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自分の弱みに向き合いながら「弱み」について考えてみた

就活中の妹の相談に乗っていたりする中であったり、
仕事をする中で周りからのF/B(フィードバック)をすんなり受け入れられない事があったため、

強み/弱み、みたいなところについてもう少し深堀りをしたいなと思い、noteを書いてみる。

題材はもちろん自分で、
仕事やそれらしき営みをする中で自分の弱みを中心に考察をしていきたいと思う。

好きな 強み の考え方

強み/弱みについてはここで話さなくてもたくさんの本や考え方が広まっていると思うので、ここでは自分が好きな解釈について少し紹介する。

USJをV字回復させたでお馴染みの森岡さんが唱えている
好きな物事の「動詞」に強みが詰まっているという考え方が個人的には納得感が高い。

あなたの強みは必ず好きなことの中にある。自分にとって好きな「~すること」こそが、これまで良い結果をもたらしてきたに違いない。「名詞」ではない。「動詞」こそが、これまでもこれからもあなたにポジティブな結果をもたらす。つまりそれがあなたの“強み”だ。

森岡 毅(2019)「苦しかったときの話をしようか」ダイヤモンド社

本当に弱みの反対は強みなのか

強みと弱みは表裏一体で弱みの反対は強みです。みたいな論調は多く耳するが、本当にそうなのか?と思う事が多い。

マルチタスクが苦手だからシングルタスクが得意とか、話すの苦手だから聞き上手みたいのはちょっと強引な気もする。

弱みとは

実際に「弱み」について整理をしてみる。

弱みは強みとは異なり、指摘された時に2パターンの感情変動が存在すると感じる。

・強みの評価:受け入れられる
・弱みの評価:時折受け入れるのが難しい
 ①自覚している弱み(苦手意識)は受け入れられる
 ②自覚していない弱みは受け入れるのが難しい

②の自覚していない弱みについて、もう少し説明すると
ジョハリの窓で言うところの「盲点の窓」に対しての受ける感情が違うように感じる。

ジョハリの窓

弱みとは「周りの評価と自己認知のズレ」

今までの流れで見えてきたように、強みや弱みは自己認知や特徴に対するラベリングに過ぎないと感じてきた。

この考え方だと、(弱みと言われる)特徴の解釈をひっくり返した所で、自分の強みとなることは少ないという考えも納得感が高くなる。

よって、弱みとは「周りの評価と自己認知のズレ」と定義したいと思う。

受け入れづらい外部評価(弱み)から学ぶ

弱みの定義も固まってきた所で、実際に自分が今まで受けてきたF/Bの中で受け入れづらい事の一つを掘って行きたいと思う。

前提として僕はこの手のF/Bを受けるのが好きなので関係者の人はどんどん教えてください。笑

▼フィードバック(会社の先輩)

先輩:君は考えている事を周りを巻き込んで実行すのが苦手だよね。

いつの日かの先輩からのフィードバック

補足:
ここで言う巻き込むとは仕事を依頼して実行してもらい、依頼から完成までのスピードが早くない。
あるいはそれに対するプロセスがスムーズではないよね、的なニュアンスが含まれています。

分からなくはない、、、だけどどこか自分の中にストンと入って来る指摘ではなかった。なぜだろう。

理由として、上記に当てはまる対象人物が
・上手くいくパターン
・上手く行かないパターン
の2つに大きく別れるからがあげられる。

上手く行かないパターンとして多いのが、業務依頼時に「何をしてほしいのか具体的に教えてくれ。。。」みたいなコミュニケーションが挟まる人とは大体何かしらのトラブルが発生する…

誰かの否定をしたい訳ではないので具体の事象については記載しないですし、ほとんどの場合僕が悪く、それが弱みと取られる事が多いので整理する。

自分の弱みの分析/整理

上記について考えてみると
仕事を進める中で「指示と依頼を混合させている」ということが周りの反応を見るに分かってきた。

・指示:具体的に行ってほしい事を相手に伝える
・依頼:曖昧な理想やイメージを相手に形にしてもらいたいと伝える

と定義すると、僕は仕事中、圧倒的に「依頼」の数が多い。
依頼の解像度が高いと凡そ上手くいくし、依頼の解像度が荒いと特定の人に「もっと具体的に話してくれ!」みたいになってしまう。

よって、自分の弱みは
理想やイメージの解像度に関係なく依頼をすること
→分かってない事なのに、人にお願いをする事
となる。

弱みを露見した時に出てくる自分の特徴

ここまで記載してしんどくなってきたが本題は「弱み」とはなんぞやなので気を取り直して書き進める。

なぜ、自分で分かってないことなのに人にお願いをするのか…

それは潜在的な意識として、
「自分が人よりも観察力に長けており、アウトプットを間近で見ることよってきっと物事の吸収や次の仮設を検討することができるだろう」
と思っているように感じる。

上記でわかるように無意識的な成功パターンへのショートカットが上手く行かない時に自分の弱みが露見される。

弱みと向き合ってみての結論

脱線をしながら考えを巡らせる中で、

弱みとは
「周りの評価と自己認知のずれ」

弱みが露見する時は
「自分が無意識的な成功パターンに強引に持っていこうとしている状態」

というのがおぼろげに見えてきた。

ここまで考えてきてあまりにも就活に役立たなそうな志向性のため、妹へのアドバイスは控えておく。


以上です。

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