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無価値感を乗り越えたその先に何があるのか

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「無価値感を癒やして自己価値を受け入れ、自己肯定感を高めたその先には何があるんでしょうか?」そんな質問が読者から届きました。


確かに、「自己肯定感を上げる」「無価値感を癒やす」というテーマで記事を書くことが多くても「その結果どうなるか」に特化して記事を作ったことはなかったかもしれません。

良い視点だなと思ったのでテーマにさせてもらいました。

自己肯定感を上げることで得られる効果の具体例を「質問者さんの場合」と「パートナーシップ」「親密感への怖れ」に分けて解説しましたので是非読み進めてみてください。


***


【ご相談はここから】  


無価値観の記事を読んで、自分のことだなあとすごく納得してしまいました。

私は起業もしていて、見た目、コミュ力に自信がありつつも、いつも自信がなくて、人から見抜かれることにおびえてます。

そんな自分を変えたくてTwitterから購読しました。読んでみたらめちゃおもしろいし、内容も詰まっていて、自分の課題を解決できそうでわくわくしてます。本当に素敵なコンテンツをありがとうございます!!

実際に記事を読んでワークを実践するうえで、一つ疑問に思ったことがあります。成功例がわかりません。

例えば無価値観を感じている事例は私そのものですが、自分に価値を感じられる人はどう言うふうに考えるのか、それが一例でも知れたらなんとなくイメージしやすくなってワークもやりやすいんじゃないかなあと思いました。

無価値観を脱却した後の自分に変に理想を高く持つのも苦しいですし、、

一度そう言う記事を作ってもらえたらとてもうれしいなと思いました!


【ここまで】



ーー私は起業もしていて、見た目、コミュ力に自信がありつつも、いつも自信がなくて、人から見抜かれることにおびえてます。ーー



質問者さんのようなこういった例は「ザ・自立系女子あるある」という感じでして、仕事には自信がある、容姿にもある程度自信がある、コミュ力にもまぁまぁ自信がある、収入も申し分ない、経歴にも華がある…

だけど、「何だか漠然とした不安を抱えている」「本質的に自分を信じられてない」「心の底から自分を信頼できない」「見抜かれることに怯えてる」なんて思う瞬間が日常生活でけっこう頻繁に現れるんですね。

総括すれば、「自信はあるんだけど自己肯定感が低い」と言えるのかもしれません。


質問者さんが言ってくれた無価値感という言葉を使うのであれば「自信があるけど無価値感も強い」という風にも言い換えられますね。


(質問者さんが読んでくれた「無価値感」の記事)


「自信」と「自己肯定感」はニュアンスが近そうな言葉でしてつい混同されてしまいがちですが、RK流では大きく異なる概念になります。


「自信」はどちらかと言えば他人軸的でして、比較、優劣、競争、マウント、世間的な評価、他者からの目線、社会的な成功などを通じて得られるものでして、相対的にゆらゆらと揺れがちなものです。

言い換えれば、場合により獲得したり失われたりするのが「自信」です。

例えば、「ビジネスで成功したから私には自信がある」と言う場合、その自信は「ビジネスの失敗」により簡単に失われてしまうものです。

あるいは、自分が一定の成功をしていても比較優劣で「より大きな成功をしてる人」が現れたら自信を失い、自己否定に走ってしまうかもしれません。



また、「かっこいい彼氏ができたから私には自信がある」と言う場合、その自信は「彼氏との別れ」により簡単に失われてしまうものです。

あるいは、女友達が「もっとかっこいい彼氏」を連れて歩いてたらその自信は木っ端微塵に粉砕されてしまうかもしれません。

さらに、「彼氏に尽くされて愛されてるから私には自信がある」と言う場合、その自信は「彼氏の態度」により簡単に振り回されてしまうものです。

彼氏が尽くしてくれれば自信がわいてきて、彼氏が優しくしてくれなければ自信を喪失してしまう、、、それっていつも言ってる「彼軸」に他なりませんよね。



別の例では、「容姿が良いから私には自信がある」と言う場合、その容姿の「良い悪い」って絶対に他者との比較の中から生まれてきてるはずなんです。

「あの子より私のほうがチヤホヤされてるから自信がある」「インスタであの子より私の方が写真写りがいいから自信がある」ということであるはずなんです。

これもまた他人軸ですよね。自分の価値基準を人との比較においてしまってるから。

極端な話、その自信は「もっと美人な子」の隣に座るだけで失われてしまうかもしれません。

辛辣な例を長々と書いてきましたがこれがRK流ということでお許しください笑



カチンときた人も多いと思います。

「え、いやいやw」と思った人も多いと思います。

でも、カチンときたぶん、「え、いやいやw」と思ったぶん、もしかしたら図星をついてしまってるのかもしれません。

怒りって、「よくよく考えれば正論だけど絶対に認めたくないこと」に対して生まれがちだからです。


自信は場合により獲得したり失われたりするという風に先ほど言いましたが、見てきたように自信って、「○○したから自信がある」「○○できたから自信がある」「他者から○○と言われたから自信がある」みたいな感じで、いわば「条件付きのもの」でして案外もろいものなんですよね。

