
からなる可愛らしいキャラクターたちです!(なかなか覚えられないので公式サイトを見させてもらいました)
可愛いモフモフのキャラクターたちに癒されているのは今回のゲストだけじゃないはずです。
大人から子供まで、性別を気にせず大人気の彼ら彼女らですが、やはり根底には幼き頃の気持ちが根付いているんじゃないかなと個人的には感じます。
まだまだあります、
「好きなディズニー映画は何ですか?」という質問には、どちらもキャラクターとストーリーが好きだからと『不思議の国のアリス』と『トイストーリー』を上げてくださいました。
そして「好きなイベントはいつですか?」という質問には、ウサギが好きで、その時期の雰囲気とか掛かっている曲も、そして仮装も好きだからと”イースター”と”ハロウィン”が好きだと。
さらに「歴代であなたが好きなディズニーの曲は何ですか?」という質問に2015年にディズニーランドでやっていたイースターのパレード「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」の曲だと答えてくださいました。
これはぼくも拝見させてもらったのですが、とにかくウサギの衣装が可愛いんですよね。
そして曲がとにかくお祭りみたいでテンションが上がるし、教えてくれる振り付けもまあ可愛い笑
特に子供は好きなんじゃないかなと思えるパレードでした。
一つ一つをこうして見ていくと、ゲストの童心というのが細部に出ていて、「やっぱり誰もがあそこに”童心を思い出しに行くんだなあ”」と思えます。
そしてそんな中で一つ二つ、「ん?これは、こういうことかな?」
と、童心なのか、はたまた大人として楽しんでいるのかを少し悩んでしまった回答があったんですね。
「今まで見てきたショーで好きだった題材のショーはありますか?」
「題材・・?あーあれですかね、ディズニーシーの10周年の時に『Be Magical!』ってショーをやってて、そのショーが好きでした。」
「それは何故その『Be Magical!』というショーが好きだったんですか?」
「えーっと、そのショーは”魔法”が題材になっていたんですけど、そのショーが始まる前に”ファンカストーディアルさん”が前説みたいなことをしていて、参加してたりするんですけど、わたしはそのファンカスさんが好きなのであのショーが好きでしたね。」
”ファンカストーディアル”というショーは、ディズニー知識ほぼ皆無だったぼくでも知っているほど人気のショーですよね。
清掃の人に扮したキャストさんが繰り出す即興のショーは、動画で見ても生で見ても感動を覚えるくらいの素敵なショーです。
そんなファンカスさんが好きだと仰る方を見て、みなさんはそれが童心からくる感情なのか、それとも大人として見て楽しいと思っているのかどっちだと思いますか?
ぼくも最初は悩みました。
「その方が何を求め何を見ているのかによる」という意見にも納得できます。
ですが、その他のインタビューの回答を知っているぼくが思うに、恐らくこれは”童心からくる感情”じゃないかと感じたんです。
ぼくが説明するまでもなく、ファンカストーディアルというショーで繰り広げられる物語は、ものすごくファンシーな夢のある内容であることが多いと思うんですよ。
何もない空中を叩くと音が鳴って、掃除をすれば「キラーン!」と綺麗になった音がどこかから聞こえてくる。
まるで本当にディズニー映画の中に紛れ込んでしまったかのような錯覚さえ覚えるほどの圧倒的なショーの一つなんです。
「これって現実?それとも本当に魔法!?」って思う気持ち、それはどちらかと言えば子供の頃に誰もがそうだったように、童心の気持ちですよね。
だからぼくはこの回答を童心としての回答だと判断しました。
まだまだ「これはこっちかな?」と推測できる回答はあるのですが、最後は特にこれは童心だ!と確信できる回答でもってこのブロックを締め括りたいと思います。
「見てみたい設定のショーや演出はありますか?」
「そうですねえ、わたしは『不思議の国のアリス』が好きなので、そのアリスの世界観だけを詰め込んだショーが見てみたいです!」
またまた衝撃発言ですが、ぼくはこれまで一度も「不思議の国のアリス」という映画を見たことがありません。
だけど世界観は知っている。
ハートの女王が出てきて、カラフルで、ティーパーティーが開かれる。
ぼくの童心がそれらに強く反応します笑
「不思議な国に迷い込んで、忘れられない大冒険をする」
考えただけでニヤニヤが止まらない(ぼくだけかな笑)
さあ次は、そんな彼女の大人な面を見ていくことにしましょう!
ゲスト大好きチップとデール!
