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Dream Guest 『十一人目』
「イマジネーションを求めて!」
みなさんこんにちはこんばんは!
今年四回目のゲスト紹介になります。
『十一人目』となります今回のゲストは、これまでとはまた違った視点でディズニーという世界を見て、負けず劣らずの熱い想いでもってそこに喜びや楽しみを抱かれていると感じられるゲストでした。
どちらかと言うとこうしてゲストを紹介しているぼくに近いような、ショーやアトラクションやそれこそ世界観そのものを”裏側”から、言葉を変えると”制作者”視点で、もっと言えば”プロデューサー”のような気持ちで捉えていることはほぼ間違いないと思います。
これまでにも十人十色、千差万別いろんなゲストを紹介してきましたこのDream Guest Magazineですが、またみなさんに新たな価値観や捉え方をしているゲストがいらっしゃるということをお伝えできそうです。
それではいきましょう!
いざ、イマジネーションを求めてっ!
・女性
・40代
・1〜2回/年 (ランド:シー=5:5)
「あなたがディズニーテーマパークに求めているものはなんですか?」
「えーっと・・・そうですね。平和な光景ですかね。」
「”平和な光景”とはどういったものを指しますか?」
「なんていうんでしょう。こう、家族や子供が楽しんでいる光景が見たくて、自分がディズニーに行って楽しむというよりかは人が楽しんでいる姿を見るのが楽しみだったりするんですよね。」
今回のゲストを紹介するためには、上のやり取り一つで大部分が説明できてしまうような気がしてしまう素敵な回答だと思います。
もちろんこれまでご紹介してきたゲストの中にも同じように自分以外のゲストの楽しんでいる姿や表情を自分の楽しみとして受け取っておられる方はいらっしゃいましたよね。
誰かの喜びや楽しみを自分ごとして捉えられるって本当に素敵な感性だとぼくは思います。
『十一人目』のゲストはそれが”ディズニーに求めているもの”という質問の回答で出たということで、差をつけるわけではありませんがより強い意思のようなものを感じてしまいました。
この方は他にも、
「ランドやシーの中で好きな場所ってありますか?」
という質問に対して、
「ランドだったらシンデレラ城が真正面に見えるど真ん中の位置が好きですし、シーだったら『ヴェネツィアン・ゴンドラ』のある”メディテレーニアンハーバー”が好きです。」
と一際多くの人がそこに立ち寄り「ディズニーに来たぞー!」と喜びを爆発させる場所をそれぞれのパークで挙げてくださいましたし、
「では好きな景色というのはありますか?」
という質問には、
「具体的な場所は特にないんですけど、楽しんでいるゲストを座って眺めているのが好きです。」
とここでも自分の心が打ち震える場所や景色でもなく、行く度に自分の中の何かが揺さぶられるようなお気に入りの場所でもない、”そこで楽しんでいるゲストの存在”が自身の中の何かを蘇らせてくれるのだろうと思える回答をしてくださっています。
極め付けはなんといっても「好きな時間帯はありますか?」という質問に対する回答です。
「人が活発に動き出すお昼時が好きですね。」
いつでも混み合っているパーク内でも特にお昼時になると、空いてしまったお腹を満たそうとレストランやワゴンやカフェに人が集まって密集度は増してしまいます。
ここに今回のゲストなりの思いというものが潜んでいるのですがそれはまた次章で紹介するとして、あまり人混みが得意ではないぼくなんかはお昼時になると逆にそういった場所には近寄らなくなったりするものです。
お腹が空いていてもいいから離れるという選択肢を選ぶぼくは少し変わり者な気がしますが、多くの方があまり好きじゃない理由でお昼時が好きだと仰るゲスト。
もう疑う必要もないほどに、”誰かが楽しんでいる姿”が自分の幸福度を高めるものと関連していることは明白ですよね。
コロナによって世の中が陰な雰囲気に包まれてしまっている今、どのような気持ちになっているのか再度聞いてみたいです。
ということで『十一人目』となるゲストの人となりが一部垣間見えるような回答をご紹介してきましたが、実を言うとここまでにご紹介してきた様々な回答、そしてぼくなりにそこから紐解ける人となりの中に、さらに別の側面が潜んでいるということがわかる回答がありました。
それこそが今回掲げた「イマジネーションを求めて!」というテーマにもあるように、ゲストとして目の前に広がる夢の世界を受け取る・楽しむというモノの見方以外に、キャストやパークの運営として夢の世界を届ける側の見方で物事を捉えているということです。
次はその辺りを探っていき、みなさんに新たな価値観をお届けできればと思います。
ゲストの好きな「ヴェネツィアン・ゴンドラ」
流れに身を任せながらゆっくりとゲストの楽しむ姿を見るにはもってこいのアトラクションですね!
