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【ロスカットの重要性】#普通の主婦が始める株ブログ

おはようございます。今日はロスカット(損切り)のことについて書いていきます。

まずロスカットとは?
ロスカットとは、投資において一定の損失が出た段階で決済し、損失を確定すること。損切り、ストップロスともいう。

このロスカットがとても重要だということは、私も本を繰り返し読んでかなり分かってきました。ロスカットをする目的は、とにかく損失を大きくしないため。そして次のチャンスを無駄にしないため。自分の予想と違い株価が下がってきてしまった場合、早いうちにロスカットをすることで損失を最小限に抑えることができ、さらにその残りの資金を次のチャンスに向けられるんですね。売るに売れない状態(塩漬け株)にしてしまうと、その分の資金をそのまま寝かせてしまうことになり、とても勿体ないことに・・
誰しも損をするのは嫌ですし、なんとか回復を待ちたくなってしまいますよね。けれどそれだと取り返しのつかないことになるケースがとても多いようです。そのために、前回の記事にも書いた自分の売買ルールに従って淡々と対応していくことがとても大切になってくるんですね。

本にも書いてあるのですが、ロスカットすべき局面になっても実行する自信がない、またはまめに株価チェックができない場合は「逆指値注文」を使うと良いようです。名前のごとく指値注文の反対で、下がったら売る・上がったら買う。○円になったら売るという注文をあらかじめ入れておけば、自動的に損失拡大を防ぐことができるということなので、必ず覚えておきたいですよね。

あともう一つ本の中に興味深いものが載っていて。知っている方は知っていると思うのですが、「プロスペクト理論」ってご存知ですか?
「利益20万円→10万円になるのは耐えられない(利益の減少)」けれど「損失10万円→20万円になるのは耐えられやすい(損失の拡大)」。ちょっと分かりにくい感じですが、自分の損益がプラスの状態ではリスク回避する傾向が強くなり、逆にマイナス状態だとリスクを追求してしまう傾向にあると。たとえば10万円の利益が出ているとして、すると人はその利益が減るのを避けるために、たとえ株価が目標以下だったとしても決済してしまう。反対に10万円の損失がどんどん拡大しても、戻るかもしれないから保有し続けようと、リスクを追求してしまうそうなのです。なんとなくその気持ち分かりますよね。この心理が、ロスカットを難しくさせるのだと・・

でもとにかく大切なのは、感情に流されずメンタルコントロールし、損失が小さいうちに速やかにロスカットをするということ。必ず覚えておきたいと思います。

先ほどでてきたプロスペクト理論について、株ではなくマーケティング寄りの記事ですが分かりやすかったのでリンクを載せておきます。記事にある質問にご自身でお答えいただくと、更に分かりやすいと思われます。その質問に答えながら夫と話したのですが。金額によって選択肢なんて容易く変わってしまうんだなぁと少し思いました・・だからこそやっぱり自分の売買ルール、持っておきたいですね。


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