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100万人→1000万人のフェーズを迎えたchocoZAP! その展望と成長のカギ

2022年の状況を語るインタビューはこちら
「創生:0→1(ゼロイチ)」の面白さを体感。“本当の”DXに本気で取り組むシステム開発責任者

激動の内製化が終わり、
chocoZAPは新しいフェーズに

――まず自己紹介をお願いします!

佐藤です。RIZAPは3社目で、部長として入ってもうすぐ3年です。

で、私が入った時は0人だったんですね。今、正社員が41人、業務委託の人を入れて66人の規模になってきています。

――2年前にインタビューより規模が大きくなっていて状況も変わっていますね

規模は大きくなったのですが、まだ会社としてはやりたいこといっぱいあるので、もっと人を集めてもっと大きいことやっていこうという、そういうフェーズかなという感じです。

――RIZAPに転職するにあたって、他の企業と比較して選びましたよね。その中でどうしてRIZAPに決めたんでしょうか?

そうですね。RIZAPに来たひとつの理由は先ほども言いましたけど、本当に0だったからなんですね。

本当に0でこれから立ち上げるという状況とはいっても、だいたい誰か既に始めている人がいるんですよ。それがいませんでした。

ベンチャーというか、社長しかいないみたいな会社さんとかだったらそういうことがあるんですけど、ほんとに0っていう。

これは逆に面白いなと思ってスタートしました。それで入ったんですよね。

――それが前回のインタビューにつながってくるんですね

そうですね。はい。

――現在はどのような業務にあたっていますか?

今はもうchocoZAPの仕事が半分、残りの半分が採用とかメンバーの育成とかですね。

あとメンバーの採用も中途と新卒両方やっていて。で、新卒は特に今インターンシップもやっていて、そっちの工数も半分ぐらいの半々みたいな感じですね。

――インタビューするにあたって調整のために、佐藤部長のスケジュールを拝見させてもらいましたけど、ミーティングが多いですね

ミーティング多いですよね。ミーティングが多いんで、定時後にようやく自分の作業するみたいなことがあります。僕は例外かもしれないですけど。

現場の方では、例えばエンジニアやデザイナーがミーティングで作業時間が取れないみたいなことがないように工夫しています。

RIZAPでは開発部にPMがいて、PMがエンジニアやデザイナーのハブとなって仕事をしています。

PMがミーティングいっぱいの代わりに、プログラミングしてる人はミーティングほぼないんですよ。

――いま部門でやっている仕事の、RIZAPにおける立ち位置はどのようになっていますか?

RIZAPテクノロジーズは、今もやっぱりRIZAPグループがchocoZAP事業に全力投資なので、当然chocoZAP事業の仕事が大半になってきます。

でも、本当はRIZAPテクノロジーズ自体はchocoZAPの仕事をするための会社ではなくて、関連会社のIT的な仕事を一手に引き受けて貢献してくっていうのが目的の会社なんですね。

だから私の部署も、例えばグループ会社のホームページを作ったりとか、ちょっとしたウェブのサービスをお手伝いしたりみたいなこともやっています。

なのでやっていることは広いですね。

――前回のインタビューは2年前ですが、職場環境や内部のコミュニケーションの雰囲気で変わったところがあったら教えて下さい。

2年前はちょうどchocoZAP始まったところの、ほんとに瞬間のインタビューだったと思うんですけれども、当時はchocoZAPのシステムはもう外部の協力会社さんに制作と開発を委託していました。

今は全く変わって、外部委託はほぼなくなったので、かわりに開発の話は全部社内になっています。

――外部委託から内製に変わったんですね

はい。以前の記事には「内製化目指す」と書いてあったんですが……いや、 激動でしたね。やっぱり採用から始まったので。

去年(2023年)の1月ぐらいから内製化していくぞって始めて、その年の9月に外部委託完全終わったんすよ。

その9ヶ月のうち、実際採用期間が最初の3ヶ月なんで、実稼働は半年なんですよ。メンバーには本当にすごくがんばってもらいました。よくできたなって。

最初トラブルが多かったんですけど、でもそれもすぐ落ち着いて、今はうまくいっています。

すこし前までは外部の会社さん作ったシステムをメンテナンスしている感がちょっとありました。

今は完全に自分たちのプログラムシステムを運用しているっていう感じでみんな動いていますし、システムも自分たちで作り直して動くようになりました。

この1年で内製化が終わって、僕たちのシステムになって、これからよりいい機能を作っていくみたいな。

どうしても引き継ぎみたいな雰囲気が多少あったりパフォーマンス問題だとかスケーラビリティの問題とかがありました。

それをどう対応していくのかで、1年経ってしまったんですけど、ようやくそれも終わったので、システム的には攻められるフェーズになったのかなって感じですね。

――内製化ができて次のフェーズに移ったということでしょうか

はい。なおかつ、今はもう新卒も採っているんですよ。

現在新卒が3世代いて、23卒が2名、24卒が8名います。だから、私の部署は40人ぐらいいるんですけど、新卒がもう10人強いるわけですよ。1/4です。

以前は外部委託のベテランのスーパーシニアエンジニアと侃々諤々やっていたのが、今は新卒の人たちと一緒にどうやって成長していこうかってする会話に変わりました。

もう真逆っていうか、別の会社で働いてるぐらいの感じですね、雰囲気としては。

0→1のフェーズを終え、
今は「100万→1000万」のフェーズへ

――プロダクトの観点で変わったものはありますか?