真正面ではありませんがシンデレラ城です
この景色はもちろん、同じようにこの景色に見惚れている方の姿が好きだと思えるゲストさんは本当に素敵です!
「派手な演出よりもメッセージ性重視です!」
「さあて、みんな楽しんでますかー!」
「『レジェンド・オブ・ミシカ』や『ファンタズミック』のような派手だけれどストーリーが難解だったり、没入感が薄いショーはあまり好きじゃありません。」
「今まで一番印象に残っているショーはありますか?また、あるとしたらなぜそのショーが印象に残っているのかも教えてください」
「シーのドッグサイドステージでやっていた『オーバー・ザ・ウェイブ』というショーが印象に残ってます。ストーリーがしっかりしていて、それでいてクオリティも高いこのショーを無料で観ることができることに驚いた記憶があります。あのステージだからこそできる演出もとても良くて、ストーリーがしっかりしているから最後の臭いセリフや演出もスッと頭に入ってきたんじゃないかなと思います。」
彼女が印象に残っているショーとして教えてくださった『オーバー・ザ・ウェイブ』というショーは、このマガジンのインタビューの中でも何度も目にしたことのある『レジェンド・オブ・ミシカ』というショーと同じ時期にやっていたショーです。
これですね。
これまでで一番大きな隠れミッキーが現れたショーでもありますし、とにかく規模や迫力がすごかったとこれまでのゲストさんも口にされていた伝説的なショーです。
同じ時期にやっていたということは実際にそのショーを調べてから気づいたのですが、それまではこの『オーバー・ザ・ウェイブ』というショーの存在は聞いたことがありませんでした。
つまり誰もが同じ時期にやっていた『レジェンド・オブ・ミシカ』というショーの方が記憶にも印象にも残っているということですよね。
そんな中唯一と言ってもいいほど別の視点からショーを見つめ、夢の国ならではのそのド派手で迫力のある演出ではなく内容やストーリーやメッセージ性を重視して彼女はディズニーという世界を捉えているということです。
今月のマガジンをまとめるにあたって、彼女の影響でディズニーのショートフィルムをかなりの数視聴しました。
その過程でも更なるディズニーの魅力を再発見しているのですが、その中でもゲスト一押しの作品が「リスの汽車ごっこ」という短編だと思います。
曖昧な表現になっているのは、ゲスト自体もタイトルまで覚えていらっしゃらなくて、断片的に覚えている内容をぼくなりに調べて多く該当していたのがこの短編だったからです。
間違っていたとしてもそれほど記事に影響はないのでこのままいきますね笑
ディズニーの短編をご覧になられたことがある方はわかると思いますが、短編という制約がある以上そこにはかなり大雑把なストーリーと簡単なシナリオしか描かれておらず、それをディズニーのお馴染みのキャラクターたちが実に面白おかしく仕上げているからこその話がとても多いのです。
ミッキーが意外と口が悪かったり、プルートが実はボケ担当だったり、グーフィーが一番やばいキャラクターだということも初めて知りました笑
しかしそんな数ある短編の中でもこの「リスの汽車ごっこ」というお話は、強いメッセージ性こそないものの、きちんとした起承転結が描かれている作品の一つだなと見ていて感じました。
チップとデールとドナルドの攻防の話なのですが、どうしてやり取りが始まったのかも、そしてそれが意外な形に落ち着きながら最後にはちゃんとしたオチが待っている。
結構な数の短編を見ましたがここまでしっかりとしている話は稀です。
そんな「リスの汽車ごっこ」という短編こそが、彼女がディズニーにハマるきっかけでもあり、それまでディズニー映画すらほとんど見ない彼女が面白いと思えたものだったそうです。
またできればQ&Aまでご覧になられて欲しいのですが、「自分なりにディズニーに関してもっとこうしたらいいのにと思うことってありますか?」という質問や「あなたの中でのディズニーにおけるタブーはありますか?」という質問への回答には、彼女がいかに”ゲストではなく演出家やプロデューサー目線”で物事を捉えているかということがわかる内容になってます。
ぼくはほとんど確信に近い感覚を抱いていますが、彼女はほぼ間違いなくぼくらのような創作物を生み出そうとしているクリエイターとしての目線が存在しているはずです。
