書くことと私

心理学、パートナーシップ関連の記事ではないけど、今回は「ライフワーク」関連の話。

書くことと私について書いてみようと思う。

珍しくエッセイ調の記事なので、興味がない読者はスルーしていただきたい。



私は、書くことが好きだ。喋るのも嫌いではないけど、書くことのほうが好き。
それはRKサロン時代やそれ以前から私の発信を追ってくださっている読者であればきっと何となく悟っていると思う。「喋り」の記事より「書き」の記事の方が、私の肌感覚では熱量がこもってるのではないかと思う。もちろん、「喋り」の記事だって全力で作り込んでることは言うまでもないのだけど。

私は元来かなりのあがり症で、今ではずいぶんマシになったとはいえ、喋ることについては(好きなんだけど…)今もなお、そこまで得意意識はもっていない。生来的な苦手意識に加え、「発言」した瞬間に言葉(…というか、概念?)がこぼれ落ちていく感じが何となく好きではないのだ。「あぁ、これでは俺の真意がちっとも伝わってない….」と後悔するあの苦味のような渋みのような感覚が好きではないのだ。

その点、言葉を文字に起こす際には「間」があるのでなるべく言葉がこぼれ落ちないように留意することができるし、「あーでもない」「こーでもない」と留保をつけながら、伝える努力をすることができる。

ついこの前ツイートしたマツコデラックスさんの「個体と個体が分かり合うことはないのよ」という言葉の通り、私がいかに文字や、言葉を尽くしたところで、私の真意をまるっと100%読者に伝えることはできないとは言え、つまり、100分かりあうことはできないとは言え、私にとっては「喋り」より「書き」の方が格段に伝える努力をしやすい。私が、私の考え方を伝えるツールとして、「書き」の方がより適しているのでは?と いう自己分析だ。もちろん、RKサロン以前の時代から合わせればおそらく100本近くは音声配信をしてきたし、ありがたいことに「喋り」も多くの方にご好評をいただいているのだけど、私自身の「伝える努力をできた!」という納得感や充実感は、「書き」の方がより大きいのである。



私と「書き」の付き合いはかれこれ10年ほどさかのぼる。

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