#8 店舗型ビジネスは憧れと安心感を与えること

店舗型ビジネスは、抽象的にいうと店舗を構えてそこにお客様が来ていただいて、従業員がサービスを提供して対価をもらうビジネスだ。ここで売る商品は何なのか、具体的なサービス内容は色々あるが、お客様が満足する前にお客様が来る=”来店したい”と思ってもらう必要がある。

来店したいと思うには主にポジティブな感情とネガティブな感情とニュートラルな感情の3つに分けられると思う。

①ポジティブ:もっときれいになれる、もっと健康になれる
       →ライザップ、エステ
②ネガティブ:痛いところが治る、疲れが取れる、空腹が満たされる
       →整体、牛丼
③ニュートラル:時間を過ごすところが欲しい、ゆっくりしたい
       →スタバ、スーパー銭湯

どんなビジネスもどれか1つだけで成り立っているわけではないが、1つわかりやすい要素があるとお客様の認知度が上がり、その店に行きたい理由が明確になるため、消費行動に移りやすいと思う。

自分が考えている足湯カフェビジネスはマッサージも予定しているが、上記③つがちょうど1/3づつで、消費行動をおこしてもらうには中途半端かな?と思い始めている。店舗型ビジネスは消費者の時間の奪い合いであり、1/3づつだと、それぞれ専門で提供している業態に勝てないのではないかと。。。

ただ、①、②だけの街を想像してみるとわかるが、なんか賑わっているが、行くには何か気が引けるのは私だけではないと思う。街を歩くと①の業態の店が街を歩けばもっともっとと消費行動を迫ってきて、②の店がここがあなたの悪いところだと痛いところを突いてくる。そんな街は少なくとも私は行きたいとは思わない。

そこで今は③の要素をもっと深堀りできないか?と思考中で、youtuberの北原孝彦さんからもらったヒントが憧れと安心感だ。スタバもサードプレイスという空間の提供を掲げているが、カッコいい空間でCoolなPC作業という”憧れ”といつまで作業していても大丈夫という”安心感”を提供しているからこそサードプレイスとして成立しているのではないかと思う。

憧れと安心感を与えることで来店してもらえる店舗型ビジネスを考えたい。


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