見出し画像

咲きたい場所で咲いてやる

最近、インスタグラムで流行っていた匿名の質問サイトで「座右の銘は何ですか?」と聞かれたので、真剣に考えてみた。

考えた結果、少し前にタビイクという旅人育成企画で引率をしていた際に、引率紹介の文章に使った「咲きたい場所で咲いてやる」という言葉。
この言葉を自分の座右の銘にすることに決めた。

ピンときた人もいるかもしれないが、誰もが耳にしたことのあるはずの"置かれた場所で咲きなさい”。
この言葉からヒントをもらった。

この言葉をそのまま使わなかったのは、自分の中にどこか違和感があったからだ。
わたしはどこで咲くかは自分で決めたいし、自分が咲きたいと思った場所で咲ける人生が良い。
だから、”咲きたい場所で咲いてやる”と、わたしの性格を交えたこの言葉にしてみた。

花は咲く場所を選べないのと同じように、人だって生まれてくる場所を選べない。
だからどう頑張っても変えられないものもある。

それでも、そこに不満があるのならわたしは自分が豊かに生きれる場所を選びたい。

わたしが好きな作家さんの言葉で、「生まれてくる場所は選べない。でも、家族は選び直すことができる。配偶者は自分が唯一選ぶことのできる家族なのだから。」という言葉がある。(うろ覚えやから少し違うかも、、)

"なんでこんな家に生まれたんだろう"そう思ったことは何度だってある。
正直言ってわたしの家庭は決して家族団欒ではない。幼い頃から両親は毎日喧嘩していて、どうしてこの2人は結婚したんだろうか不思議でたまらなかった。
母からは毎日のように父の悪口を聞いていた。

母とわたしは比較的仲の良い親子だと思う。もちろん今まで数え切れないぐらいぶつかってきたし、本気でうっとうしいと思っていた時期もあった。
でも今となっては大好きな母だ。

一方でわたしは父のことは好きになれない。母が悪口を言いたくなるのも、ものすごくよくわかる。

それでも親の口からは聞きたくなかった。
「子どもがショックを受けて、生きづらくなるようなお父さんの情報は、わざわざ伝えることない。お子さんの人生観や結婚観にも影響を与えてしまう。お母さんからお父さんの悪口を聞くのって子どもにとっては心理的にとても負担なんです。」
ほんとにその通りだと思う。

だから、わたしは自分の子どもには絶対に同じ思いをさせたくないと思っている。

そもそも自分で選んだ人なんだから、全て自分の責任だ。悪口なんて言うもんじゃない。

子どもに咲きたい場所で咲ける人生を与えてあげれるように、まずはわたし自身が咲きたい場所で咲く。

そうすればきっと、自分らしい人生になるはずだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?