だからこそ一見するとそっちに思考が持っていかれそうなド派手なショーやワイワイガヤガヤのようなパレードよりも、きちんとしたストーリー性が描かれ、そしてそれらから何かを受け取り考えさせられるようなメッセージ性を求めて夢の国へと足を運んでいる。
そう考えながら回答を眺めていると、その全てに彼女なりの楽しみ方だったりどうしてそこに焦点を当てているのかがなんとなくわかるような気がしてきます。
ドッグサイドステージだからこそできる演出がすごかったと前情報をいただいた上で視聴した『オーバー・ザ・ウェイブ』というショーでは、後半に「あー確かに!というかやられたー!」と思わず唸ってしまうような演出が出てくるんです。
この”やられたー!”という感覚って「自分だったらどう演出するかな?」って考えながら物事を見て、さらに自分では想像もできなかったことや自分でも思いつきそうだけど絶妙に難しいことをものの見事に体現させられているものを見た時にしか感じない感情なんですよ。
彼女は確実にこちら側の感性が強めな方です笑
ぜひともこの記事内では紹介しきれない回答も見て欲しいです。
そして最後にはそんな彼女だからこそ感じている、ディズニーの抱える問題を一つ取り上げてお話ししていこうと思います。
『オーバー・ザ・ウェイブ』というショーの衣装を着たドナルド。
彼女の一番好きなキャラクターはドナルドとデイジーです。
これでラジオ体操するのよ笑
にしてもこのド迫力さは圧巻ですね!
『ブラヴィッシーモ』もそうですけど、ハーバーショーはこうでなくちゃって思っちゃう。
「避けられないけれどこのままでいいのか」
「これは一つの意見です」
これは別段”ディズニー”という世界だけの話ではありませんが、あまりにも影響力が強すぎるものだったりその世界観が魅力的すぎるものには、熱狂的ともとれる情熱を傾けてしまう人が出てきてしまいます。
時にそれは常軌を逸したような言動に人を走らせたり、周りが見えなくなり自分を制御できないほどの興奮をもたらしてしまうことだってあります。
それが勝負事だとしたら負けた時に本来は応援しているはずの選手をバッシングしてしまったり、特定の個人を応援しているとしたらその人の言動を自分の理想に近づけたいがあまり周りから見ると嫌がらせとしか思えないような行為に及んだりしてしまう。
今回のゲストは、ディズニーテーマパーク内で時折見受けられるそんな熱狂的すぎるほどのゲストに対して「異質で恐怖すら覚える」と感じていらっしゃいました。
対人トラブルというのはそこに人がいれば引き起こされるものですが、ディズニーのそのあまりにも魅力的すぎる世界観がその引き金になってしまっているという悲しい現実もあるみたいです。
子供や新参者のような勝手がわかっていない人を押しのけてカメラを構える人や、指定されたルールを感情的に破ってしまう人。
そのあまりにも増えすぎたディズニーファンたちの存在が、これから夢の国の住人になりたいと思っている人たちを阻害してしまっているということも見て見ぬ振りはできないことですよね。
あらゆるジャンルのことで同様のようなケースは大なり小なり起きているはずですが、ことこのインタビューに関してもゲスト同士のいざこざやマナー違反というのはよく耳にします。
これもディズニーがディズニーであるがための致し方ないことだと思いますが、やっぱり夢の国では誰もが”子供”に戻ってしまうんです。
童心に返ることは、これまでこのマガジンでもいくつも例を出してお話ししてきましたが、その人にとっては大切な儀式のようなものでしたよね。
けど表があれば裏があるように、そして光が当たると同時に影ができるように、素直でピュアな子供のような感覚になれているからこそ、誰かの行った納得のいかないような行動がより鮮明に頭や心に響いてしまうんじゃないかなと思います。
「ディズニーに行くとカップルが別れる」
という話は、ぼくが一度もディズニーに行ったことがない段階でも知っていました。
その根拠は、童心に返ることで相手の本心が見えてしまう。
相手の本当の姿を知ってしまうからだったはずです。
ディズニーではそのあまりにも長すぎる待ち時間問題というのがありますよね?
