誰とも会わない時間を作る「面会謝絶DAY」のススメ

お久しぶりです。リユです。

最近はどこの業界も、コロナ禍による自粛期間のツケと、年末進行のおかげで多忙なようですね。周りの友人も親戚もフォロワーさんも、結構忙殺されている人が多いようです。

かく言う僕も、人生で初の半月残業50時間(もう半月やると100時間)の大台を目の当たりにして、比較的キツい時期を迎えておりました。

忙しいのにその分を取り戻そうと、休日に友達とひっきりなしに遊んでいたら、先週あたりから体調が優れない状態になってしまったため、急遽、平日に休暇を取得したことで、少しだけ本調子に戻りました。

そこで今回は、なぜ最近こんなに精神的に病んでいるのか。その原因がなんとなく判明したので共有します。

人と会うと充電する人、人と会うと放電する人

僕は、人付き合いのパターンは大別して2種類あると思っています。あなたがどちらに当てはまるか考えて見てください。

Aさん:人と会うと充電できる人
Aさんは毎週飲み会に行ったりショッピングに行ったりします。仕事の疲れを遊びで癒すタイプ。逆に暇や退屈な状況が耐えられず、人といない自分だけの時間、空間を好まない。

Bさん:人と会うと放電する人
Bさんは休みは家で一人で行う趣味が多く、人混みは苦手。友達と一緒にいても気疲れしてしまうタイプ。一人で物思いに吹けるのが好き。

あなたはどちらのタイプでしょうか?厳密には体調とか気分とかでAさんとBさんを行ったり来たりするものだと思いますが、僕は概ねBさんタイプ。ただ、僕の周りにはなんだかAさんがとても多い印象を受けます。

Aさんタイプは一緒にいると楽しい反面、自分の好きを純粋に表現するため、Bさんタイプは同調したりして気疲れしてしまいます。
(最近は自分もAさんになる日があるのでお互い様ですね)

なので、仕事とかでAさんタイプは事務とかやらせると病むような気がします。しっかり休日に遊ばせてあげないと、いずれ電池切れになります。

対するBさんは、接客などをすると気疲れするので、しっかり休ませる事が大切。休みがない状態で働かせ続ければ(そもそもAさんも含め人間は長時間の労働を課すと倒れますw)いずれ壊れます。

Aさんが電池切れになるとき

こうして読んでみるとBさんの方が明らかに根暗なヤバイやつっぽい気がしますが、実際は逆です。ヤバイのはAさん。

Aさんタイプはいわゆるリア充のようですが、こうしたAさんタイプがヤバイのは充電が切れた時。ある日、Aさんみたいなタイプが急に病んで仕事を辞めたり、音信不通になったりというのをよく見聞きします。

なぜそう言う事が起こるのか。

Aさんタイプは、充電を怠ると電池切れになるから。携帯電話など、バッテリーの充電が0%になると、バッテリーは急速に劣化する(この辺は完全放電とかでググると出てくるので調べて見てください)のですが、AさんとBさんの違いは何か。その大きな違いは

人と会わないと充電できないこと

なので、Bさんは充電が減ると勝手に充電モード(家で安静にする、しっかり休む等)になるが、Aさんタイプはバッテリーを充電するためには人と会わなければいけない。という大きな違いがあります。

この充電って僕はやる気の残量だと思うのですが、Aさんは充電するためにやる気を出して(放電して)人と会わなきゃいけないのが辛いですね。

だから、Aさんは充電50%を切ったあたりから徐々に元気がなくなり省エネモードになるのではないかと思います。

人は放電・充電を繰り替えす

そもそもBさんタイプの自分がAさんの気持ちが何故わかるのか。


わかります。

わかった気でいます。


それは、冒頭でお伝えした通り、人はこのタイプを行ったり来たりするものだからです。

ここ数ヶ月、僕は自分を奮い立たせてAさんタイプ状態に入っていたのですが、繁忙期を前に充電が切れました。

そもそも、充電できる人、言葉、アニメ、映画、音楽...etc

人はいろんなインプットから充電しているので、AさんとBさんの基準には個人差があります。また、最近気づいたのは充電しながら放電している瞬間があると言う事。元気な人と一緒にいると、疲れる(放電)反面、勇気や元気をもらったり(充電)する事もあるのです。

