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10分で英語の記事をサッと和訳して一次情報をすばやく手に入れる習慣

Googleの各種サービスのアップデート情報やアルゴリズムに関する調査結果、新機能の開発や活用ノウハウ…

このような情報を得る場合、英語の記事・ヘルプページの方がいち早く公開されているケースが多いと思います。(自分の場合は特にSEOとアナリティクス関連)

そんなわけで、和訳された記事を待つだけでなく英語のページを訳して読んでみることが僕は大好きです。
自ら一次情報をサッと掴んで理解していく習慣を身につけると

・視野を広げる
・興味を掴む
・経験を積む
・失敗と成功から理解を深める
・先を想像して、次にやるべきことを考える

といった好循環をスピーディにする練習にもなると思います。

別に語学力が拙くても、Google翻訳やDeepLに任せるだけでも記事の内容を読み取ることは十分に可能です。

今回はSEO関連の記事を和訳してnoteにまとめる作業をお昼休みの時間でやってみます。

5~10分で和訳しながら記事を読む

今日読むのは
Google SERP Study: Which Rich Results Get the Most Clicks?」です。
(出典:SearchEngine Jounal

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早速タイトルと序文をDeepLにぶっこんでみると
Google検索結果では通常の検索カセットよりもリッチな情報で露出しているものがCTR高いことをまとめてくれてるのかなと読み取れました。

※DeepLはCtrl+Cを2回押すと翻訳するショートカット機能があるので非常に便利です。

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続いて本文を和訳していきます。
英語の記事は冒頭に一番大事なセンテンスが出てくるから注意しろって大学受験時に通ってた河合塾の予備校講師が言ってたけど本当だった。先生ありがとう。

①どの企業・団体・ユーザーが行った調査結果や見解か(緑部分)を気にしながら、この記事でまとめた情報の概要を冒頭の文章から読み取れるだろうと想定しながらサッと読んでいく。(調査期間も記載がないかチェック)

②概要を少し掘り下げた情報にも触れて、この後続く記事の内容がどんなものか想像して読み進めていく。

今回の記事は検索結果上のCTRに関するテーマの調査結果を参考として理解するために読むぞ、くらいの理解で大丈夫です。

なぜって、しっかり精査して理解するよりもまずは全て読むことがKPIだからです。

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・まずは和訳しながらどんどん読み進める
・気になるポイントは、和訳した結果をテキストエディタに貼り付けていく
---------ここまでが5分------------------------------------------
・メモした内容を読み返して、他の人に共有できる状態に自分なりのまとめを書きなぐる
・理解できない部分や不確定な部分は調べる。わからなければ、「この部分は理解しきれなかった」という注釈をつける。
---------ここまでが10分------------------------------------------

進め方は大体こんな感じです。
頑張って丁寧に訳して調べながら読み進めると疲れるし時間かかるので、習慣化するならサクサク消化する作業程度にすると良いかと思います。

詳細な調査結果の部分

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Google検索結果1ページめでは

・オーガニック検索の平均CTR49.5%
・残りの約50%はノークリックor有料広告or音声検索で構成されている

・オーガニック検索の内訳として、ノンリッチ・リッチの2つに分類して評価すると41% : 58% という結果だった。((41+58)/2=49.5ってすぐ暗算しちゃうのは解析の人の癖だと思う)

・ブランドキーボードのリッチな結果:60%
 └これブランドキーワードの打ち間違いですね…
・続いて、AMPとFAQの2つのタイプに分類して評価していく

・AMPの最高/最低CTRについてのまとめ
 └ノンリッチAMPのCTR92%(検索100件あたりCT数最多)

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 └一方、AMPストーリーのCTRは15%(最低値)

※AMPストーリーはAMP結果のリッチバージョン
トップストーリーのカルーセルと比較して、標準的な結果にAMPストーリーがインデックスされるようにする方がはるかに有益です。

↑この辺はメモしといて後で調べる。次。

・FAQは調査したリッチな検索結果で最高のCTR
 └ブランド・ノンブランド含めリッチな結果の平均CTR87%
 └ブランドKWを除外した場合のCTR91%

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・動画のリッチリザルトについて
・サムネイルは検索結果の4分の1以上に表示されている
・ブランド・ノンブランドKW含むCTR62%(最高のパフォーマンスと書かれているけどFAQでも似たようなこと言ってるよね?と思いながら読み進める。止まらない。)

・FAQリッチリザルトとは対象的に、クエリにブランドKWが含まれている場合、動画はクリックに繋がりやすい傾向にある

・ブランドKWを含む動画のリッチリザルトのCTR65%
・含まない動画のリッチリザルトのCTR50%

・Googleのサムネイルカルーセルに表示される動画の半分以上はYoutubeのものだから、動画アップする推奨プラットフォームはYoutube

まとめ

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構造化データ頑張って実装すると良いことあるから、自分のサイトでやれるものが無いか見直してみようね。

と読み取っておしまい。
※社内の詳しい人にシェアするなどして、ちゃんと理解を深める機会を別途作りましょう笑

メモはこんな感じ

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noteに書くから画像にまとめるとこんな感じ

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習慣で身につくこと

今回はSEO関連の調査結果の記事を和訳しておしまいですが、ノウハウ系の記事だと自分のテスト環境でゴリゴリ実装・テストして経験値を貯めていくことができたりします。

また、大きなアップデートに関する情報であればSlackでサクッと注釈付きの記事URL紹介とかできて良い感じに。

正確に丁寧に推し進めるべき物事は沢山ありますが、
スピードと行動量を重視して経験を積みまくる努力も大事なので、サクサクできる小さなアクションを習慣化すると良いのかなと思います。

英語ができるかどうか、そのテーマの知識経験が豊富か乏しいか、とか気にせずとにかくやってみる。失敗してもいいからやってみる。それをどうやって活かすか考えてネクストアクションを踏み出す。

と、愚直に進み続けると視野が広がったり考察する力が磨かれるんじゃないかなと。楽しんでやれると最高ですね!

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