それだけ待ってでも乗りたいアトラクションがある。
見たいショーがある。
会いたいキャラクターがいる。
本当にすごいなと思わされます。
ですがその反面その待ち時間にどうしても長時間人を見る時間が生まれるんですよね。
人を見る時間が増えれば嫌でも見たくもない瞬間を見てしまう、聞きたくもない話が耳に入ってくることだって可能性はグンと上がります。
童心に返り全てが色鮮やかに見えている状態で、よりそういった濁った色を捉えやすくなっている。
この現状に彼女は警鐘を鳴らしていました。
自分よりも誰かが喜ぶ姿が見たいと思う彼女だからこそ、自分だけでなく自分と同じような状況の人が同じ思いをしないで欲しいという願いがそこには込められているのでしょう。
もちろんディズニーだってそのことは百も承知でしょうし、新たな試みを導入して改善に動いてくれている姿はぼくよりも皆さんの方が見てきていると思います。
難しい問題ですよね。
そのあまりにも魅力的すぎるが故に起きているというところが、均衡をとる上で最大の難所になってしまっている。
作り手としてはこれほど嬉しい悲鳴はないと言いたいところですが、この先どう転ぶにしてもゲストとディズニーが双方に信頼し合い、お互いに尊敬の念を絶やさないことは必要不可欠だと思います。
どうかこのマガジンがディズニー関係者に届いて欲しいなと願うばかりです。
さあ、ということで今月の『十一人目』ゲスト紹介もそろそろ終わりが近づいてきました!
作り手側の目線で夢の国を訪れる彼女。
恒例の質問には一体なんと答えてくださったのでしょうか。
Q「もし関われるとしたら何をしてみたいですか?」
「演出や脚本や設定などに参加して、ショーを作ってみたいです!」
Q「ではこちらが最後の質問になります。あなたにとってディズニーとはなんですか?」
「”想像力を掻き立てられる場所です”」
きっと彼女の中には彼女なりの理想のショーのネタがいくつも眠っているはずで、もしかしたらそれは誰も思いつかなった革新的な内容である可能性だって大いにあります。
同じく物語や文章を書いている者として、できるならばそういった内に秘めた自分だけの世界というものをどのような形でもいいので形にしてみて欲しいなと思います。
きっとそれだけで頭の中には隙間ができて、そこではもっともっとワクワクするような物語が浮かんできたりするものだと思うので。
ぼくがこのインタビューを始めた理由も、「ぼくもディズニーショーの脚本を書いてみたい!」でした。
何かを形にしたいという思いは、数ある原動力の中でも大きな熱量を発生させる理由の一つです。
彼女がどんな世界を想像しているのか。
彼女のイマジネーションの先には何が待っているのか。
イマジネーションを求めて。
そこにはきっと素敵な物語が広がっているはずです。
ディズニーに関わるすべての方へ感謝。
これまでも、そしてこれからも夢の国を夢の国にし続けてくれているすべてのキャストさんへ感謝と声援を込めて。
ありがとうございます。
そして素敵なお話をしてくださったこちらのゲストにも拍手をお願いします。
ありがとうございました。
この記事が素敵な体験になりますように・・・
写真:あんどうみく
文 :前田亮
4コマイラスト:めしゃ
あとがきと質問と回答と
こんにちは。
勝手にフリーライターと名乗っている前田亮です。
今月もこのマガジンをここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
