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自己肯定感さえ高めていけば苦しむこともなくなるのでしょうか?それとも母親や親との傷に向き合うべきでしょうか?

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「幼少期の親子関係により自己肯定感が下がってしまった」

「お父さんがモラ気質だったから幼い頃から自立せざるを得なかった」

「お母さんがどう思ってるか過剰に気にしてしまう」


そんなメンバーからの質問が届きました。


幼少期の親子関係や家庭環境が自己肯定感に与える影響はとても大きく、それにより自己肯定ができなくなってしまうとパートナーシップで振り回されたり人生全体で生きにくさを感じることになります。


なぜ親子関係で自己肯定感が低くなってしまうのか、母娘関係、父娘関係と「お母さんを救えなかったことによる罪悪感」、そして具体的な解決策とワークまで、、、盛りだくさんの内容の記事になりました!




【ご相談はここから】


こちらの記事の中で「お父さんがモラハラチックな高圧的なタイプで、お母さんの手助けを頑張ろうとして甘えたい自分を封印してきた」

という文が出てきましたが、自分はまさにこれです。こんなにもぴったりな例が出てきたことに驚きました。


そこで質問があります。

自己肯定感を高めるために母親への考え方や意識は変えなくて良いのかということです。


父は昔は高圧的なタイプでしたが、今はかなり丸くなって高圧的な態度を取ることはなくなりました。

しかし、私の中で「いつ地雷を踏んで怒られるかわからない」「母を守らないと」という考え方は根強く残っていると思います。


まさに今日母と買い物に出かけていて、その最中「疲れてない?」「休む?」と言ってずっと気を遣ってしまい、疲れてしまいました。

専業主婦だった母は今フルタイムで働いていますし、意外と体力があることも知りました。頭ではわかっているつもりです。


無意識のように気を遣っていて、そんな自分がきつくて嫌なのです。


記事の中に出てきた自己肯定感の高め方は早速実践しているところです。

しかしやはり根本にあるのは両親への考え方や意識だと思います。

自己肯定感を高めていけば、苦しむこともなくなるのでしょうか?

それとも別の方法で母親への考え方や意識は変えるべきなのでしょうか?


回答いただけると幸いです。よろしくお願いします。


【ここまで】



ご相談ありがとうございます~!

あと記事も深く読み込んでいただいたようで追加の質問もすごく嬉しいです。


これはRKメンバー各位に是非お伝えしたいことなんですが、記事を読んだり音声を聞いたりして「ふむふむなるほどな」「うんうんその通り」と共感してもらったり納得してもらったりするのはとっても嬉しいんですが、できればこの質問者さんみたいに他の質問者からの相談記事などであっても「自分ごと」として考えて欲しいんですね。


例えばこの質問者さんであれば記事を読んだうえで「確かにうちはモラハラ父だったなー」「母を守るために幼少期からめっちゃ緊張してたなー」「おかげで母軸になっちまってるなー」「このままじゃ自己肯定感にも良くない影響があるよなー」と自分ごととして咀嚼し、質問を送ってくれてるわけです。


こういう感じで私のコンテンツを使い倒していただくことにより、めちゃくちゃ理解が深まりますし、「読んで終わり」ではなくなりますし、パートナーシップや現実を良くするアプローチをかけられますし、そうすることによって実際にパートナーシップや現実は変わっていきます。



私の配信しているコンテンツを「自分ごと」として考えていただくことにより理解が深まり、理解が深まることにより「あ、じゃあ試しにこれやってみようかな」というモチベーションがわき、「あ、じゃあ試しにこれやってみようかな」とアクションを起こしていくことにより現実世界がどんどん変わっていきます。パートナーシップもどんどん変わっていくんですね。

なのでなので、RK読者諸氏は最初の一歩目として私のコンテンツを全て「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉えて欲しいんです。


なお、「こやつ何かいつも良いこと言ってるな」と毎日Ryuta.K公式noteを覗きに来てくれてるそこのあなた!RKサロンの方、そろそろどうですか!




ーー記事の中で「お父さんがモラハラチックな高圧的なタイプで、お母さんの手助けを頑張ろうとして甘えたい自分を封印してきた」

という文が出てきましたが、自分はまさにこれです。こんなにもぴったりな例が出てきたことに驚きました。 ーー


まず前提部分を共有させていただきますと、質問者さんがおっしゃってる「こちらの記事」では自己肯定感と自立系女子の関わりについて解説させていただきました。

そこで「ちゃんとしすぎ」「頑張りすぎ」「完璧主義すぎ」な自立系女子は実は自己肯定感があまり高くなくて、それどころか自己否定の傷を抱えてるんだよ~というお話をした上で、その傷の原因の具体例を記事中で列挙させていただきました。

その具体例のひとつが質問者さんがあげてくれた「お父さんがモラハラチックな高圧的なタイプで、お母さんの手助けを頑張ろうとして甘えたい自分を封印してきた」 というやつなんですね。


(ここでは触れませんが他にも記事中ではさまざまな具体例をだしてまして、それが「めっちゃ響いた」「分かりやすかった」と好評いただいてるのでよかったら見に行ってみてください。)




