見出し画像

【投資のつもりが実はトレード~混同は失敗のもと~】#普通の主婦が始める株ブログ

こんにちは。前回、株には投資・トレード二つの手法があること、この2つは全くの別物で、必要な知識や選ぶ銘柄などたくさんの違いがあることにふれました。今日はもう少し具体的に、ありがちな混同の仕方を本から学んでみたいと思います。

まずみなさん株をやろうって思った時、「投資しよう」と思うのか「トレードしよう」と思うのかどちらなんでしょうか。私もこの本を読む前だったら、よく分からず「投資しよう!」と思っていたはずです。単に株=投資のようなイメージがあったから。けれど頭の中で思い浮かべるその投資の方法といえば「株価が上がったら売って、下がったら買ってを繰り返すんだよね。それで儲かるんだよね!」といった感じです。これはトレードのスタイルですよね。もちろんここまでなら、ただの言葉の遣い方の違いなんですけど。重要なのは、投資とトレード、それぞれの“行動”が混同してしまっていないか?ということなんですよね。

【パターン例①】
・A社は業績が良さそう!(ファンダメンタルズ分析・投資行動)

・5年後には倍になるかも…買い!(投資行動)

1週間で10%上がって儲けが出た、売っちゃおう!(トレード行動)

その企業の業績や将来の成長に期待して株を買うのは「投資」。短期間の株価の動きに注目するのではなく、数年~数十年と長い時間をかけて利益を増やす方法ですよね。業績を見ずに、日々の株価の動きを気にして売買するのではトレードになってしまいます。

【パターン例②】
・株価上昇のサイン!買おう!(価格に注目・トレード行動)

・あれ?下がってきた、どうしよう?

・この企業は業績が良いからロスカットせず持ち続けよう(投資行動)

こちらは銘柄を選ぶときに、価格に注目して購入を決めています。価格に資金を投じるのは「トレード」でしたよね。トレードの目的で買った株が下落してしまった場合、本でもすすめられていたのが早めのロスカット(損切り)。この会社には将来性があるから・・と、いつ持ち直すか分からない株を保有し続けて塩漬け株になってしまうというのはよくあることのようです。

本には「投資のつもりがトレードに」「トレードのつもりが投資に」と書いてありますが、どれだけの人が最初から投資なのかトレードなのかをしっかり掲げて株を始めるものなのかな?とちょっと疑問に思いました。そもそも、それぞれの方法を知らなくちゃ、掲げることもできないですもんね。まず自分が株の購入を決めたとき、どんな理由でその銘柄に決めたのか?が分かれ道といった感じでしょうか。

ここまで書いておきながらすみません。こんなこと言ったらあれですが、「でも儲かったらどっちでもよくない?」という考えが頭をかすめ・・「あれ、なんでちゃんと区別することが大切なんだっけ?」なんて、今までの勉強なんだった?と・・・もう一度整理してきました。
なぜその株を買ったのか、どうして利益がでたのか、ちゃんと自分が今何をしているのかを理解せず、なんとなく取引をしていると”成功パターンを繰り返して再現できない“というのが勿体ないんですね。資金の効率も悪くなったり。繰り返すことで経験も増え、精度も上がり、それによって利益も増えるということ。なので、それぞれの手法を区別して理解しなければいけないんでした。
こうやって改めてnoteに書いていると、理解していたつもりが「あれ?」と思うことがあって。最後バタバタとよく分からない感じになりすみません。「2つの方法を区別することは、成功パターンを自分のものにするために重要!」これ忘れないように・・
最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?