ギャンブルではなく、ゲームとして麻雀に出会った話
みなさんこんにちは!
普段はGoogle アナリティクス 4 等を使ってアクセス解析をしている人です。Ryo Koriyama(https://twitter.com/RK_prv)と申します。
突然ですが、さくっと読める軽い文章で、僕と麻雀の出会いを書いてみます。
麻雀は初心者でも気楽に始めやすいし、コミュニケーションが楽しい「ゲーム」だと思ってます。
まだやったことないけど、麻雀ちょっと気になるかも。
という方に読んでもらえたら嬉しいです。
はじめに
このNoteは、アミジャット田島佑哉さん(@amijat_work)主催の「麻雀アドベントカレンダー」の一枠です。お誘いありがとうございました。そしてちょっと遅れちゃってすみません。西場まで延長線入ったということで何卒…。
出会ったのは大学1年生のころ
「りょうちゃんはきっと麻雀好きになると思うよ」
そう言いながら彼は美味そうにタバコを吸い、顔をクシャクシャにして笑った。
時は2007年、今ではGMARCH(当時はMARCH)とひとまとめにされるようなどこぞの大学の文学部で出会った友人との会話である。
この一言とタバコの煙と笑顔を、ぼんやりとだけど一生覚えている気がする。
川崎駅前の激安雀荘でバイトをするくらい麻雀にどっぷりハマっているNの発言は、彼の生来の人当たりの良さ、やさしさ、やわらかさ、若干のクズさと相まって、ふわふわと僕の耳に届いた。
元々僕は麻雀にあまり良い印象を持っていなかった。
ゲームとしてはとても面白そうだけど
・ギャンブルはしたくない
・麻雀する人は怖い人多そうな印象がある
・雀荘怖い
・雀荘暗い
・雀荘臭い
などなどのネガティブな印象があったため、大学に入るまで麻雀とは一切縁がなかった。
今では、PCやスマホのゲームであったりAbema TVの麻雀チャンネルなどで「競技」「ゲーム」として麻雀が普及していることから「健全な遊戯」の一種として捉えられるようになったことと思う。
しかし2007年当時にそんなものはない。というかスマホがない。
僕の中で麻雀=アカギという印象だけがぽつんと存在していた。
ギャンブルは嫌いだけど、ゲームは好き
大学入学後、文学部は英語と第2外国語の選択内容によって、クラスが編成される。
大学生にとって「クラス」単位なんていう概念があるのは入学時の語学くらいのものだろう。
それを皆が理解していたので、誰もが
「はじめまして!これからよろしく!連絡先交換していい?mixiやってる?マイミク申請していい?」という流れを無限に繰り返していた。
そんなクラスで、僕は運良く仲がいい友人をすぐに作ることができた。今でも仲が良い一生ものの若干のクズさがある友人達だ。
Nは、そのグループの中でも中心にいることが多い人気者だった。誰に対しても柔らかな対応ができて、盛り上げたり企画したりすることも好きないいヤツだった。
Nと周りの友人には、一定数麻雀ができるメンツが揃っていた。
宅飲みをするときには、麻雀をするメンバーとその他のことに興じるメンバーでわかれてグダグダしたものだ。
僕にとっては、生まれて初めて見る「生」の麻雀である。
「ほう、これがまーじゃん」
「なるほどね。」
「だいたいりかいした。」
「カップ麺はお湯少なめ味濃いめのデブ系が好きだったよね?」
などと、外野から野次を飛ばして眺めていた。
するとNはニコニコしながらラーメンを受け取り
「ほら、楽しそうでしょ。麻雀」
と言って僕に麻雀を教えてあげるから横に来なよと誘ってくれた。
金欠のNにラーメンを奢ってあげた御礼だったのかもしれない。
「将棋や大富豪、ポーカー、人生ゲーム、オセロ…なんでもいいけど、ゲームで遊ぶことが楽しい人は麻雀も楽しいと思うよ」
「りょうちゃんは頭使って遊ぶ戦略系好きでしょ。絶対麻雀楽しいよ!」
「お金かけないし、動きが早くなくても、チョンボ(ミス)してもだれも怒らないし!やろやろ!」
と、残りの3人も応援してくれた気がする。よく覚えてないけど多分そう。
そうして僕は麻雀の基本ルールをNに教わりながら、実際に麻雀牌を掴み取ったのだ。ツルツルしてんな~、と妙にワクワクしたものです。懐かしい。
僕はギャンブルとしてではなくて、
友達と同じ思考でガチでゲームを楽しみたいから麻雀を始めた、という流れでした。
友達がいいやつばっかりだったので、きっとあの頃の僕は運がいい。
麻雀は、大人になっても楽しめるいい趣味に
あれから16年ほど経ったけど、スマホで雀魂をたまにやるくらいには未だに麻雀が好きです。
僕としては、健全に楽しめるゲーム・競技として麻雀が広まって嬉しいなとしみじみ思っています。
麻雀はビジネスの手腕、思考を磨くことにも通ずるなんて考え方も社会人になってから出会いました。(前職はサイバーエージェントグループの麻雀部ですごい世界を垣間見ました。)
まだまだこれからも、色んな楽しみ方で麻雀と付き合っていきたいな~と思います。
きっとNともまた打てる日が来るでしょう。
そんなわけで、麻雀は楽しいよおすすめだよというメッセージが伝わればいいなと思いながら書いた「僕の麻雀との出会い」でした。
みなさま良いお年を!それでは。
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