つまりその「○○」がなくなってしまえば自信もまた簡単に失われてしまうんです。



その一方で、「自己肯定感」はあくまでも自分軸的なもので、外部の評価や他者目線、成功や失敗にはあまり左右されないものです。



自己肯定感が高い人の根底にあるマインドは「私は私」でして、どんな自分でも受け入れていこうというものになります。

「自信」は他者評価や外部の基準、人の目線、成功や失敗に振り回されるものだというお話をしてきましたが、「自己肯定感」はその逆なんですね。

先ほどの例で言えば、ビジネスで失敗しようが成功しようが自己肯定感が高い人にとっては「私は私なんだからそれでいいじゃないか」という感じになりますし、恋愛や婚活で失敗しようが成功しようが「私は私なんだからそれでいいじゃないか」という感じですし、人と比べて容姿やスタイルが悪かろうが良かろうが「私は私なんだからそれでいいじゃないか」という感じになります。

もちろん自己肯定感が高い人だって凹むことはありますし、ネガティブ思考に陥ることもありますが、その度合いは自己肯定感が低い人よりも格段に低く、また立ち直りも早いです。

嫌なことがあったり失敗したりしてしまっても「まぁ、それでいいじゃないか、それが私なんだから」というマインドでいられるのが自己肯定感が高い人なんですね。

こう見てみると「自信」と「自己肯定感」はまるで真逆の概念だということがよく分かってもらえると思います。




ーー例えば無価値観を感じている事例は私そのものですが、自分に価値を感じられる人はどう言うふうに考えるのか、それが一例でも知れたらなんとなくイメージしやすくなってワークもやりやすいんじゃないかなあと思いました。ーー



「自己肯定感が低い状態」とは「無価値感が強い状態」のことでして、「自己肯定感が高い状態」とは「無価値感が薄まってる状態」のことです。

よって、質問者さんのこの質問への答えは…


上で書いた通り「ありのままの自分を受け入れることができる」というようになりますが、より具体的に見ていきましょう。



例えば質問者さんは「無価値感が強い状態だから人に見抜かれるのが怖い、いつも怯えてる」という風に自覚しています。

これを私なりに噛み砕くのであれば、「無価値感が強く自己肯定感が低い」→「ビジネス、容姿、コミュニケーションなど外面的な部分は華々しくても自分の本質的な部分に質問者さん自身が疑いの目のようなものを持っている」→「私は本当に素晴らしいのだろうか?私は本当は優れていないのではないだろうか?という気持ちがある」→「その部分を見透かされるのが怖い、本当の私を暴かれたくない、だから外面的な社長としての自分や容姿の方を見て欲しい」という感じになるのですが当たってますか?

この場合、自己肯定感が低い人(=質問者さん)は「私の本来的な部分を見抜かれるのが怖い!」と考えますが、自己肯定感が高い人(=自分に価値を感じられる人)は「外面的な私を見てくれても内面的な私を見てくれてもどちらでも構わない」「どっちも私だから」という風に考えると思います。



ワークなどを通じて質問者さんの自己肯定感が上がっていったら「外面的な自分」も「内面的な自分」も肯定できるようになります。

「まぁ、どっちも私だしどっちも素敵だよね!」という考え方になります。

よって、「社長としての私を見てくれてもかまわない、容姿とかスタイルを見てくれてもかまわない、コミュ力とかを見てくれてもかまわない、より本質的な部分を見てくれてもかまわない、女としての私を見てくれてもかまわないし、人間としての私を見てくれてもかまわない」という風になるのではないでしょうか。

自己肯定感の話をすると「表面的な経歴とかはどうでもいいのですね!」「他者比較は全部捨てるべきなんですね!」「容姿とかは全く気にしなくてもいいのですね!」という感じで、社会的な評価や他人の目線、いわゆる他人軸的な部分を「否定」してしまう人が多いのですが、自己肯定の考え方としてはそういった「他人軸的な部分」も「自分軸的な部分」も全部自分としてありのまま受け取る、許可するという方がしっくりきます。


「何にせよ自分なんだからそれを受け入れていいよね」という考え方ですね。


言うまでもなく、こういうマインドでいられると本当に楽になります。

「頑張るor頑張らない」「競争するor競争しない」「正解を求めるor正解を手放す」「他者評価を目指すor自分らしく生きる」というような「選択」ができるようになるからです。



Ryutaらしくパートナーシップの例も挙げておきましょうか。

「どんな自分でも私は私なんだし良いよね~」と思えるようになるとパートナーシップ、恋愛、婚活もとても楽になりますし、幸せになれますし、何より純粋に楽しめるようになると思います。

パートナーシップの具体的な例では、

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