ここで一つ、これまではこのあとがきや以降のQ&A部分はnoteの記事を購入してくださった方だけが読めるようになってましたが、今回はその設定を組み込まずに誰でも読めるようにしたいと思います。
実際これまで非公開にしていたのは、「どれくらいの方が気になって購入してくださるのだろうか?」というぼくの中の疑問を解消するための実験のような側面が強かったのですが、やはりまだまだ認知度も何もない段階で行っていたのでそれ相応の反応しかいただけていなかったというのが現実でした。
インタビューの内容などを記事にしていいかどうかは全てのゲストさんに事前に了承を得ているので、今月はこういった形であとがきまでをお楽しみいただければと思います。
ということで、今月も無事にこうしてあとがきを書けることにホッと胸を撫で下ろしております。
毎月撫で下ろしてばかりなのでもうほとんど撫でる胸がなくなりかけてますが、それでも自分で書きたいと思って始めたこのマガジンを書けることは毎月の楽しみではあるのです。
ただそのための事前準備やら決して少なくはない文章量の構成を考え、あんどうさんやめしゃさんといった方々への依頼なども含めるとなかなか大変な作業ではありまして、だからこそ一人でも多くの方の目に届いて欲しいなという思いは強くなってしまいます。
三回目の緊急事態宣言が発令されて、ディズニーリゾートはまた入園者数を制限したりと対応に追われてます。
その一方で新しいエリアのコンセプトアートが公開されたり、トイ・ストーリーホテルのオープンが迫ったりと嬉しいニュースも全てのゲストのワクワクを刺激してくれてますよね。
パレードが再開されてもそこにはダンサーは存在せず、楽しみにしていたショーやアトモスなどもことごとく終わってしまいました。
その裏にはたくさんのキャストさんがいたはずで、このマガジンんでも再三に渡って記事にしてきましたが、夢の国が夢の国であるためにはキャラクターだけではだめで、詳細に作り込まれた世界観だけでも成りえません。
アトラクションやショーの完成度やフードの美味しさ、各種サービスやアメニティの充実度など根本的な要素ももちろん大事ですが、どこを切り取ってもゲストと対面して幸せを演出してくれるキャストさんやダンサーさんの存在なしでは完成しないんです。
決して蔑ろにしているなんて感じていませんが、それでも大きく変わってしまった現状があります。
ゲストの求める需要とそれを実際に供給できるかどうかの現実問題は本当に難しい難題だなと思います。
一ファンとして内情をほとんど知らないぼくの想像じゃ到底まかないきれないほどの苦難の道が広がっているかと思います。
ですが、このマガジンでも書いています通り、キャストさんとの出会いで人生が変わった人はたくさんいらっしゃいます。
それもまた事実として、ディズニーに関わる全ての方にこのマガジンが届けばいいなと願っております。
誰でも読める状態にすると決めたからか、かなりカッコつけたような文章になってしまいましたね笑
とにもかくにもこうしてあとがきを書けることに本当に感謝です。
協力してくださった方々にこの場を借りてお礼を述べます。
今月も本当にありがとうございました!
最後になりますが、このマガジンがあなたの今日という一日を潤わせるその一助となりますように。
ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
来月もがんばりましょう!
それでは!
