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【初心者向け】インスタリール攻略用の動画編集のテクニック&基本技術【動画制作実績400本以上】

こんにちは、SNS研究家のるぅむ(@rm_sns)です。

リールが実装されてから、インスタ界では「動画編集」への重い腰をあげている方も多いかと思います。

これまで画像メインだったインスタグラムにおいて、リールの動画編集は非常に大きなハードルになると思います。

というのも、私が動画編集を始めたのは2年前くらいになりますが、最初のハードルはとても大きかったように記憶しています。

しかし、YouTube用動画を200本、TikTok用のショートムービーを200本制作してきた今となってはただの作業になりました。
初心者だった私でもポイントを抑えれば、無駄な労力をかけずに効率的に再生される動画編集を行えるようになりました。

そこで、今回は初心者向けに誰でもわかりやすい動画編集についてのnoteを書きました。リールに特化したショートムービー用になっています。
無料でかつ10分程度で読める内容になっています。


▼ 注意点

全く動画編集がわからない初心者の方に向けて書いています。

▼ こちらのnoteでリールによるインスタグラムの変化を分析解説しています


ぜひ最後まで読んで参考にしてください。


0.動画編集の必要性


そもそもなぜ動画編集は必要なのでしょうか?

合計400本以上の動画編集をしてきた私の考える動画編集の意味はコチラです。

おもしろい素材動画のうち、つまらない部分を無くしておもしろい部分だけにする
ためになる素材動画のうち、わかりにくい部分をわかりやすくする。もしくは無くす。


残念ながら撮影した動画素材の質が良くなければいくら動画編集技術があっても無駄になってしまいます。

つまり動画編集技術の習得≠リール再生数UPです。

リールの再生数を増やすためには動画編集技術よりも何倍も重要なことがあります。

では、どうやったらリールの再生数を伸ばせるのか?
どうやったら再生される動画素材を撮れるのか?

これらの本質的な情報は3万文字を超えるリール分析noteに詳しく記載しています。
リールの本質さえ理解できれば、あなたのInstagramアカウントを伸ばすことが可能です。

インスタ発信初心者の方でもわかりやすく、圧倒的な情報量と質で解説をしています。
無料部分だけでも有益な内容になっているので、リールをどうにかして活用したい方はご覧ください。


今回のnoteでは、より本質的な動画編集の意義についての説明は割愛して
テクニック面だけをお伝えします。

ですが、動画編集技術を向上させるだけでリールが再生されるようになることは100%無いと断言できます。
数字を伸ばしたい!という方は優先順位を間違えないようにだけお気をつけください。


1.オススメの動画編集ソフト

リールでの動画編集には、高価なPC用ソフトは必要ありません。
スマホ編集で十分だと考えています。

リールには、撮影時に分割で撮影してそれを自動的に繋いでくれる機能や
ストーリーズのように文字を入れる機能がついていますが、

基本的には自分で編集した動画データをアップロードすることをオススメします。
おそらく今後リールのクオリティはどんどん上がっていきます。
1万人以上フォロワーを獲得したいのであれば、動画編集技術は必須です。

オススメの動画編集ソフトはコチラです。

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一回買い切りのアプリで1,200円ほどです。
この他にもCapcutやinshotなど便利なスマホ編集アプリはあります。

絶対にこれじゃなきゃダメということは無いので自分にあったアプリを使いましょう。

個人的にはVLLOが初心者向けで優しいかなと思います。
だんだんと慣れてきたら、Capcutにも挑戦してみるのが良いです。


Capcutの方が若干難しいのですが、その分VLLOではできないような演出や表現のレパートリーがあります。

2.編集技術の紹介と解説


いよいよここからが本編になってきます。

動画編集に大きく分けて、6個の編集技術があります。

大まかな流れを簡単に説明します。

①動画素材をタイムライン(編集画面)に読み込む
②「カット」して不要部分を削除。つなぎ合わせる。
③「トランジション」で動画のつなぎ合わせを自然にする。
④「テロップ」を入れて、わかりやすくする。
⑤「明るさ色味加工」をして、みやすくする
⑥「効果音BGM」をつけて、テンポ感と表現力を上げる


