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一人でラーメンを食べる時間

ふぅーーーーっ!
ロンゲストナイトVol.2、無事に終了しました。安堵&安堵。
今回は、初めて僕自身が出演しない主催イベントでしたが、とても良い雰囲気になったと感じています。出演者の皆さん、ご来場くださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

Vol.1に引き続き、温度が残っている内に書き殴ることにします。拙いところはご愛嬌。

※と言いつつ、二日にわたって書くことになったので時系列がちょっとズレてます。

※Vol.1の記事はこちら


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昨日は40人以上の人に囲まれていたのに、今は一人でラーメンを食べている。昨日の自分と今の自分は、果たして同一人物なのか、無言でラーメンを啜る僕には証明のしようがない。
誰か誘えばよかったかな、とは思うけれど、僕は一人でラーメンを食べる時間が好きだ。つい熱くなったり、楽しさに紛らわしたりせずに、思考を巡らせることができる。そう、陽か陰かで言ったら確実に陰の者である。

ラーメンを食べながらTwitterをスクロールする。現代人の食事マナーやいかに。
音楽関係のフォロワーが多いので、音楽関係のツイートが当然多い。特に地元の。【激アツイベント解禁】みたいな情報がたくさんあるんだけど、見たような名前ばっかりだ。
そりゃ良いモノは良いので、「何回でも観たい」気持ちはわかる。でも、良いモノは良いので、「何個も知りたい」のだ僕は。そして新しい化学反応に遭遇したいのだ。未知との遭遇。それでこそ【激アツ】だと思ってる。

『ロンゲストナイト』の出演者は、県内1組、県外4組という設定。地元の人間からすれば、ほぼ知らないバンドということになる。
これ、イベンターとしては、正直言いますけど、とんでもない挑戦をしている。
だって基本的に、「得体の知れないモノにお金を払う」ことはしないじゃないですか。僕は絶対にしない。なんでかって、「良いモノに出会える」保証がないから。
でも、「得体の知れないモノ」が「良いモノ」だとわかってたら、それが格安だったら、払ってみる価値有りじゃない?みたいな口調の押し付けがましいヤツは苦手だけど、実際そのくらいの気持ちでプレゼンしてます。
「良いモノに出会えることを僕が保証するので、貴重な時間とお金をわけてください!」

『ロンゲストナイト』という企画は、一人で主催できるギリギリのパッケージだと思っている。演者5組のロングセットフロアライブ、入場料¥1,000、3ヶ月に一回。収支プラマイゼロへの集客目標がうんぬんかんぬん。出演者は被り無し(どこまで被り無しでイケるかしら…)。
なかなかに大変なことをやっているな、とは3日に一回ぐらい思う。胃がキリキリする。でも新しい刺激に触れたい。仲間内で盛り上がるだけでは満足できるハズがない。僕は存外ストイックなようだ。

そんなこんなで迎えたロンゲストナイトVol.2でしたが、好評だったVol.1に引き続き、素敵な夜になりました。お客さんからも、出演者の方からも、嬉しい言葉をたくさんもらって、胃がキリキリしていた日々が報われます。僕は3ヶ月に一回しか報われないのか!?いや、徐々に慣れていくことを祈りましょう…。

会場にてしれっと、【2020年9月 盆地見下ろし型音楽フェス】という【激アツ】な予告をいたしました。早くも多くの方からたくさんの応援をいただき、嬉しさを噛みしめております。お楽しみに。

一人でラーメンを食べながら凝らした思考と妄想が身を結んで、よわい電波のような繋がりを、皆さんと感じられたら良いな。強固な繋がりじゃなくて良い。優しく寄り添ってくれる音楽と人が好き。

頑張ります。
今後ともどうぞよろしく。

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