はい。仕事もめちゃくちゃ変わっていますよ。

当時chocoZAPはまだできたばっかりだったんで、うまくいくぞっていう思いもあったかもしれないですけども、規模感が小さかったです。

いまはchocoZAPが全国に1500店舗以上※あって、もう社会インフラ基盤みたいになっているわけですよね。(※2024年5月15日時点)

なので当時も当然責任は重かったですけど、今はもう、より責任感が重いプロダクトになっています。

――規模感が2年前とは桁違いなんですね

そうです。品質だったりパフォーマンスだったり、そういったところもものすごく気にかけてやっています。

最近もう一部のサポート業務も僕のチームでやっているんですよ。お客さんの声が来たら即開発に反映していたりして、品質がどんどん良くなっているんです。スピード感がすごい。

プロダクトは大きくなったんですけど、スピード感は2年前のもう何倍も速い。すごいスピードで機能が良くなっています。

その結果、実際今、アプリの数字とかストアのレビューの数字とかも上がってすごくいいんです。

で、お客様の数は増えているのに、お問い合わせの数はすごく減っている。プロダクトとしてはいいと言えますね。

――お問い合わせが来るたびにどんどんプロダクトはよくなっているということですね

そうですね、問い合わせ来たらすぐ不具合チケットが起票されて、それにエンジニアがすぐ反応して「あ、不具合でした。すみません」と言って直して、それで良くなっていく……みたいな。

だから、お問い合わせの件数はどんどん減っていて、一日あたり多いときの数十分の一になっています。

プロダクトとしては良くも悪くも無人なんで、システムって自動でスケールしますよね。

そこが逆に当時の戦略にはまってきているフェーズなのかなと思いますね。

――ユーザーや店舗が増えても開発コストって変わりませんよね

そうです。だから逆に2年前はしんどかったわけですよ。100店舗しかないのにアプリを作るコストは今と同じ状態だったので。

これが1000店舗、2000店舗になっても作っているアプリは一緒なので、デジタルの強みが出てきているフェーズになってきているのかなと思いますね。

――あらためてRIZAPが今いるフェーズをご説明いただけますか?

chocoZAPはもう認知もされてるし、一定使われているので、より広くするフェーズですね。

100万人を1000万人にするのは、以前の0→1のフェーズとは発想が変わってくると思うんですよ。

気持ちとしては、本当に日本中の人たちに使ってもらうにはどうしたらいいのかを考えていくフェーズ になっていて以前とは全然ちがいます。

やりがいがあるし、メンバーも発想も違ってくるので、これが今のフェーズの面白さかもしれないです。

ライバルはコンビニ!
どう成長していくかが今後のカギ

――ここまで過去と現在の様子を聞いたのですが、未来の話で、これから向けて課題や展望はありますか。

今まではどう動かすのか、 どう実現していくのか、どうサービスを提供しているのかという、要は立ち上げる苦労でした。

これからはどうやったら快適にお客さんに使ってもらうかとか、どうやったら長く使ってもらうかとか、そういうところに比重が移ってきていると思うんですよね。

ですからアプリも、単に入館証を見せられればいいのではなくて、どうやったらもっとアプリを毎日起動してもらえるかとか、どうやったら毎日お客さんに店舗に通ってもらえるかとか、そういったところの議論になっていっています。

―― 一人ひとりに気持ちよく使ってもらえるよう、働きかけるようなところですね

はい。あと店舗も増えてきているので、どう効率的に店舗運営をしていくかってところも開発しています。

例えば、故障マシンの管理の仕組み化です。今までアナログや人力でやっていたところをシステム化をしていっている途中です。

故障しているマシンをシステム管理すると、修理中なのかを全部お客様にはアプリ経由で見える化できますよね。

――仕組み化できる改善点を探して、作っていく、と

あとはフレンドリー会員(チョコザップを利用している人が店舗の清掃・備品の補充・整理整頓などをして運営をお手伝いする制度 )さんのシステムも最近リリースさせていただいたんですけど 、これも今まで外部のパートナーさんのツールを使っていたのを、内部で作り直しました。

それによりフレンドリー会員さんがより使ってもらいやすくするための改善がやりやすくなったわけですよ。

なので、今はそういう取り組みをしたり、店舗をより良くしていくためのシステム開発をしたり、 アプリをもっと使ってもらうためのシステム開発したり、そういう開発が最近多いですね。

――店舗数を増やす、など伸びしろがあるところはありますか?