昔覚え方として「チョコチップ食べて鼻血デール」と誰かが言ってました。
ぼくは今でもそれで二人を判別してます笑
ぼくも大好き「レジェンド・オブ・ミシカ」の時の二人。
いつでも二人は一緒!仲良し!
今回のゲストは二人の衣装が可愛くて好きなんだそうです。
なんてことない一場面でも、二人を見てると物語を想像できますよね。
アリスの世界観は確実に世のクリエイターたちに影響を及ぼしている気がします。
トランプの兵隊なんて浮かびそうで浮かばないですよほんと。
一見するとただトランプの兵隊が赤いペンキを塗っているだけですが、ちゃんとストーリーを知っている人からしたら細部まで表現できていると感動する一コマです。
ファンカストーディアルキャストさん。
未だに音が出る仕組みはわかってません。
仕組みなんて言っている時点でぼくの童心はどこかへ行ってしまった気がします。
魔法ですよ魔法。
「大人ってどういうこと?」
「どっちの気持ちも持っていたい!」
ではこのブロックでは、今回のゲストのインタビューの回答から、ぼくが「これは大人目線だな」と感じたものを紹介していきます。
まずは彼女がディズニーランドとディズニーシーをそれぞれどのように捉えているか気になりませんか?
彼女はディズニーランドを”キャラクターの雰囲気が満載のところ”
そしてディズニーシーを”街並みなどを含め海外旅行をしている気持ちになれる場所”と区別していらっしゃいました。
そんな彼女がディズニーリゾート内で好きな場所が、NYのブロードウェイと古き良き田舎町を体感できる、ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントです。
レトロな自動車や巨大な蒸気船「S.S.コロンビア号」
海外に行った気分♫
レンガに描かれた巨大な絵を眺めながら、瓶ビール片手に骨付き肉にかぶりつく。
宴は朝まで続きそうです。
奥に見える巨大な時計塔のような建物は市役所みたいですよ。
なんかもうこの写真だけで妄想が捗ります。
そんな彼女は「ヴェネツィアンゴンドラ」から見る夜景がお好きなようで、行くと必ず一回は乗るほどなんだとか。
そしてさらにマニアックな好みなのですが、彼女は夜景以外にも昼にゴンドラに乗った時なんかは、ルート上にある桟橋や海に突き立てられたポールを眺めることも好きなんだそうです。
幻想的な大人な雰囲気が満載の一枚。
今回もご協力いただいている「あんどうみく」さんの素晴らしい腕前が遺憾なく発揮されております。
恐らく大多数の方が奥の建物や手前の舟に視線を動かすでしょうが、今回のゲストはポールに大興奮のはずです笑
ぼくはもう次にディズニーシーへ行く機会があったら、ゴンドラに必ず乗ると決めてます。
こんなの乗らない選択肢はないでしょう!
単純に良い写真!
そう言われるとこうしてポールに注目するといろいろドラマを感じますよね。
そしてここでもひとつ「むむむっ」と思える回答がありました。
「あなたから見たディズニーの良さはなんですか?」
「プロフェッショナルな仕事が見られるところですかね。特にグッズなどを販売している販売のキャストさんです。」
この回答を見てどう感じますか?
一見すると「プロフェッショナルな部分を求めているということは、童心ではなくて大人目線で見ているんじゃないの?」って思いますよね?
どうやってもそうとしか思えない回答なのは間違いありません。
ですが、「特に販売のキャストさんです」という一言がぼくは気になりました。
そして「もしかしたら・・・彼女は”販売”に関わるサービス業に従事されているんじゃないか」と思ったんです。
だからこそ同じ業種の方達のプロフェッショナルな仕事に目線が行くのは理解できますし、そこでリスペクトを感じられるような接客をされているからこそ、ディズニーの良いところに上げてくださったんだと思うんです。
さらにぼくの妄想はエスカレートしていって、「これもしかしたら、本当は普段の接客のお仕事の中でディズニーの販売キャストさんみたいに振る舞いたいけど、そういった感情を抑えて日頃過ごしているのではないか?」と展開していきました。
今回のゲストのインタビューの回答を覗いていくと、きれいに童心の部分と大人の部分が二分されていまして、そこにぼくは葛藤を見出したんです。
ディズニーという世界に誰もが”童心に返る”ことや”自らの成長の軌跡の確認”などを求めていることは、これまでのゲストを紹介していく上で教えられた発見でしたね。
だけど、全員が同じような道筋を辿ってそこに至ったのかと言われればそうではありませんでした。
それぞれがそれぞれの思いを秘めあの夢の世界へと足を運んでいる。
そして今回の『七人目』のゲストも、パッと見ただけだと”童心に返る”ことを目的にしていると思えますが、実はその裏にこれまでにはない大きな何かを感じてしまいます。
少年少女だったあの頃と大人になった今の自分。
心や身体は一つなのに、思考や意識の中にはそんな二つの感情が共存している。
最後のブロックにて、ぼくなりの解釈を書き記していきたいと思います!
