群れないひとの悩み

単独だけど,ひとが寄ってくるように・・

昔から一人を好み
一人で行動している

周りにもそのことを
認識させているので
誰人も
寄ってくることはなく

放っておいてくれるので
助かった


ただし・・・
一人＝孤独ではなかった

ひとと話もするし
どこかへ
出かけたりもする
結構
フレンドリーであると思っている

いつもいつも同じ人と
・・というのが嫌いな
だけだった

これまでの人生
本当にいろいろなことが
あった

ほかの人から見れば
大したことはないと思うが、
へなちょこのわたしには
大変だった

もうダメかなと
思うこともあったが,
なんとか
そこを突き抜けてきた。

『突き抜けて』という表現は
今これを書いていて
ピッタリな表現だと思った

自分の中の
ありったけの勇気を
振りしぼって

これからの人生を
自力で変えるんだと
いうような決意がないと
突き抜けられない

いつかそのうち
書く気になれば書こうと思う

『突き抜けた』ら
　強くなった

当然
その経験があったら
何もこわくない

強くなったら
やさしくなれた

やさしくなれたら
ひとが集まってきた

それは
喜ばしいこと
なのかもしれない

いつも
笑顔でいられることは・・

強さなのかもしれない

ひとも動物だから『手負い』の匂いが分かる

楽しく
いろいろなひとと
お話をする機会がある

特に
自分より若い人との
会話が多い

初対面のひとと
お話をする時に
必ず聞く質問がある

① 一番の趣味はなんですか？

② お気に入りの曲や
バンドを教えてください

③ 好きなタイプのひとは
どんなひとですか？

④ 家族構成は？

⑤ 好きな食べ物は？
お酒は飲むの？

とりあえず
この①～⑤は聞いている

ひとによっては
⑥～⑩ぐらいまであるが・・
たいてい①～⑤で
ちょうど良い

お話していると
何となく
ひととなりが見えてくる

趣味や好きな音楽は
自分の世界を
広げようと思って
聞く質問だ

興味深いものであれば
自分もやってみよう
聴いてみようと
思うものだ

好きなタイプを聞くと
若い子なら
話が盛り上がる

ご家族のことを聞くと
またいろいろな
気づきがある

好きな食べ物や
お酒のことを聞くと
今度どこそこの店に
行きましょうかと
いうことにもなる

いろいろ質問を
するだけではなく
自分のこともチラホラと
言うようになると・・・

なぜだか
こんなことを
聞いてしまって
良いのだろうかと
いうようなことを
相手は話し出す

話し出したら止まらない
堰を切ったかのように・・

ひとも動物だから
『手負い』の匂いが
するのだろう

『傷』を負って
『突き抜けて』来たことが
分かるのだ

聞いてはいけないことを
今までたくさん聞いてきた

たぶん
わたしは群れないから
人の噂もしないし

他言はしないだろうと
思うのかもしれない

聞いてあげることで
楽になるのならと思い
聞いている

ただ
あまりにも情報量が
多いので
しんどくなって困る

内容も重たすぎて
どうしたものかと・・・

でもまた
その人と会う時に
情報を
引っ張り出す必要もある

その話題に
なることも多いからだ

考えたのは
大体の大筋を
メモしておくことだった

絶対に
人目につかないように
保管しておく

外出の時には
そのメモは
持ち歩いたりはしない

メモしたら
忘れるようにして
会う時には見直すように・・

大昔に
営業の仕事を
していた時に
顧客ノートがあったが

そのイメージだ

普段は忘れていて
訪問するときに
見返すというヤツだ

そうして頭の中に
多くの情報が
入りすぎて
オーバーヒート
することを回避している

そのアイデアは
思いついてよかった

ずいぶん楽になったから

群れないひとには
秘密を
打ち明けたく
なるのかもしれない