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ピアノの俯瞰撮影、譜面台の写り方について

ピアノを真上から撮影する「俯瞰撮影」は、普段は見ることが出来ない角度から、両手の動きを客観的に捉えることが出来て、とても面白い絵になります。

しかし、暗譜演奏ならいいのですが、譜面を見る場合は、譜面がカメラに写り込んで、それなりの存在感を放ってしまうので、それをどう考えるのかという問題があります。

譜面台をわりと垂直に近く立てた状態、わりと寝かした状態、譜面台を取り外して、ピアノ内部に譜面を置いた状態、暗譜の場合それぞれについて、俯瞰カメラにどのように映るのかを画像で説明いたします。

譜面台をわりと垂直に近く立てた状態

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本来、ピアノを練習するときの譜面台の形で、ピアノ演奏家の方にとっては、譜面も見やすく、いつも通りの感覚で読譜が出来ます。しかし、譜面の上部が俯瞰カメラに近くなってしまうので、譜面が極端に逆台形に映り込み、譜面の主張が大きい絵となります。

俯瞰カメラの映像

SC1ATK978.00_01_52_27.静止画005

譜面台をわりと寝かせた状態

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練習でこのような角度に譜面台をセットすることは少ない思いますが、見栄え重視で譜面台を寝かし気味にセットした場合です。譜面の上段の方は目から遠くなるので見えづらくなりますが、ある程度曲を覚えていれば、演奏可能かと思います。

俯瞰カメラへの映り込みは、寝かせた分だけ、(立てたときよりは)逆台形が緩和され、少し自然な絵になります。

俯瞰カメラの映像

SC1ATK978.00_01_11_10.静止画002

譜面台を取り払って、ピアノ内部に譜面を置いた場合

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コンサートなどで、譜面台を取り払ってしまい、ピアノの内部に譜面を置いて演奏することがあります。背の低い方はこれでは弾けないという方が居られますが、JAZZコンサートなどではスタイル的にもかっこよくて好まれます。

俯瞰カメラの映り込みですが、譜面台を取り外すと、ピアノ内部があらわになり、グランドピアノらしい「映える」絵になります。さらに、譜面は、俯瞰カメラから距離的に遠ざかるので、譜面台を用いたときよりはかなり小さく写り、存在感が薄くなります。形も長方形として写ります。(立てたときの絵と見比べてください)

俯瞰カメラの映像

SC1ATK978.00_00_21_11.静止画001

暗譜の場合

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譜面台を取り払って暗譜で演奏すると、ピアノ内部がすべてカメラに写り、ハンマーやダンパーが動く様子もカメラにとらえられて、グランドピアノを用いた撮影の醍醐味となります。

俯瞰カメラの映像

SC1ATK978.00_03_15_00.静止画006

譜面台を取り外すと、正面から顔を撮影できる

なお、譜面台を取り払うと、顔を正面から写すことが出来るようになります。

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