「自分らしくいたい」
「キャストさんあっての夢の国!」
ここまで紹介してきました今回の『七人目』のゲストの回答に潜む子供と大人。
そしてぼくが彼女を紹介する時に用いた「わたしの中のデールよ目覚めよ!」という言葉。
可愛いものや冒険、ワクワクだったり仲間とのなんてことない会話が大好きな彼女は、常日頃どこかでそんな童心を押し殺している場面があるのではないかという大胆な仮説を立てていきました。
だけどそう考えるとぼくの中では辻褄があう。
キャストさんやダンサーさん、ファンカスさんをどうして目で追っているのか。
ぼくなんかよりもこのマガジンを読んでくださっているみなさんの方が想像しやすいと思いますが、思い出してください。
あの夢の国の住人たちは、どこの誰を切り取ってもとっても楽しそうで、そして自分の仕事や能力に誇りを持っていることがこちらにも伝わってきますよね。
ファンカストーディアルさんは、特にわたしたちの中の子供心を絶妙にくすぐるような、一緒に遊んでいるかのような気持ちにすらさせてくれます。
彼女はそんな姿をゲストとしてではなく、それこそ自分がファンカスさんの立場になっているところを想像しながら見て楽しんでいるのではないかなと思います。
チップとデールの二人の魅力。
それはたくさんありますが、その中の一つにいたずら好きで自由奔放、天真爛漫な無邪気さがあると思います。
だけどぼくたちだって誰しもが子供の頃はそうだったはずです。
つまりぼくたちの中にだってチップとデールと同じものが宿っている。
ここも彼女は、自分がチップとデールに続くもう一人のキャラクターになって一緒に遊んでいたずらしているところを想像しているんじゃないか、そしてそうだとしたら、彼女にとってあの二人は”友達”仲間ですよね。
そしてぼくがずっと心に残っていた、”販売キャストさん”に対するリスペクトです。
きっと彼女の心の中にも、プロフェッショナルな夢の国のキャストさんと同じようなマインドが宿っていて、だけどどこかでその気持ちを抑えている自分がいるんじゃないでしょうか。
ぼくは別段自分の気持ちを抑えたり、我慢することを悪いとは思っていない。
むしろ角度を変えればそれこそがプロフェッショナルと言える場面も往々にしてあると思います。
そしてそれこそが、”大人”だという認識が世界中で共通していることも否定はできません。
だけど、そればかりでは一方の負担が大き過ぎる。
だからこそ、子供だけではなく大人をも巻き込んだ多くの方が、あの夢の国へと足を運んでいるんです。
これまで紹介してきたゲストの方々も、そしてぼくレベルの人間でも、彼女の気持ちに共感できる部分があると思います。
今年の2月に一度閉園してしまったディズニーリゾート。
そんな閉園中にたくさんの方に惜しまれながら終わってしまったショーがたくさんあったそうです。
「ブレイクビートダンサーズ」
「ファンメンテナンス」
「ダイヤモンドシスターズ」
「オーパスファイブ」
「ハローニューヨーク」
「ファンカストーディアル」
そして画像は用意できませんでしたが「ウィンド・ワンダラーズ」もですね。
「閉園になっている今何を思いますか?」という質問をしました(このインタビューは閉園中に行ったものです)
すると彼女は「閉園中に終わってしまったショーがあって寂しいですね。」
と答えてくれました。
その中でも彼女は「ハロー・ニューヨーク!」というショーが大好きだったみたいです。
「演出が好きで、童心に返れるところが好きなんですよ。」と教えてくださいまして、ぼくも実際にショーを見ました。
舞台はアメリカのNY。
そこでそれぞれやりたいことを発表するミッキーたち。
そんなミッキーたちと共にたくさんのダンサーたちがNYの魅力をお届けする。
という内容で、彼女のことを考えながらこのショーを見ると、自由の国アメリカNYで縦横無尽に踊り楽しむミッキーフレンズとダンサーたちに、心を刺激されると同時に「自分もこうでありたい!」という感情が湧いてきました。
コロナウイルスの蔓延で時代が大きく変わり始めた今年。
そんな時代の転換点に居合わせたぼくたちは、何の前触れもなく生き方や思考、哲学や未来をも巻き込んだ大きな大きな進路の変更を求められました。
誰もがこんな事態に初めて直面し、そして誰もが狼狽た一年であったことも確かです。
そしてそんな中で、世界中の大人たちにのしかかった重圧も未知の領域だったんじゃないかと思うんです。
子供のように「どうにかなるさ」じゃ大切な人を守れない。
じゃあなにをすればいいのか!?
