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12年ぶりの友人に再会した

2010年の10月に初めて一人旅でNYに行った。
海外一人旅経験は2007年のパリが最初。
会社員だったので、年に2,3回、長期休暇を利用したり分割したりして、長くて10日間の旅をしていた。

NYはちょうどハロウィーンシーズン。
まだまだ一人旅初心者だったので、日本人宿を探して泊まっていた。
一人旅の醍醐味は現地で友達ができることだ。

同じ宿で仲良くなった人と一緒に仮装してハロウィーンパレードを練り歩いたり、深夜に地下鉄で繰り出しパーティーに潜入したり。NYのゲストハウス、ムーンパレスで出会った彼女は当時トロントに住んでいて、遊びに来た同級生とNYを観光していた。
それから12年。SNSでゆるく繋がっていたので、近況はなんとなく把握していたがお互いあっちこっちにいたので、なかなか会えるタイミングがなかった。

12年ぶりの再会。
彼女からの第一声は「老けたね(笑)」だった。
小柄なので若くみられがちな私だが、そりゃ12年も経てば老けるわいw

NYで一緒に過ごしたのは、2日くらいだったが、旅好きでなんだか妙に波長があったのか、全然ひさしぶりな感じがしなかった。
彼女は外国の方と結婚して2児の母になっていたが、以前と変わらず自由な空気が素敵だった。
子供が保育園にいる時間だけの束の間のランデブー(笑)

結婚するメリット・デメリット、独身でいるメリット・デメリットもあるよね、なんて話をしながら、限られた時間だったけれど、日本にいるのに外国にいるようなレアな那覇を体験させてもらって最高に楽しかった。

友達に子供が産まれると遊びに行くときも自然と子供連れになって、なんだかバタバタしているだけでお別れの時間が来てしまうこともあった。
友達の子供と遊ぶ時間は癒しにもなるのだが、毎回そうなってくると友達と語り合う時間だったり、深い話はできないのが難点だと思っていたので、限られた時間でも子供が不在の間に大人だけで過ごす時間は貴重だ。
久々の再会なら尚更積もる話があるわけで、時間を作ってくれた友達に感謝したい。

私は今世で結婚するのか、出産するのかも全然予定が立たないけれど、死ぬまでの限られた残りの人生で、友達との時間や旅する時間も大事にしていきたいなと思った。

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