【一般人動静】音楽講師として過ごす1日

久々の更新です。





首相動静の記事を読んだことはありますか？


首相の朝から晩までの動きや会った人との記録が分単位で書かれ、毎日更新されています。





政治家や芸能人ならメディアを通して1日の動きはなんとなく想像がつくけど、あなたにとってもっと身近な、一般人である自分を取り上げて勝手に紹介します。





そんなわけで今回は、「首相動静」ならぬ「音楽講師動静」


音楽講師としてレッスンのお仕事をする1日を、ただただ紹介してみたいと思います。

11:00 カルシファー

10時過ぎごろから寝ぼけ眼で連絡を返したりSNSをチェックしたりするところからスタート。朝はとっても弱いので、時間をかけてようやくベッドから出られます。

寝ぼけていても、「あと何分寝ていられるか」二度寝の計算だけは冷静的確に脳が回転してくれるのは永遠に謎です。

この日は時間があるので、のんびり朝ごはん。

トースト・目玉焼き・ウインナー・ヨーグルト(いちごジャム)・バナナと小松菜のミックスジュース

みかんジャムを楽しみに起きたり、初めて食べるパンを楽しみに寝たり。
そこそこ単純なので、朝ごはんにわくわくを詰め込むのは大事だと思っています。



ちなみに目玉焼きは半熟派。



外側までプルプルに作りたいのにパルパリになってしまった。黄身は大成功！




もっと出発の早い日は、これくらい簡単に済ませてしまいます。

紅茶・マフィン(ハムは2枚!!)・バナナ・ヨーグルト(ナッツとはちみつ)

火を使えるのは、億劫な洗い物タイムを確保する余裕がある時だけ。

軽すぎると移動中には腹ペコだし、食べすぎると二度寝注意報だしとっても難しい…。

朝の時間のゆとりほど大切なものをはないのはわかりつつも、Vlogのモーニングルーティンみたいな生活している人って本当にいるんだろうか、まったく信じられない

11:45 滝行

朝は必ずシャワーに入ります。

寝癖がひどすぎて、ドライヤーやスプレーなんかじゃ直らないからシャワーでリセットは必須です。

12:00 天才を漁る

シャワーに入り着替えを済ませてせっかくシャキッとしたのに、血糖値があがってくるころ。

眠くて動けなくなってくるので、Apple MusicやYouTubeでいい曲探しをして音楽モードに切り替えます。

時々そのまま意識を失うけど、今日は大丈夫だった！



この日はだいすきな崎山蒼志くんの曲を漁りました。

飾らないことば選びがとっても好きで、なんといってもギターのテクニック。コードのボイシングはシンガーソングライターの枠をはみ出て完全なギタリストだし、右手のストロークはフラメンコギターチックな要素も感じます。

年下だけど尊敬してやまないミュージシャンです。

13:00 教材づくり

今日のレッスンで使う教材を作ったり、ざっくりした1コマのプランを練ってみます。

単なる楽器のレッスンで完結するレッスンは他の人でもできることなので、音楽レッスンと学校の音楽の授業の間のような、良いとこ取りをしたレッスンをするために日々ネタ探しをしています。

4月から進級する小学生たちは時間割が大きく変わるので、急いでレッスン日時のアンケートも作ります。

14:15 200年越しの週刊誌を読む

完全に忘れていた洗い物を済ませ、バスに間に合うように出発。



1人分の洗い物なんて1分で終わるのに、いつも後回しにしてしまう。

電車移動中は、スケジュール調整をしたり、業務連絡を返したり…。そんなことをしていれば、平気で1時間経って到着します。




最近はクラシックの音楽史の本を読んだりすることが多いような。




作曲家を通して曲について理解を深めるというより、音楽史の授業で教われなかったような作曲家のクズなところを知るのがおもしろくて

200年越しの週刊誌気分で読んでしまっています。

15:45 先生モード

今日のレッスンは4名。

今回は「音叉の実験」と「ピアノ大解剖」というコーナーを交えた内容で、1人1コマ約1時間ずつの個別レッスンです。

毎日触れる馴染み深いピアノでも、鍵盤数や成り立ち、発音の仕組みや内部構造なんて気にしたこともない生徒さんが多く・・・

中身をのぞいてみたり、鍵盤を数えてみたり

調律師ではないので分解はできないけど、可能な限りピアノを丸裸にしてしまい好奇心をくすぐる事ができたらなと、そんなねらいの回でした。

そして最後の1名はギター入門のレッスン。

その場で即席タブ譜を書いたら、ものの30分で弾けるようになってくれました👏

20:30 吸引される

4時間ぶっ通しでしゃべって歌って叩いて弾いて…

さすがにクタクタ。

リアルタイムでこの記事を書きながら1日を過ごしていると、ひとりなのに密着取材を受けているような、そんな気分でした。

ブランチしかとっていないので疲れと空腹に我慢できず、スーパーに吸い込まれ

これで機嫌を保っておうちに辿り着けます。