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#02 資料作成のホスピタリティ

資料を作る際に気をつけていること、ありますか?

僕はIT企業のWebディレクターという職種ですが
 
・企画書/仕様書
・重要指標(KPI)を定点観測するダッシュボード
・分析結果をまとめた報告書 ...etc

などなど、普段から割と資料を作る機会が多いです。

今日は資料を作る際に、ちょっとだけ気をつけていることをご紹介します。
長文にならないように「色」についてだけお話します。

【01】資料の意味

資料って、伝えるべき情報がわかりやすくまとまってることが大事なんですよね。別に綺麗に作成することが大事なんじゃない。

意思決定に紐づく大事な情報が結論からわかりやすくまとまっていれば文字だけでペライチでも良い。


【02】今日のテーマは「ちょっとした気遣い」

今日触れるのは、資料を作る時のちょっとした気遣いのお話です。
これできても別に成果上がらんし、こだわりまくるポイントではありません。

それでも、ちょっとした気遣いは時に人を喜ばせます。
言葉にされることが無くても、わかりやすさのレベルを上げてくれることがあります。

どの程度までこだわるかは人それぞれケース・バイ・ケースですが。
「ちょっと」興味がある方は御覧くださいませ。


【03】愛着が持てるカラーがあれば、大事にしよう

資料を作成するとなれば、色んなカラーで情報を整理したくなりますよね。
でも多すぎるとかえってわかりにくいから数は絞る、と。

メインのカラーとして採用する色調を考える時、僕はブランドカラーなどの「読み手が愛着を感じる色」があれば大事にしようと思っています。

例えば、Chromeの拡張機能「ColorPick Eyedropper」でWebサイトのブランドカラーの色調をコピーして資料のアクセントに利用することが多いです。

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【04】相性が良いカラーを知ろう

僕には絵心がありません。

愛されるカラーを一つ知ったところで、その他のカラーはせいぜい各ツールのデフォルトカラーから幾つか見繕うのが関の山です。結果どうなるか。

見づらいんじゃ…。色調バキバキで目ぇ疲れるんじゃ…。

となるので、目に優しくわかりやすい色は知りたくなります。

メインカラーが決まっている場合は「ColorSpace」が便利です。
カラーを指定すると、グラデーションや補正の相性が良い色を提示してくれます。

例えばnoteの基本カラーを指定するとこんな感じ。

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また、メインカラーを指定せずにランダムでカラーパターンをジェネレートするなら「Cohesive Colors」と「Colormind」がオススメです。

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この辺から見繕うと、絵心無くても目に優しかったり良い感じのパレットが用意できます。


【05】プレゼン資料とダッシュボードには少しこだわりたい

多くの人に対してプレゼンする資料や、継続的に使うダッシュボード。

このような資料は、ある程度完成段階に至ってから前述のようなカラー定義に修正することが多いです。

もちろん、KPI指標で「良い=緑」「悪い=赤」という、カラーが持つイメージが伝えたい内容と合致している場合は最適なものを採用します。

多くの人にペライチでわかりやすく情報を伝えるためには、どんな配慮が必要か。

わかりやすくないとダッシュボードなんて使ってもらえない。形骸化して苦労が無に帰す。使い手目線で設計しよう。

こんな風に、使う・見る人のことを考えておもてなしする気持ちで資料をブラッシュアップしていくようにしています。

また、無理のない範囲でこだわりもしますが、デフォルトカラーに任せた結果が悪いものでなければそのままで良いことだって多々あります。

最終的には、カラーをこだわることを重視するんじゃなくて、見る人がわかりやすいかな、といったことを考えてやってみりゃええねん精神です。


【06】ひとこと

今日は色についてだけ触れましたが、その他にも気をつけていることは沢山あります。

例えば図で何か表現したいときはmiro見るとか。おすすめです。


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