順番に説明をしていきます。

・カット

カットとは、不要な部分を削除して必要な部分だけを残す作業になります。
有料noteで詳しく解説していますが、動画編集で最も重要な技術は間違いなくコレです。

編集画面に読み込んだ動画素材のうちいらない部分をカットしていく作業になります。

カットしたい部分の始まりと終わりを選択してカット
カットした部分を削除してつなげるといった流れになります。

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音声付き動画の場合は、音の波形をみて無音部分をバシバシカットしていきましょう。
これはYouTuberの動画編集でよくやっている技術(ジェットカット)です。

インスタリールでは音声なし動画もよく見ますので、音声ジェットカットを使用するのは一部の人かもしれませんが、顔出しアカウントの方はぜひ使ってください。


この他にも、画像だけをつなぎ合わせた動画を作る際にもつかえます。
画像ごとに長さを調整することが可能になります。

カットの際に合わせて行うべき技術の一つに「ズーム」があります。
「ズーム」を入れるだけで、動画にメリハリがつくため、かなりクオリティが上がります。

動画に変化をつけることはとても重要です。
変化がある動画は飽きがきません。

TVでもお笑い芸人さんのおもしろいリアクションなどはズームでうつされることが多いと思います。

例えば、テレビやYouTubeでは以下のようなシーンでズームを使うことが多いです。

・おもしろい部分(ボケ)
・おもしろい部分(ツッコミ)
・おいしそうな料理
・演者の表情の変化が大きいシーン(泣く、怒る、驚く、笑う)
・ズームしたらわかりやすくなる部分


これらには積極的にズームを使っていきましょう。
VLLOのアプリであれば、「サイズ調整」という項目から調整が可能です。


カットは作業としてはとても簡単なのですが、本当に奥が深い技術です。

不要な部分を切り離して、つなぐことはさほど重要ではありません。

重要なのは、切り離したシーンが本当に不要であったか?つないだシーンが本当に必要であったか?のジャッジです。

何が必要な部分で何が不要な部分かは、おもしろい動画を作り込む能力があるか無いかで判別ができるようになります。

おそらくその能力が無い人がほとんどだと思いますので、(私も最初はそうでした。)
分析をしながらゆっくりと育てていきましょう。

急に明日から身に着けられるほど、簡単なものではありません。


・トランジション

これは画面の切替のことです。
カットして分断された動画素材の接続部分のアニメーションの事を指します。

トランジションには種類がいろいろあります。
フェードやクロスディソルブなどがよく使うトランジションです。
この他にも上下左右にワイプしていくトランジションや、派手に動きながら光ったりするトランジションなどもあります。

ダウンロードしたアプリでいろんなものを試してみると良いと思います。

ここで、初心者の方向けに大切な事を伝えておきます。

トランジションよりも、トランジションが必要ないほど自然につながっているカット技術の方が大切です。

トランジションはアニメーションがある分、動画の秒数を無駄に使います。
ショートムービーでは、僅かな無駄が命取りになります。

そのため、基本的にはトランジションがいらないようにカットすることを第一に考えましょう。


また、トランジションは動きがでてかっこいい動画感が出るので、作った本人はいい動画を作ったと勘違いしてしまいます。(私も昔そうでした)

かっこいい動画=再生される

というわけではないので、頭に入れておきましょう。

クリエイターの自己満足を満たす編集よりも、視聴者に満足される編集かどうかを考えることが重要です。

視聴者満足を満たすトランジションを選択していきましょう。

以上の前提を踏まえた上で、トランジションが有効なシーンをいくつかピックアップしましたので、参考にしてみてください。

①場面の展開

本でいうところの目次の終わりと次の目次の始まりの部分です。

例えば、「オススメコンビニスイーツ5選」という動画であれば、1個目のスイーツと2個目のスイーツの間です。
トランジションを入れる事で、視聴者に「次の話にうつるのだな」という認識を与えられます。


②動画のオチの前

動画の中の一番の見所で演出としてつけるパターンです。

他のシーンでトランジションを使っていなければ、必然的にトランジションを使っているシーンだけが目立つことになります。
そうすれば視聴者に動画の見所を伝えることができます。

