コロナ製の除湿機で連続排水を実現(手順の写真いっぱい
私は家の中で、自分がいる場所の環境には無到着なのですが、ピアノを置いてある部屋には除湿機を設置して湿度に気を使っています。
我が家で使用している除湿機はコロナ製のもの。家の周囲に緑が多いため湿気も多く、この除湿機の大きなタンクが1日で満パンになるので、毎日タンクに溜まった水を捨てるのが私の日課です。
除湿機は様々なメーカーから販売されていますが、ものによってはドレンホースをつけて連続排水(水捨ての必要なし)をうたっている機種もあり、羨ましく思っていましたが、調べると我が家の除湿機もそれができることがわかりました。
そこでホームセンターでいくつかの部材を買ってきて連続排水を実現しましたので、そのレポートを写真入りで紹介しますね。
買ってきたもの
便利台。踏み台のようにも見えますが、押し入れの中とかに入れて使う台のようなものです。これは除湿機の高さを稼ぐために使用します。
あまり効果は期待できませんが、一応、振動止めのためにゴム足も。
ホースです。今回、普通のホースと、細い透明ホースと2種用意しました。
径の違うホースを接続するためのジョイントです。
工作スタート、まずは台を塗ろう!
台は白木のままだと、部屋の中に置くには「すのこ感」があるので、次男に手伝ってもらって塗装しました。
私の木工における塗装は、すべてこのオスモカラーのエボニー色です。小物から棚などの家具、床からスピーカーまで何でもこれで塗ってきました。
昔はいろんな塗料を試したこともあったのですが、ある時から一つ覚えでこればかり使うようになりました。扱いやすいです。自然素材らしいですし。
塗装のときの3点セット。左から、汚いバケツのようなもの、オスモカラー、ペイントうすめ液。うすめ液はオスモカラー純正のものも販売されていますが、高いのでアサヒペンのお得用のものをチビチビと。
塗れました。めんどくさがりなので、いつも1度塗りです。
ゴム足を付けます。
次は除湿機にホースを取り付ける
除湿機の高さを稼ぐための台ができたところで、次は除湿機本体の加工に着手します。
こちらが除湿機ですが、本体の横に。あやしい部分があります。
この丸い部分を指で力強く押すと、プラモデルのパーツを外すようなノリで丸い部分が取れて穴が空きます。
中には、ゴム栓がしてあるドレンのようなものが出現。
ゴム栓を取るとパイプが出現しました。
パイプ径は約15mmで、いわゆる水撒き用のホースがちょうど装着できるようになっています。
こちらは、タンクに水を貯めるための排水口。ここに、
先程はずしたゴム栓を取り付けてせき止めます。これで本体の加工は終了。除湿機の外に水を排水する準備が整いました。
次にホースを加工していきます。本当はこのホースのまま部屋の外まで引き回せたらいいのですが、
今回はクーラーの配管の隙間からの排水を試みるので、ジョイントを使って、細いパイプに変換します。
できました。こんな感じ。
水は時々、チョロチョロと出てくるだけなのでこの細いホースでも大丈夫です。
いざ設置
色を塗った台を部屋の隅に置いて。
そこに除湿機を置いて、クーラーの配管用の穴に細いホースを挿して、家の外に導きます。
仮ですが、こんな感じ。
こちらは別の部屋ですが、同じくクーラーの配管の穴から水抜きホースを家の外に導きます。
部屋からベランダに導かれた細いホースは、そのまま排水溝へ。
これで完成です。
その後スイッチを入れて試運転しましたが、水漏れもなく、うまく室外への排水が実現しました。時々チロチロと水が流れているのが見て取れます。めでたしめでたし。これで、タンクの水捨てから開放されました。数日間家を空けても、連続除湿が可能です。
ピアノのある部屋は湿度50%を目指して管理しましょう。
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