2021年4月30日 文:前田亮
Q&A全集
(一部こちらに掲載できるような質問ではないものもありましたのでそちらは省かせていただきます)
Q1:あなたの性別を教えてください
A:女性
Q2:年齢はおいくつですか(十代などで構いません)
A:40代
Q3:今までどれくらいディズニーリゾートに行ったことがありますか(また頻度はどれくらいか・ランドとシーの割合はどうか)
A:1〜2回/年 (ランド:シー=5:5)
Q4:あなたはディズニーリゾートに何を求めていますか(期待しているものだったり、癒しだとしたら何からの癒しなのかなど)
A:平和な光景(家族や子供の楽しんでいる姿が見たい、自分が楽しむというよりかは人が楽しんでいる姿を見ることが楽しみ)
Q5:あなたにとってディズニーとはなんですか
A:”想像力を掻き立てられる場所”
Q6:今までで一番印象に残っているショーはなんですか(なぜ印象に残っているのかもできれば)
A:シーの「オーバー・ザ・ウェイブ」(ストーリーがしっかりしていて、クオリティも高いのにそれを無料で鑑賞できることに驚いた、ドッグサイドステージだからこそできる演出や臭いセリフが感動できたから)
Q7:悪い意味で印象に残っているショーや演出などはありますか(見づらかった・脚本に感情移入できなかった・衣装など)
A:「レジェンド・オブ・ミシカ」や「ファンタズミック」のような派手だけどストーリーが難解だったり没入感が薄いショーはあまり好きじゃないです
Q8:あなたがショーに求めているものはなんですか(初めてのショーを見る時に何を待っているか)
A:設定とストーリー、理路整然とした内容であること
Q9:閉園になっている今何を思いますか
A:再開した時に今までと同じようにはできないだろうから、前と同じを求めないようにしてます
Q10:あなたから見たディズニーの良さはなんですか
A:非日常を味わえて、ゲストとキャストの共犯関係を本気で味わえる場所、大人の本気の遊び場
Q11:夢の国にもし関われるとしたら何をしてみたいですか(自分が想像できる夢の範囲で)
A:演出や脚本や設定など、ショーを作ってみたい
Q12:観てみたい設定や演出のショーはありますか
A:キャラクターと人間が関わるようなストーリー(現実に置き換えられて自分ごととして捉えることができるようなショー、大人になって改めて理解できるようになるようなショーが観たい)
Q13:あなたが求めるショーにあるべき要素はなんですか(歌/曲/ダンス/衣装/フロート/勧善懲悪なお話以外で何かあれば)
A:ご都合主義のない物語と設定、ゲストが深読みして勝手に妄想が膨らむようなストーリー
Q14:インタビュアー前田亮の、『ディズニーの脚本を書いてみたい!』という構想を聞いて何を感じますか
A:自分もやってみたいし関わってみたいと思います、絶対面白いと思う
Q15:ランドとシーはどちらが好きですか(その理由も含めて)
A:シー(世界観や雰囲気、自分が海外に行ったことがないからこそ海外旅行をしている気持ちになれるから)
Q16:好きなアトラクションはありますか(可能ならばランドとシーで一つずつ・その理由)
A:ランド=「ホーンテッドマンション」、シー=「ヴェネツィアン・ゴンドラ」(海外の様子が味わえるし絶叫系が苦手だから)
Q17:両パーク内で好きな場所はどこですか(その理由)
A:ランド=シンデレラ城が見えるど真ん中の位置、シー=「ヴェネツィアン・ゴンドラ」のあるメディテレーニアンハーバーエリア
Q18:好きな時間帯はありますか
A:お昼時(人の動きが活発だから)
Q19:好きなディズニー映画はなんですか(ピクサーも含み、実写かアニメかも教えてください)
A:基本的にディズニー映画をあまり観ないけれど、その中でもディズニーアニメーションの『リスの汽車ごっこ』というドナルドが汽車で遊ぶ短編が好きです(ディズニーにハマったきっかけでもあるし、面白いと思えたから)
Q20:好きなキャラクターはなんですか(そのキャラクターの何に惹かれているのか)
A:「ドナルドとデイジー」(子供の頃に買ってもらったのがドナルドの人形だったから、改めてドナルドのことを知ってさらに好きになりました)
