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女性特有のマウント合戦になる本音トークが苦手で、コミュニケーションを避けたくなってしまいます

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【ご相談ここから】


送信者:迷子さん


いつも読み応えのある記事をたくさん発信してくださりありがとうございます。

私は、女性との人間関係がとにかく苦手で、コミュニケーションを避けたくなります。

事の発端は、社会人になりたての頃に、抑うつ状態になってしまったことで、友人たちと上手くいかなくなったことが多き要因に感じていて、私だけ孤独、私だけ上手くいかない、私は気付いてもらえないなどの無価値感が染み込んでしまいました。

だから、女子の人間関係がとても苦手で、以後女性のグループや仲のいい友達を作ることが億劫でいつも一匹狼みたいな感じになってしまいます。

でも、本当は、もっと腹を割って話したいし、仲良くなりたいし、楽しいことをたくさんしたいと思っているんです。

ちなみに自覚レベルでは、他人を頼れない依存型、自己肯定感が低い、他者比較が多いと思っていますが、唯一夫には頼ることができてる安全地帯です。

女性のマウント合戦になる本音トークが苦手なことと、人をすぐ評価して自分にメリットがある人にはいい顔をする人などが苦手なのですが、自覚していることはだいたい、自分も同じ視点を持っているから人のことにも反応するのだと思っています。

なので、私にも相手を見て損得を判断しているところはあると思いますし、言葉にせずとも自分の中で相手を批判していると思います。

そして、こういう考えをもったまま人と接すると、すごく疲れてしまい、相手はどう思っているか気になって、自分をどう思われているか、考えてしまうと本音で話せないくて苦しい。自己開示ができません。

ただ、仕事上、女性と関わることがとても多いので、ストレスにならない程度にコミュニケーションをとりたいし、自分を理解してもらいたい気持ちがあります。

女性全般が苦手な私みたいな人がいるか分からないのですが、どうしたらもっと生きやすくなるのか、女性と関わることにストレスを感じる強度を弱めていけるのか、もっと言うと、どうしたらもっと楽しいと思える女性との人間関係を構築できるのか、
こんな自分を立て直して女性の人間関係を安全地帯にするためにできるセルフコーチングなど、ワークがありましたら、ぜひとも教えていただきたいです。

どうかどうか、よろしくお願いいたします。



【ご相談ここまで】



迷子さん、ご送信ありがとうございます!



ーー女性全般が苦手な私みたいな人がいるか分からないのですがーー



と書いてくれましたが、これはめちゃくちゃいらっしゃると思います。



「マウント」ということであれば男性同士の関係でもあると言えばあるのですが、男性のマウントが目立ちにくいのは男性(特に社会人男性)は、「上下の評価軸」がかなり単一だからです。

年齢と、学歴と、所属組織と、肩書きくらいでしょう。人によっては相手の生活ぶりから相手の年収を憶測したがるような人もいますが、少数派だと思います。

男性社会では主に年齢と学歴と職歴が「上下」の基準になります。

そうなると必然的に、マウントをとるまでもなく男性同士では「どっちが上か、どっちが下か」が決まってしまいます。

「こいつと俺はどっちが上なんだ?俺か?こいつか?」という風に、判定が微妙な際にはマウントの取り合いになることもあるのですが、男性同士の関係では原則として初対面のうちに「上下」はある程度決まってしまっています。

それは繰り返しますが、「評価軸の単一さ」からくるものなんですね。

ちなみに、「年齢と職業と肩書き」が男性にとっての主な評価軸になると言いましたが、私のようなフリーランス系の人は特に「職業と肩書き」においてアンノウン扱いされますので、より生きやすいです。つまりマウントの対象になりにくいです。組織に所属してる相手にとって、私みたいな人はハナから上下比較の対象外なんですね。(稀にフリーランスに対して強烈な優越感or劣等感を持ってる人もいますが、私は組織所属の人に対して優越感も劣等感も無いので、結果的にマウント合戦にはなり得ません。)



一方で、女性は違います。


特に周囲が結婚、出産をするような年齢に突入してくると、「幸せの評価軸」がとてつもなく多様になります。

まず、女性にも男性と同じように「年齢、学歴、職歴」の評価軸があります。
そして女性の年齢においては、男性と違い「年上」が”優”となることもあれば、「若さ」が”優”となることもあります。

そして、女性同士においては年収も含めた「豊かさ」という評価基準が男性より色濃いのは、決して私の思い込みではないでしょう。

「どっちが良い暮らしをしてそうか」「どっちが経済的に豊かそうか」「どっちが裕福そうか」というのは女性同士にとってのステータスのひとつになります。

年齢、学歴、職歴、そして経済的豊かさ。この辺までは、まぁ違いはあれどある程度男女で共通している評価軸です。
言い換えれば、男女間でもこれらの話題ではマウントの取り合いになり得ます。(これで喧嘩になったりするカップルもいますよね。彼女の方が年収が上だからうんたら…とか。)



ここからが女性特有の評価軸になります。

まず、女性にとって「恋人の有無」というのは重要なマウント・ファクターです。カレシがいるか、いないかというのは女性にとっては大きいですよね。

そして、恋人がいたとして「どっちが幸せか」「どっちが良い思いをしてそうか」ということについても水面下でチクチクと攻防が交わされることがあるでしょう。

さらに、結婚してるか否かも非常に大きいです。

これは、「既婚者が上」というほど単純な話でもないです。既婚女子はどことなーく独身女子に対して優越感を持ってたりもしますが、独身女子は独身女子で「結婚とか人生の墓場だから!それより仕事仕事!キャリアアップ!」なんて考えてたりします。

この辺から価値観の溝がいよいよ著しくなってきます。

そして、妊娠~出産~子育てという非常に大きなライフイベントがあります。

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