今なおそんな質問を迫られ、膨大な選択肢の前で悩んでいる方だってきっといるはずです。
”子供のままじゃいられない”
そんな考えに、大人になる過程で一度は出会ったことがあると思います。
今回のゲストも、ここまで壮大なものではなかったのかもしれないけれど、どこかでいつしか自分の中の童心を心の片隅に置いてきたのかもしれません。
だからこそ、夢の国ではそんな大人の仮面を脱ぎ捨てて、仲間たちと一緒に楽しめる。
それが許される場所で、それを受け止めてくれる人たちがいるから。
ここまでの話は、ぼくの中の妄想が肥大してしまっている大袈裟な表現になっているかもしれないし、ご本人も「いや〜、そこまでの気持ちじゃないけどなあ」と思われるかもしれない。
あくまでも、ぼくがインタビューをさせていただいて、その回答から個人的に「ぼくはこう感じました!」ということを書かせていただいているだけなので、「もしかしたらこんなゲストが、あの夢の国にはいるのかもしれない」という参考程度に読んでいただけたらなと思います。
毎度のことながら、ディズニーという世界がどれだけの人の心の支えになっているのかを実感します。
それは綿密に計算されたサービスやシステムだけではなく、それを運営運用するすべての”人”によってゲストにまで届いているんです。
彼女の今までで一番忘れられない出来事をお聞きしました。
「自分の誕生日の時に出会ったデールが、持っていたバースデーシールを見つけてハグしに来てくれたことと、買い物をした時のレシートに印字されている『ハッピーバースデー』という文字を見つけた時ですかね。」
仮にレジにそのようなボタンがあったとしても、ゲストの胸に貼られているシールを見つけ、そのボタンを押して想いを伝えるのはその場のキャストさんです。
すべてのものはシステムだけじゃ成り立たない。
それを使う人がいることで初めてその想いが相手に届く。
世の中に溢れる感謝の伝え方も、それを実際に実行に移さないと相手には伝わりません。
あの夢の国はキャストさんがいて初めて成り立っている。
そのことに改めて気づかせてくれました。
最後には恒例のあの質問を。
Q「もし関われるとしたら何をしてみたいですか?」
「グッズの販売をやってみたいです」
Q「ではこちらが最後の質問になります。あなたにとってディズニーとはなんですか?」
「仲間と笑顔になれる場所です」
「いつまでも子供でいたい」
「もう大人にならないといけない」
誰もが迫られる二択だと思います。
それぞれに折り合いをつけ、仕方がないと笑顔の下で涙を流したことだって実はみんなあるのかもしれない。
けれど、本当に二択しかないのか?と考えてしまう。
我らがミッキーを見てください。
リーダーとしてあらゆる困難に最前線で果敢に挑む姿は理想の大人です。
けれど、時にはみんなとバカやって踊って、ちょっぴり迷惑をかけちゃう時だってある。
これって、二択にはない生き方だと思います。
チップとデールだってっ!・・・・どうなんですかね笑
チップ「そんな細かいこと考えてないでさ、ぼくらと一緒に遊ぼうよ!」
デール「そうだよ。楽しまないと〜」
彼らならこう言うでしょうね。
おや?もう一つ声が聞こえるぞ・・
ゲスト「わたしも目一杯楽しんじゃうぞー!」
ディズニーに関わるすべての方へ感謝。
これまでも、そしてこれからも夢の国を夢の国にし続けてくれているすべてのキャストさんへ感謝と声援を込めて。
ありがとうございます。
そして素敵なお話をしてくださったこちらのゲストにも拍手をお願いします。
ありがとうございました。
この記事が素敵な体験になりますように・・・
写真:あんどうみく
文 :前田亮
4コマイラスト:めしゃ
あとがきと質問と回答と
こんにちは。
勝手に”フリーライター”と名乗っている前田亮です。
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?