【2023CL横浜】アルギラそらをとぶピカチュウ　10-4

前回のやりくり型アルセウスファイヤーの解説記事たくさん読んでいただき誠にありがとうございました。 今回、CL横浜にて10-4という微妙な成績でしたが納得のいくデッキが作れました。今後長く使える＋比較的プレイが簡単で今後のシティリーグなどの選択肢の1つにしていただければと思い執筆させて頂きます。有料とさせていただきますが最後までお読みいただければ光栄です。
　

■環境考察

Tier1
・うらこうさくパルキア　
・ロストギラティナ

Tier2
•ヒスイゾロアーク
•ロストバレット
•アルセウス系統(うらこうさく型を含む)
•ミュウ

Tier3
•ディアルガ
•キュレム
•レジギガス

一般的にはこのような感じですよね。近年ではYouTube等で有名な配信者様たちがTier考察をしているので皆さんとの認識もそんなに違わないのかなと思います。個人的には世界大会で活躍したアルセウス＋そらをとぶピカチュウVmaxのデッキ、コオリッポを採用したデッキがいることが予想できる為たねポケモンで戦うデッキの評価はワンランク落ちていました。

■デッキ選択の経緯

1. ミュウが環境から減少したことによりマリィが強く打てる環境になった為マリィを採用できるデッキ。 今のポケモンカードは圧倒的な先行環境だと考えています。先行という最強のテンポをいかに相手に押し付けるかがVデッキの基本です。そんな中、マリィをプレイし相手の動きを鈍らせることは後手捲りの一つになり得ると考えてマリィ採用のデッキを使いたいと思いました。実際CLで序盤にプレイして相手の動きを鈍らせてくれたゲームはとても多くあり、この考えは間違っていなかったと思います。
   これだけ見るとパルキアにマリィ入れれば？と考える人もいると思いますがうらこうさくでマリィを持ってきてプレイすることが本当に強い行動でしょうか？　　　　　　　　　　　　                                                        答えはNoだと思います。カイやメロンをプレイした方が絶対強いですよね。水タイプのデッキはサポートカードにとても恵まれている為、序盤にマリィをプレイすることは強い行動とはいえないです。また、5枚ドローというのはポケカでは、信用度が低くこちらの動きも鈍らせる要因にもなり得ると考えています。ロストデッキもアクロマの実験をプレイした方が絶対いいですよね。マリィなんかプレイしていたら、ギミックが遅れてしまいロストデッキのいいところを潰してしまいます。自分の動きをしていく過程でマリィを強くプレイするということを考えただけでも以外とデッキが絞られてくると思いました。

2.  ロストギミックの追加で多種多様なデッキが存在する＋人数の多いCLということもあり分布がバラけることが予想できました。 これにより特定のデッキに有利というだけでは持ち込み理由としては甘いです。ただし、環境予想でも記載したたねポケモンメタは多種多様なデッキに刺さる可能性が高く、環境内のデッキにも多くイージーwinが狙えると考えました。以上のことからそらをとぶピカチュウorコオリッポを採用したデッキを使用したいと思いました。大型大会でのイージーwinというのは精神衛生的にもとても大きいです。

その他にも初動の安定や上位のデッキに有利をつくことが可能である等ありますが、デッキ選択に置いて基本の「き」のため割愛します。

■調整過程

今回の調整開始は当選発表日からです。JCS以降一切ポケカをしていなかったので、まずはロストギミックを触りました。感想としてはギラティナの280点が強いという印象でした。コオリッポの採用はできるけれど序盤にアクロマをプレイしなければいけなく、自分のデッキ選択テーマからは外れていると思ったので2日くらいしか触りませんでした。 弱点がなく280点を出せるギラティナは、Vポケモン対面で有利をつけることが可能であると気がついた為ギラティナを使用することを決めました。ロストギミック無しでギラティナを使用するには、現状アルセウスがしかないと思います。デッキ選択の条件的にも以下のようにうまく当てはまりました。

•アルセウスを使用する上で過去の経験上マリィとの相性もいいことがわかっていた。

•そらをとぶピカチュウの採用が可能。

•採用ポケモンは違うがデッキタイプ的には世界大会で活躍したデッキであり安定性に実績がある。

コンセプトを決めていると意外とすぐに自分にあったデッキに出会うことができる為調整期間が短くても無駄な時間を省けていいですね。

以降のデッキ解説、有利不利、当日のマッチアップ等は有料となります。
無料部分のデッキ選択だけでも今後の参考となればと思います。

■デッキリスト