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明けましておめでとうございます。帰省は楽しいけど、親やら親族やら何やら色々気を遣って「他人軸」になっちゃうよねという話

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【ツイートはここから】


幼少期に苦しんだ経験があると「嫌われたくない」という思いが強くなる。何かをするたびに「否定的な言葉」が飛んできたから。

相手の否定的な態度や表情に過敏になり、意識せずとも反射的に「良い人」を演じてしまう。自分軸が弱まり、雑に扱ってくる人にまで良い顔をすることも多い。

大切なのは、
・自分軸を大切にすること
・人は人であり、自分は自分である
という意識 です。


【ここまで】



RKメンバーのみなさま、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

年始いかがお過ごしでしょうか。私のもとにはメンバーからの新年の抱負がいくつか届いていまして、「今年こそは絶対結婚して幸せになったります!」というご報告や、「年末にRyutaさんを知ったばかりなので自分軸に向き合い力をためる一年にしたいと思います」という力のこもったメッセージをもらって、私自身もキリっと身が引き締まりました。

年始は妻と初詣に行ったくらいでして、ここ数年に引き続き親族の大規模な集まり等も特になく、執筆活動に専念できています。今年もコツコツ更新していくのでRKマガジンのほう引き続きよろしくお願いします。まだ購読してない方へ。めちゃくちゃお得になっていますので是非この機会に購読してね。2023年はもっと自分らしくもっと幸せになりましょう。



さて今日の記事は親子関係についてですね。最近は親子関係を主題に記事を書くのは実は久しぶりな気がします。最近は自分軸とか自己肯定感とかに寄ってた気がします。でも、自分軸にせよ自己肯定感にせよパートナーシップの問題にせよ深層心理的な問題を扱うことに違いはありませんし、その根源には必ずと言っていいほど親子関係の問題や傷や、(顕在化してない)モヤモヤがあるものです。



ーー幼少期に苦しんだ経験があると「嫌われたくない」という思いが強くなる。何かをするたびに「否定的な言葉」が飛んできたから。ーー



年末年始に帰省した人は、久しぶりの親との再会で嬉しい気持ちや懐かしい気持ちもある反面、この機会に改めて親子関係について色々考えたり、モヤモヤを感じたり、「うわ、お母さん昔と変わってないなー」なんて感じるシーンもあったのではないでしょうか。
RK購読者のお姉さま各位は婚活している人も多いので、「アンタそろそろいい人いないの?」と親戚が集まる前で話のネタにされたり、「ご近所の○○さんのところの○○ちゃんも結婚したらしいわよ」なんてささやかな圧をかけられたり、「まだ独身って本気で大丈夫?お母さん心配だわ」なんてガチオブガチな心配をされたりなど、お正月にもかかわらず精神的に疲労困憊になってしまった女子もいるのではないでしょうか。お疲れ様です。

心配性で娘のことをまるで自分ごととして捉えてしまうお母さんは非常に非常に多く、それがいきすぎて「過干渉ママ」と化してしまうことも往々にしてあるわけで、思春期やら多感な時期には「クソババァうぜーな」なんて悪態もつきたくなってしまうわけなんですが、もちろんこれは「過干渉」して子どもを困らせたい、子どもに圧をかけたいということではなく、母親なりの愛情の裏返しということなんですよね。

まぁ30前後とか40前後とか婚活する年齢になってもなお、あれやこれやと言われてしまうのは「子離れできてない感」も若干なくもないのですが、ベースには無償の大きな愛があるわけでしてそれは受け取っておきたいところです。


そのうえで、「ママンがうるさくて疲労困憊」「もういい加減にして」「いつまでも子どもじゃないんだから」そんな反発心がでてきてしまったときこそ、毎度毎度おなじみの「自分軸」に立ち返ってあげる必要があるんですね。



ーー相手の否定的な態度や表情に過敏になり、意識せずとも反射的に「良い人」を演じてしまう。自分軸が弱まり、雑に扱ってくる人にまで良い顔をすることも多い。ーー



RK購読者はだいぶ免疫がついてると思うのですが、それでもなおこのお正月、「お母さんの顔色を伺ってしまう」「お母さんに振り回されてしまう」「お母さんの求めてる自分であろうとしてしまう」ついそんな「母軸マインド(父軸マインド)」になってしまったという人も多いのではないでしょうか。

実は、昨日早速感想フォームからタイムリーに「もともと他人軸がひどくてRyutaさんのnoteを読み始めたのですが、少しずつ変われた一年でした。今年こそは母や家族の空気感に飲まれず自分軸で行くぞ!と帰りの新幹線で決意を固めつつRyutaさんの記事を読んでいたのですが、いざ親族や母を目の前にすると昔からの『良い人』な自分が芽を出してきてしまい、ほんとまだまだだなと思いました」というシェアを送ってきてくれた読者がいまして、素晴らしいなと思いました。自分を褒めてあげて欲しいなと思いました。


