父上さまのこと

ヤキモチをやいたら困るので

もう両親ともに
亡くなって
いないのだが

記事に
母上さまの
ことばかり
書いているので

父上さまが
ヤキモチをやいては
いけないと思い

きょうは
父上さまのことを
書いてみよう💛
・・・・・・・・・・・

父は
6人兄弟の
長男であった。

超未熟児で
生まれたので
死ぬかも・・と
いわれていた。

なんとか
育ったが

病気の問屋と
いわれるぐらい
カラダが弱かった。

病気ばかり
していたらしい。

父は
若いころは
頬が
コケるほど
痩せていた。

煙草もかなりの
本数を
吸っていた。

お酒も強く
底なしだった。（笑）

スポーツは
野球とテニスを
していたので
肩が
ガッチリと
していた。

女性には
かなり
モテていたようだ。

体つきは
スリムで
今で言う
イケメンだった。

わたしは
ファザコンなのかも
しれないが

スキなタイプの
男性は
父のようだった。

ヤセがたで
眼光がするどく

スリムで
スポーツマンで
しかもイケメン。

むかしは
骨っぽい
父だったが

年齢とともに
丸くなってきた（笑）

性格もカラダも（笑）

しかし
年齢を重ねても
人気者だった。

ただ
不思議なことに
家での
父の姿と

おともだちや
知り合いの人が
いう評価が

なんだか
ちがっていた。

別の人格のように。

家では
母とわたしと妹と
女3人に
かこまれて

どこか
遠慮していて
自分を
出せなかったのか。

おとなしかった（笑）

今おもうと
少し
可哀そうだった。

外の人は
みんな
クチをそろえて

思いやりがあって
よく気が付いて
やさしくて
おもしろくて・・

いつも
ありがたかったと
お葬式の時にも
いわれたのだ。

そうだったんだ・・
・・とおもった。

そういえば
父の
おもっていることも

考えていたことも
深く
はなしをしたことが
なかったので

未だ　わからない。

もっと
いろいろな
話を
しておけば良かったと

亡くなってしまってから
残念に
思ったが、もう遅い。

父の想い出

父は
巳年（へび年）だった。

巳年のひとは
お商売をすると
よいと言われていた。

『ひと』を
呼ぶらしいのだ。

知り合いの
飲食店に
いったときも
ほかの店でも
おなじだが・・

父が
お客で店に入ると

だれも
お客さんが
いなかったのに

あとからあとから
たくさんのひとが
入ってくる。

お店の大将に
いつも
ありがたいと
いわれていた。

毎回そうなので
迷信では
ないのだとおもう。

父のことで
おもいだすことは・・

父は
読書がすきだった。
文章を書くのも。

家には
著名な作家の
文学全集が
ならんでいた。

わたしたちにも
世界の文学全集や
シートン動物記や
ファーブル昆虫記を
そろえてくれた。

父のおかげで
わたしも
本がすきになり
文章を書くのも
すきになった。

動物や昆虫も
大好きになった。

あとは・・
歌が好きで
歌うのも聴くのも
スキだった。

晩年は
私設の
カラオケ教室を
やっていた。

歌が
うまいところが
似れば
よかったのに・・

わたしはまったく
ダメで
ヘタクソ。

神経質で
やや怒りっぽく
超心配性な
父ではあったが

やさしくで
大好きだった。

母が
カラダが弱かったので
働きに出さずに

自分一人で
家計を
支えてくれた父。

母は
一生、専業主婦だった。

ホントは
うつくしい母を
仕事にだすのが
心配だったのかも・・と
ひそかにおもっていた。

意外に
ヤキモチ焼きなのだ(ｶﾜｲｲ）

とにかく
一家を支えて
姉妹を
育ててくれた父には

感謝をしている。

父のおかげで
いまがあると思う。

晩年は
思いがけずも
病に倒れたが

二十歳までしか
生きられないと
いわれてきたのに

長く生きたなと
おもった。

姉妹で
父の
病室に
寝泊まりしたことが

たいせつな
忘れられない
想い出となった。

父を
姉妹で
看取れて
ほんとうに
よかったとおもう。

寂しがり屋の父が
わたしら姉妹を
呼び寄せたのだと。

父の
やさしい笑顔が

いまも
昨日のように
思いだされる。

✨✨✨✨💛✨✨✨✨

わたしたち姉妹のように
両親が
もう亡くなって
いない者は
さみしい。

まだ
ご両親が
健在な方には

生きておられる間は
感謝のコトバや
いろいろな思いを

伝えておくことを
おすすめしたい。

亡くなってから
いろいろと
後悔を
するものだからだ。

ココロに
思っていても

コトバに
しなければ
わからない。

コトバにすれば
きっと
喜んで
下さるに
ちがいない💛

きょうも
良い一日で
ありますように✨