あいつならきっと正しく終了しているよ

昨日から僕の頭を悩ませているものがある。

いや、向こうも仕事だからね、無下にするのもどうかとは思っている。

しかし、こんなに融通が利かないというのは、得てして腹立たしいものである。

こちらで可能な限りの努力はした。にもかかわらず、同じ言葉をバカみたいに繰り返されては、ほとほと愛想が尽きるってものだよ。

「目の上のたんこぶ」ならぬ、「右上のたんこぶ」といったところか。

インターネット起動時に「ページを復元しますか？」の通知が毎回出るのはなあぜ？

なぜだ。なぜなんだ。

めっちゃ調べて対応しているのに。

何度も再起動しているのに。

「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」をオフにするとかしているのに。

いやね、毎回「×」を押せばいいだけなんだろうけれども。煩わしいじゃないか。めんどくさいじゃないか。

ぼかぁね、なにも責めているわけじゃないんだよ？　自分のやるべきことをやるのは、そりゃあ大切なことだろうさ。でもね君、だからといってだね、「Chromeは正しく終了しませんでした。」の一点張りじゃあ、さすがの僕だって黙っちゃいないよ。そうだろう？　理由を説明してくれってんだよ。ええ？　なにか間違っているかい、僕は？　理由をだね、説明してくれ、っていってんのよ。なんだい、僕がものすごい悪いやつみたいじゃないか。違うだろう？　そっちの事情がどうなのかは知らないけれども、こっちだっていろいろあるんだよ。ええ？　今、北海道がどうとか関係ないじゃないか。北海道だってね君、今日は30℃超えの真夏日なんだよ？　ぼかぁそんな中をよ、草刈をしていたわけだ。わかるかい？　暑いったらないよ。そうやって文字どおり汗水たらして働いてきた相手に対してだね、こんな仕打ちはどうかと思うよ？　人としてね？　そうだろう？

Chromeのことなら大丈夫だって！　あいつならきっと正しく終了しているよ！　そんなに心配しなくていいから！

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