というのも、もともと他人軸や母軸が強かったということで、まずはそれを「意識」できたのがほんと大きな第一歩だからです。ほとんどの人は他人軸やら母軸やら自分軸やらを「意識」することなく大きな感情の波に飲み込まれてしまいます。
第二に、「自分らしくあろう」というコミットメントを新幹線のなかでしていたのも素晴らしいです。「言葉が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば未来が変わる。」そんな格言があるように、先立つものは言葉、、、、つまり、コミットメントです。「私はこうする」と言葉で決断することが何より大事なんですね。これは今回だけでなく、今後ずっと決意し続けて欲しいです。
第三に、フィードバックを私にシェアしてくれたことも今後の人生に役に立っていくと思います。というのも、「やろう」と決めたことを実践してみてそれをやりっぱなしにするんじゃなくて、それを自分なりにまとめてみたり言語化することで今後も要意識できるようになっていくからです。もちろん私へのご感想という形じゃなくても、日記やTwitterなどに書き留めておくのでもいいのですが、私に感想をくれることでこんな風にさらにフィードバックを返してあげることができます。毎度何を書くか困ってるRyutaさんの記事のネタ提供にもなりますし、何より感想をいただけることでRyutaさんが喜ぶということで、一石二鳥どころか一石五鳥くらいありそうです笑


自分軸とか他人軸って言葉にすると「易し」に見えますが、実際のところはとてもとても深い概念でして、なんなら一生を通じて追及していくようなものです。そう簡単にはいきません。ですが意識をしていくことで少しずつですが自分らしさを取り戻していくことはできます。

ご感想を送ってくれた方のように、読者のみんなもコツコツやっていきましょう。もちろん私だってコツコツやっていきます。自分軸とか自己肯定感とか自分らしさに「完成形」はないわけです。人はどこまでも自分らしくなれますし、どこまでも精神的に豊かになれますし、どこまでも幸せになれます。



ーー大切なのは、
・自分軸を大切にすること
・人は人であり、自分は自分である
という意識 です。ーー



親に過干渉されがちで、「いつも親の言うことを聞いてきた」「いつも親のご機嫌を気にしてきた」「いつも親に対して良い人であろうとしてきた」そんな人にとって、心理的なラスボスは親であることが多いです。


例えば、「パートナーシップで苦労している」「相手となかなか親密な関係になれない」という場合は、親子関係で苦労しすぎたという場合が多々あります。この世で最も近しい関係である親子関係で嫌な思い出が多いと、「相手に近寄られるということは自分がダメージを受けることだ」という観念が強くなり心のブロックを置くようになります。
さらに、「良い顔しいな自分」がパートナーシップを妨げることも多いでしょう。「自分の欠点を悟られたくない」「自分の本質に踏み込まれたくない」という思いが強ければ彼との関係を深めていくことが非常に困難になります。

こういったケースを「親密感への怖れ」とも言うのですが、詳しくはこちらもご覧ください。



また、「自分らしく生きられない」「ちゃんとしすぎてしまう」「ほんとうにやりたいこと、ライフワークが分からない」という場合なんかも親子関係に根があることが多いですね。
親との関係で「やりたいことをやると怒られた」「いつもしっかりしてなければいけなかった」という深層記憶が強いと、無意識的に「ちゃんとした自分」を演じるようになります。もちろん自分が「ちゃんとした自分を演じてる」ことは把握できていません。無意識的ですからね。その「ちゃんとの仮面」があまりに顔面にピッタリ張り付きすぎてしまい、周囲から見ても自分から見ても自分を「ちゃんとした人間」だと思い込んでしまうわけなのですが、その観念が「自分らしさややりたいことが分からない」という苦しみにつながります。要は、「やりたいこと」ではなく「やるべきこと」に終始しすぎていた影響で自分が分からなくなってしまっている状態です。それも親子関係から読み解くことができるんですね。


問題解決はいつでも現状認識から行うことが重要です。



ここでの現状認識とは、

・幼少期から親に干渉されつづけてきたな
・幼少期から親に振り回されてきたな
・幼少期から親を怖れていたな
・幼少期から親の期待に応え続けてきたな
・幼少期から良い子ちゃんし続けてきたな

そんなことですよね。



その上で、さきほどのご感想をくれた方のように、

・今後は自分らしさを大切にします
・今後は自分軸であろうと思います
・今後は「ちゃんと」を手放します

そんなコミットメントを強くしていくと良いでしょう。



大切なのは「毒親が悪い」「毒親のせいで」「毒親ガー」と親に責任を丸投げする発想ではなく、過去を客観的に認識した上で、「その後自分がどうしていくか」「その後自分がどうしたいか」という未来に目を向けていくことなんですね。

ちょっとずつコミットしていきましょう。2023年もよろしくお願いします。


「親子関係の傷」と向き合う記事。




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