放電・充電を繰り返しながら、人間は生きてるんじゃないでしょうか。

だからこそ、今回の記事タイトルになります。ようやく本題に入ります。

面会謝絶DAYのススメ

・人間は2パターンいる。

・放電と充電を繰り返す。

・電池切れはヤバイ。

これがここまでの前置きです。では、Aさんタイプの側面が強い人がどうすれば一人で充電することができるのか。

「自分と会って充電すればいい」です。

スピリチュアルな話じゃないです。結構真剣な話。
要するに、他人から充電できるタイプっていうのは、結局のところ、人といると自分が満たされる、存在している確認ができる。という所属欲求や承認欲求を満たすのが目的じゃないでしょうか?

そんな時にやるといいのが、自分で承認してあげる。自分の話を聞いて頷いてあげると言うことです。

なんどもいいますが、スピリチュアルじゃないです。

そして、この自己承認をするために、人と会わない日、面会謝絶デーを設けるのが大切なのです。

科学的には、僕のやってる面会謝絶デーはおそらく瞑想やマインドフルネスとかそっち系の話じゃないでしょうか。

面会謝絶DAYを実際にやってみた

面会謝絶DAYといいますが、一人暮らしの人はできますが、実家暮らしの人は…ちょっと難しいかもしれません。

なので、DAYとは付いていますが、だいたい1時間くらいでいいです。どっか出かけてください。一人で、なるべく人に会わない場所で。

自分は都内在住ですが、よく海や森林公園に行きます。地元の閑静な住宅地でもいいですし、どこでもいいです。人と会わない場所に行ってください。

この時重要なのは、最低でも20分。スマホをポケットから出さないと決める事。サイレントマナーにして、通知もこないようにしてください。

その間に連絡があったら20分後に連絡仕返せばいいだけです。

そして、一人で散歩でも風景みるだけでもいいですが、物思いにふけってください。この時に、仕事の事とか、遊びの予定とかは考えなくていいです。自分の今現在の状態を把握することに努めましょう。

自分と向き合う、というのは抽象的な表現ですが、要するに自分の足の赴くままに、休みたいなら休んで、いい景色には見とれて。という、体の欲求に素直になるのがいいのではないでしょうか。

余計な雑念が入ってしまう。という人もいると思いますが、こういう状況で出てくる雑念や悩みこそ、本当に今解決したい問題なのだと思います。一度状況を整理すると言う事を、習慣的にやらなければ、無駄な思考に脳みそのバッテリーを食われ続ける事になります。

頭の中の整理だと思って、忙しい時やどうにも気分が優れない日こそ、誰とも会わずに、一回自分の状態を健康診断しましょう。

自分と向き合う時間を作ることの重要性は様々な記事で語られることですが、このような面会謝絶DAYを設ける習慣を作ると、少し生きやすくなるかもしれませんね。

充電がなくなりつつある時は、ぜひ試して見てはいかがでしょうか
(ついでにスマホの充電も減らないのでオススメです)

追伸

社会人になってからというもの、10月、11月、12月と繁忙期に忙殺されるサイクルができつつある。職種によって違うものかと言うとどうもそうではなく、社会人の師走は概ね10月後半あたりから徐々にスタートしているのではと疑いたくなる。

面会謝絶DAYという名前で、この充電する時間を呼び初めてから実に3年近くになるが、この習慣は本当に大切なものだ。

最近、めっぽうメンタリストDaiGo氏、中田敦彦氏のyoutubeチャンネルにハマっているが、面会謝絶DAYが本当に科学的に効果があるのか、近しい事を話している動画には出会った事があるが、いまいち確証が掴めない。

今回の記事は、面会謝絶DAYの共有や訴求というよりも、この習慣が科学的な観点からどうであるか 。ということを確かめるために書いた。

以前、メンタリストDaiGo氏の動画で情報は減らない資産であるという事を言っていたが、確かにそうだと思った。私は、どちらかというとノウハウを隠蔽する体質で、できれば自分が発見した事は人に教えずにいたいと思っていたのだが、こうして共有する事によって、情報の精査、整理、追加などが一人という単位から読者も巻き込んだ複数になる。

このことからも、今後は発見したことも自分から発する習慣を身に付けたいと思った。

このnoteを見た人からのコメント等を合わせて、いずれは面会謝絶DAY 2.0というものを訴求できる事を願う。

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