③カットだけで接続するのがどうしても不自然な場合

商品紹介や旅行系動画などで発生するのがこのパターンかもしれません。

あまりに大きく場面が変わってしまうので、トランジションなしで場面をつなぐには不自然になってしまう場合があります。
その場合は使用すると良いです。


・テロップ

動画の種類にもよるのですが、基本的にテロップは必須だと思ってください。

テロップが必要な理由は情報の密度を上げるためです。
音声だけの説明よりもテロップ付きの方が視聴者はみやすいし理解しがしやすいです。

また、インスタグラムは特に音を出せない環境下でみている人が多いです。
そういった人たちが問題なく動画を視聴できるようにするためにもテロップは必要です。
情報の密度を上げるという意味でも、常に何かしらのテロップ表示はされている状態が望ましいです。

テロップの注意点ですが、一度に読み切れる量を入れることです。
1秒に10文字くらいが目安になります。
映画の字幕が6〜8文字程度と言われていますが、
ショートムービーの世界の方がテンポが早いので、映画よりも早く1秒で10文字くらいを読んでもらうテンポがちょうどいいと思います。

一つのテロップに文字をたくさん入れる方が編集的には楽なのですが、視聴者目線だと画面が変わらずに退屈しています。

そのため
2秒に20文字のテロップを一つ入れるよりも
1秒に10文字のテロップを二つ入れる方がオススメです。



テロップを入れる際に、フォントや色などについて選択する必要があります。

フォントについては、なるべく見やすいフォントを選択しましょう。
オススメはゴシック系です。
ポップ体のような見辛い文字はあまりオススメしません。
明朝体は感情を表す部分や動画の強弱をつけたい部分に使うのがオススメです。
フォントでかなり動画の印象が変わります。
フォントごとに役割を持たせて、動画に強弱をつけましょう。

色については、文字の外枠をカラーにして、文字色を白にするのが見やすくてオススメです。
逆に文字の外枠を白にする人もいますが、このへんは好みになります。
とにかく視聴者にとって見やすいかどうかを気にしましょう。


・加工

色味や明るさを調整することが可能です。
PCソフトであれば、明暗調整や彩度調整など細部まで設定が可能なのですが、スマホアプリでは残念ながらそこまでの機能は備わっていません。

スマホアプリではフィルターかけする程度になってきます。
明るめに、ハッキリとした色合いにすることが鉄則です。

しかし、インスタに関しては表現の幅が広いので今後リールが浸透してくるにつれて様々な色味が流行ってくるのではないかと考えています。

フィード投稿にあるようなうすピンク系の加工や、淡い茶色系の加工やグレー系の加工がされた動画が流行ってきそうな予測をしています。

これらのトレンドに乗ることも大切ですが、自分のアカウントにあっていて、視聴者が求めているものを分析できているかに関わってきます。
自己満足的な加工はオススメしません。


・効果音・BGM

リールでは、BGMをいくつかの音源から選べるようになっています。
BGMは動画の印象をかなり左右します。
BGMを変えるだけで、ポジティブな動画がネガティブに見えるようなこともあるくらいです。

BGMを選ぶときは、テンポが良いものでみんなが知ってる曲を選ぶのが原則です。

しかし、あくまで原則なので動画の雰囲気にあっていればテンポが遅くとも伸びるBGMはあります。
いわゆるエモい系の雰囲気の動画であればエモい感じのBGMの方が伸びます。(雰囲気に併せましょうという意味です)


自分が好きだからという理由だけでBGMを選ぶのはもったいないので、絶対にやめましょう。

Instagram公式が発表した2021年版のリールアルゴリズム解説にも、音源は非常に重要であることが説明されています。

なるべく流行っている音源の中から、自分の動画に沿った雰囲気の音源を使用しましょう。



効果音については、フリーで落とせる効果音でも構わないのでいくつか入れると視聴者を飽きさせない工夫になります。
例えばYouTuberの神様と言ってもいいヒカキン氏の動画には1分あたり30個入ってることもあります。
(ヒカキン氏は子供向け動画なので、多くしてるという理由もあります)

自分の動画に合わない効果音を入れるのはよくないですが、動画の強弱をつけたり見せ場を演出するためにもいくつか使ってみるのは効果的です。

参考までに効果音が著作権フリーで落とせるサイトもご紹介しておきます。


3.動画編集Q&Aコーナー


こちらでは、Twitterのフォロワーさんや、noteの読者の方から寄せられた質問にお答えしていきたいと思います。

Q.購入した方がいい機材関係は?

