セーフティスクイズ

 こんにちは、rkです。今回は2部構成で記載いたします。

1.先週の結果

 ロッテは西武と3連戦、オリックスと2戦し、2勝3敗でした。正直「なんでロッテにだけエース投手当てるん?」と思ってしまいましたが、2勝は上出来だと思います。ただ勝利することも大事ですが、まだ4月なのでいろいろ試行錯誤しながらチーム力を向上させてほしいなと思っています。美馬投手は早く調子を取り戻して戻ってきてほしいですね。

2.セーフティスクイズ

 昨日の試合でロッテがセーフティスクイズを仕掛けましたが、失敗してしまいました。ここでセーフティスクイズとはどんな作戦なのか、箇条書きで説明いたします。

2.1 セーフティスクイズとは

条件:
 ・ノーアウト、もしくはワンアウト
 ・俊足ランナーが3塁にいる。できれば1,3塁。 ※満塁を除く

打者の行動:
 ・最初からバントの構えをしない。バントする雰囲気を出さない。
 ・ボール球はバントせず、ストライクのみバントする。
 ・バントは守備者のいない方向にきっちり転がす。

3塁ランナーの行動:
 ・投球モーションに入ったら、第2リードを取る。第2リードはキャッチャーからのけん制で戻れる位置まで。
 ・バントした瞬間、転がった位置が良ければホームへダッシュする。フライが上がったり、空振りしたり、転がった位置が悪かったりする場合は帰塁する。

メリット:
 ・
空振りやフライなどの致命的なバントミスによる3塁走者の走塁死は基本的になくなる。
 ・スクイズと比べ、打者の心理的負担は小さい。一発で決める必要がない上、バントミスしても3塁走者がアウトになる確率は低いため。
 ・途中で作戦を変更することができる。
デメリット:
 ・選手に求められる能力が非常に大きい。守備者のいない方向に転がす技術、3塁ランナーの打球方向の判断の早さと十分な走力など。
 ・スクイズと比べ、本塁でセーフになる確率は低くなる。
 ・スクイズと比べ、相手の守備能力に依存する。

2.2 今回の事象について

 上記のことを踏まえると、先日のセーフティスクイズは2つのミスがあります。
 ・友杉選手がピッチャー前にバントしてしまった。
 ・岡選手がピッチャー前に転がったにもかかわらず、飛び出して挟まれてしまった。
 ミスの度合いでいうと岡選手の方が重大なミスを犯しています。セーフティスクイズは、友杉選手のバントミスは想定内の範囲です。岡選手が挟まれたことは想定外のミスです。もしかしたらワンアウトランナー1,3塁の為、セカンドゲッツー崩れの間に1点入るように本塁へ突っ込んだ可能性はありますが、ピッチャーが2塁へ投げたタイミングで行けば問題ありません。岡選手の中でゴロゴーとあらかじめ決めていたのかもしれませんね。チームは今後セーフティスクイズを遂行するようにしていくのか、注目していきたいです。

それでは。

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