自立系女子が「自立」する背景には本当に様々な理由があるなかで、この「モラハラ父」の例は割とよくある方なのかなと思います。

パートナーシップには「バランスの法則」というものがありまして、「モラハラ父」のパートナーはけっこうな割合で「気弱な母」であることが多く、娘の立場からすれば幼少期から「いつもお父さんに怒られてるお母さん」「いつもお父さんに泣かされそうになってるお母さん」「いつもお父さんに振り回されてるお母さん」「いつも気を遣ってるお母さん」を見てきていることになります。


それゆえ、「私がお母さんを守らなきゃ」「私がしっかりしなきゃ」「私がお母さんを笑顔にしてあげなきゃ」と幼いながらに心理的な自立を強めることになるんですね。

その自立的な思考習慣、「お母さんをかばうために強くならなきゃ」というマインドが今もなお質問者さんに色々なモヤモヤ感を与えてしまってるようです。



すなわち、


ーー私の中で「いつ地雷を踏んで怒られるかわからない」「母を守らないと」という考え方は根強く残っていると思います。 ーー

ーーまさに今日母と買い物に出かけていて、その最中「疲れてない?」「休む?」と言ってずっと気を遣ってしまい、疲れてしまいました。 ーー

ーー無意識のように気を遣っていて、そんな自分がきつくて嫌なのです。 ーー



この部分ですね。



質問者さんの場合は「お母さんを守りたい」と頭がいっぱいになってしまう「母軸」に苦しんでるという自覚があるようですが、「お父さんの地雷ポイントが気になる」という「父軸」にも苦しめられてるみたいですね~。


幼い頃からあっちにもこっちにも気を遣いっぱなしで本当にキツかったと思います。



「モラハラ父」パターンですと「母を守るために自立する」という側面と同時に「父を不機嫌にさせないために自立する」という側面もまた出てきます。

お父さんを不機嫌にさせたら質問者さん自身に当たられる可能性があるのはもちろん、お母さんに矛先が向く可能性があるかもしれません。


あるいは、お母さんに矛先が向くパターンの方が多いでしょう。

心理的に自立する以前の幼少期の質問者さんが「お父さんの地雷を踏む行動」をしてしまったとする、それによりお父さんが激怒しお母さんに対して高圧的に振舞うとする、そうなれば質問者さんは幼いながらに強烈な罪悪感も抱え込むことになります。

「私があんなことを言わなきゃよかったんだ」「私があんなことをしなければお母さんは怒られずに済んだんだ」「私がもっとしっかりしてればお父さんを怒らせずに済んだんだ」こんなことが繰り返されればあるいは、「私なんて存在しない方がいいんだ」という自己否定にまで行きついてしまうかもしれません。

お母さんを守れなかった無価値感、お母さんにいつも大変な思いをさせたことによる罪悪感、強い自己否定は、質問者さんの強烈な自立心のもとになり、今の今まで質問者さんを苦しめてることかと思います。

私の推測による部分や一般論的な部分も大きく、もしかしたら罪悪感などの事例は当てはまらないかもしれませんが、質問者さんがとてつもなく自立していてとてつもなく生きにくさを抱えてるのは確かでしょう。





ーーそこで質問があります。

自己肯定感を高めるために母親への考え方や意識は変えなくて良いのかということです。 ーー

ーー根本にあるのは両親への考え方や意識だと思います。 ーー



ここに気づいたのは流石でして、「最近参加した」とは考えられないほどです。

きっとお母さん、お父さんの問題について相当悩んでいて、心理学など色々な勉強をしていく中で当noteを見つけてくれたのだと思います。

「自己肯定感を高めるために母親への意識や考え方は変えるべきか?」

この質問に対する答えは紛れもなく「イエス!」です。



ただ、「変えるべき」という風に自分への強制感を持たせてしまうとそれがまた苦しみを生むことになりかねませんので、正しくは「母親との問題に向き合う用意ができてるなら是非向き合った方がいい」という答えになります。

あくまでも強制ではなく、「もし向き合う準備ができてるなら少しづつやっていきましょうか」というスタンスが良いと思います。


実はあげてくれた記事で「自立の手放しには二通りのアプローチがある」ということを書いていましたが覚えているでしょうか。

ひとつは「自己肯定感を上げる」というアプローチで、もうひとつは「自己否定を手放す」というアプローチになります。

書いてくれた記事でご紹介したのは「自己肯定感を上げるアプローチ」の一例でして、
母親への意識や考え方を変えるのは「自己否定を手放すアプローチ」の方に近いやり方になります。



すなわち、「お母さんへの執着がそのまま、ありのままの自分でいることを妨げてしまってる(自己否定)に繋がるから、お母さんへの執着は手放していきましょうね」ということになります。

質問者さんが自覚されてる通り、無意識に気を遣いまくってる(=お母さんへの執着)から、ありのままの自分でいられずとても苦しいんです。

自己肯定感とはすなわち、「ありのままの自分でいられている度合い」のことでした。

お母さんへの執着/お母さんの「価値観」への執着を手放していくことは、実は自己肯定感を上げる王道でしてnote内でも関連の記事をいくつか出しています。



執着を手放すワークはたくさんの種類があります。

そのうち簡単かつ高い効果が期待できるものをご紹介しますと…


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