初めの頃で初心者向けという前提で回答させていただきます。

スマホ撮影で充分です。
編集ソフトについては上記で紹介しています。
必要なのは三脚です。
ダイソーのミニ三脚で充分なので、カメラを固定できる道具は必ず買うべきです。
照明については、不要です。
晴れた日の日中に、太陽の光が入るように(順光で)撮影すれば安い照明と同じレベルの明るさは演出できます。


もちろん一眼レフやアクションカメラを準備できれば動画のクオリティは上がります。
照明についてもリング照明を用意した方がクオリティが上がります。

実際に私はYouTubeチャンネル運営で使っている機材が揃っているのでそれらを使っています。

しかし、機材のクオリティは再生数には直結しません。

スマホで10万再生取れるようになった時に機材のクオリティをあげたら20万再生になることはありますが、
スマホで1,000回再生しかとれない動画は機材を変えたところで1,500回になる程度です。

再生数を取るためのロジックがわかっていない初期の段階から機材に投資するのは無駄なお金になってしまうケースがあります。

それであれば、良質な有料noteに投資したり、インスタ分析に使う時間をお金を使って準備する方が効果的です。

※例えばパートしてる主婦の方なら、パート代をためて機材を買うよりも、パートのシフトを減らしてインスタ分析をした方が効率がいいです。

Q.手ブレ対策で何か購入した方が良いか?

こちらも先ほどの質問と大筋は似ている回答になります。
その上で回答させていただくと、しいて言うならコスパがいいのはGoProです。
手ブレ補正の質が高いのと、縦ドリの広角レンズに対応できるので重宝します。それでいて価格もそこまで高くないです。(5万円ほど)

リールをきっかけに今後YouTubeにも挑戦する可能性があるのであればなお便利です。登録者2〜3万人くらいのレベルまでであればGoProでも充分に到達可能です。

それと、そもそもですが、カメラを動かす必要がない企画を選ぶのも大切かもしれません。
商品紹介や料理系であればカメラを動かす必要はないので、100均のミニ三脚などで固定すればOKです。


4.終わりに

動画編集は非常に難しいもので、ハードルが高いように感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

やればやるほど、伸びていく技術だからです。
勉強した時間の分だけ、テストの点数が伸びる暗記科目のようなものです。


2〜3ヶ月ほど(早い人であれば1ヶ月)継続して行えば必ず編集の技術はアップします。
厄介なのは、編集の技術がアップしても再生数を伸ばせるとは限らないということです。


冒頭でもお伝えしましたが、リールで再生数を伸ばすためには動画編集よりも大切なことがあります。
知らなければ絶対に伸びることのない数学の公式のようなものです。

○動画編集
→やればやるほど上達する暗記科目
○再生数を伸ばす
→公式を知り、身につけることで伸びる数学系科目


あくまで、今回のnoteにある技術は再生数を伸ばすための公式の元に成り立っているものだと理解してください。

もし、再生数を取るために必要なことがわからないという方は、先ほども紹介したこちらのリール攻略noteを読んでみてください。
リールで初投稿動画を戦略的に800万回再生させて、フォロワーを1万人増やしたノウハウとアルゴリズムの分析を公開しています。

▲ 特典として、フィード投稿に使える最終スライドのテンプレ画像をプレゼントしています。プロフアクセス率がUPしてフォロー率の改善につながると好評頂いています。


無料部分だけでも、参考になる情報は多いはずです。
今後もインスタグラムとリールを中心にYouTubeやTikTokなど私が経験してきたSNS攻略についてのノウハウをnoteで更新していきます。

有料でしかお出しできない情報もありますが、今回のように無料で公開できる情報もあります。

▼ こちらのnoteでリールによるインスタグラムの変化を分析解説しています


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