Q21:好きなイベントはどれですか(お正月/今年のベリーミニーのようなイースターとの間の期間/イースター/七夕/夏/ハロウィン/クリスマス/カウントダウンの主要8イベントを提示して伺いました)
A:ハロウィン(グッズや装飾がかっこいいから)
Q22:好きなグッズはありますか
A:バスタオル
Q23:歴代であなたが好きなディズニーの曲はなんですか(オールジャンル)
A:東京ディズニーシー10thアニバーサリー・テーマソング『It'll be magical』(泣くほど良い曲だと思います、ディズニーっぽさが詰まっているから)
Q24:好きなヴィランズはいますか
A:「アースラー」(キャラクターとして面白い)
Q25:今まで見てきたショーの中で、好きだった題材・テーマのショーはありますか
A:「Be Magical!」(ゲストに扮したキャストがショーに参加していく演出が印象的だったから)
Q26:今まで見てきたショーの中で、好きだった衣装はありますか
A:シーの「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」というイベントの「ウェルカム・トゥ・スプリング」というショーでダンサーさんが着ていた衣装(イタリアの民族衣装っぽくて好きです)
Q27:ディズニーリゾートの中で好きな景色はありますか(なぜ好きかまで)
A:楽しんでいるゲストを座って眺めているのが好きです
Q28:わたしだけかもしれないマニアックな好みはありますか
A:なし
Q29:今までで一番忘れられない出来事はなんですか(ちなみにぼくは初めて行ったディズニーシーで、『インディー・ジョーンズ』に合計で9回くらい乗ったことです)
A:誕生日の時にもらったシールを付けてレストランで食事をしていた時、お会計になってキャストさんが「Happy Birthday!」とサプライズでお祝いしてくれたことが忘れられません。自分以外の人も喜んでくれたことがまた嬉しかったです
Q30:どの瞬間に一番喜びを感じますか
A:入場する時
Q31:ディズニーリゾート内で今までで一番嫌だった思い出はありますか(ないならそれが回答になります)
A:パレードの鑑賞中に熱中症になったこと
Q32:嫌いな瞬間はありますか
A:帰り際にゲートをくぐらないといけないあの瞬間
Q33:ディズニーに対してもっとこうしたらいいのにと思うことはありますか(自分なりにあれば)
A:常に園内が混みすぎているので海外パークのようなゆるさがもっと欲しいですね、日本は大人がガツガツしている印象が強くて、マニアの人たちが最前列でカメラを構えている風景が異質で怖いです
Q34:今後ディズニーでどんな体験がしてみたいですか
A:キャストさんとの交流や触れ合い公演
Q35:あなたの中でディズニーにおけるタブーはありますか(これをされたら引いてしまう、こういう演出は冷めてしまうなど)
A:熱を入れすぎた大人やマニアの方を見ていると引いてしまう(新参者を寄せ付けないような雰囲気すら感じられてしまって、テーマパーク感や夢の国というコンセプトが破綻しているような気になってしまう)
Q36:パークに行く際の必需品などはありますか(季節毎でも構いません)
A:カメラ(持って行くけどいつも撮らないです笑)
Q37:あなたが思うディズニーランドとディズニーシーの違いはなんですか(ランドは子供向け、シーは大人向け以外で自分なりに差別化があれば)
A:ディズニーランド=よりキャラクター色が強い、ディズニーシー=日本独自の世界観で、日本から見た海外の雰囲気を演出してある場所
Q38:ウサピヨ的な新キャラクターはすぐに受け入れられますか(ミッキーの表情や声が変わったことなども)
A:あまり受け入れられなかった(可愛くないしシーの世界観にも合っていないと感じた)
Q39:いくらディズニーでも嫌いなものはありますか
A:待ち時間
Q40:インタビュアー前田亮が忘れることができない、2019年の『フェスティバル・オブ・ミスティーク』や『スプーキー・Boo!・パレード』の完成度は、過去のショーを知っている方から見てどのくらいですか
A:観たことがないです
以上質問Q&Aでした。
それではまた次の記事で会いましょう!
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