レコーディングブースとコントロールルームをつなぐケーブルをデジタルケーブルメインに
ピアノを入れ替えたので、ピアノブースとコントロールルームの間を通していたケーブル類を大幅に入れ替えした。
ブースは完成して1年半ちょっとだけど、だんだん追加でいろんなケーブルを通していたら、ケーブル通し穴がいっぱいになってしまったので、思い切ってケーブルの断捨離をすることにした。
今の場所に引越っす前のスタジオからの流れで、「持ってたから」という理由で敷設していたカナレのケーブルをまとめて撤去した。アナログのマイクケーブルを12本撤去したかわりに、4ch分MOGAMIのマイクケーブルと、同じくMOGAMIのD-sub 25仕様のアナログマルチケーブル(8ch)を通した。
そして、メイン回線は今後デジタルを使っていくことにした。Danteと言いたいところだけど、敷設してあるデジタルケーブルはAES/EBUのマルチケーブルだ。ブース側にYAMAHAの8チャンネルのHA付きADコンバーター「AD8HR」を設置して、コントロールルーム側から遠隔操作する。
10数メートルの距離なので、それほどナイーブに考えなくてもいいかもしれないけど、ここ数ヶ月テストして、マイクレベルの信号をアナログマイクケーブルで引き回すより、マイクに近い位置でデジタル化してデジタル転送した方がSNも良いのでデジタルシフトすることに。
ブース側にはお弁当箱サイズの小さなパッチ用のBOXを設置した。2ch分のマイクと映像、コントロールルームからの送りが2ch。そして、D-sub 25端子が配されている。
D-sub 25端子は将来的にD-sub 25接続のCueBoxを設置すること目標にして、あらかじめ回線を通しておいた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?