店舗数は伸びしろもまだ非常にあるかなと思って、chocoZAPは今1700店舗ぐらいなんですよ。

それで、今日本で店舗数が一番多いジムって2000店舗なんです。だから、少なくともそこは超えていけますよね。

その次に、小さいコンビニチェーンが大体3000店舗弱なんですよ。ファーストフードチェーンもだいたい2、3000店舗というのがあって、その次のフェーズになってくるとコンビニなんですよね。

大手のコンビニになると大体1万~3万店舗になってきます。

この 2、3000店舗はもう見えていると思うんですけど、そこから次の1万店舗にスケールするためにはどうしたらいいかというところが1つブレイクスルーになるんじゃないかなと思います。

――もう想定するライバルがコンビニになっているんですね。

当初からコンビニのように、便利で気軽に立ち寄れるジムを目指しているんですよ。

今が成長のフェーズ、RIZAPと共に
成長するエンジニアを募集しています

――なるほど。では今の拡大のフェーズで言うと、どんな人に応募してきてほしいなというのはありますか。

そうですね、0→1ではもうなくなったんですけど、逆に組織的にはまだまだ未熟です。

開発組織としてみても事業としても、まだまだやることがすごくいっぱいあって、全然完成されている状態ではないわけですよね。

社内の雰囲気としては、上場前のスタートアップみたいな雰囲気、ベンチャー企業の雰囲気はすごくあります。

0→1だと逆に何もなさすぎて、なにか開発したいとか、色々やっていきたくてもできませんでした。

今はやりたいと思ったことができる組織になってきているからこそ、色々やっていきたい人に来てほしいですね。

――成長するフェーズなのでやりがいもありそうです

スピード感のある雰囲気で色々動いていきたい、という人がすごく今向いているフェーズなのかなと思いますね。

雰囲気としては本当に繰り返しなんですけど、ベンチャーっぽいので、大きな企業で安定して働きたいっていう人には合わないかもしれません。

闊達な意見をわいわいみんなで言い合いながらやっていきたいっていう人がすごく向いているのかなと思います。

――チーム内で仲良くできて、かつコミュニケーションできて、スキルもあるみたいなことでしょうか

そうですね。やっぱり優秀なすごいメンバー今集まっているので、お互い切磋琢磨して、 事業も伸びるし自分も伸びるし、もう全部が一緒に伸びていけるフェーズなんで、成長を実感しやすいんじゃないかなと思います。

――今の状況は会社も個人も成長することができるというお話だったんですけど、反面忙しいということもあるのではないでしょうか

そうですね。RIZAPテクノロジーズはもちろん忙しいですけど、日中忙しいっていう感じですね。

9時ー18時のあいだ、昼間8時間、うわーって働いて、もうオフは逆にしっかり休むっていう雰囲気はすごくありますね。

――残業は多くはないですか?

残業時間は多くないですね。多くても月平均20時間みたいな数字になると思うんですけども。

ほんとに遅い時間までみんなが「わーっ」とやっているというよりは、日中にしっかりやって、定時で終わって帰る、みたいな雰囲気があります。

そういう忙しさです。だから1週間あっという間ですね。

――最後の質問になるんですけど、応募者に向けてメッセージをお願いします。

これまでずっと面白いフェーズだったんですけど、今も本当に引き続き面白いフェーズなので良い環境だと思います。

弊社のようなコンシューマー事業でお客さんに寄り添ってビジネスをしている会社ってそんなに種類が多くないと思うんですよね。

リアルビジネスをやって、サブスク型でお客様向けに一生懸命返すサービス作っている、そういうサービスっておもしろいですよ。

RIZAPはコンシューマー向けのリアルビジネスをやっていますので、それをやっていきたいっていう人はすごく向いているかなと思うので、ぜひ検討してもらうと面白いんじゃないかなと思います。

――リアルにお客さんを相手としてサービスを作るという仕事は、やっていて嬉しいこと多そうです

そうですね。どのビジネスでもお客様はいるんで面白いと思うんですけど、chocoZAPの特徴はやはり健康になれるところなので親とか、家族や友人にも使ってもらえるし 、使ってもらった方がいいじゃないですか。

使った方が良くて、健康になって、すごいみんなが幸せになれるって 三方よしですよね。こういうサービスはあまりないでしょう。

ほんとうにやりがいがあるし、すごく楽しい仕事なんじゃないかなと思います。

なので、ぜひRIZAPで一緒に成長できる仲間をさがしています!



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