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自由詩。
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2022年5月の記事一覧

デイジー

水のない世界で生きて 僕は輝きを失った いつからだろう 大勢のフラッシュに囲まれて 僕らは…

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あのね

嘘だといって 呟いたのは言葉じゃない 二人にしかわからない 合図だって愛おしい あのねって…

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迷い猫

何のためと見失い 撫で声で鳴くのは誰のため そこにあるのは空想で 私はいつも迷い猫 視線を…

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嘘つき

本当のことが言えなくて 嘘が真実になった 私は存在しない偶像 空っぽで虚しい人形 綺麗だね…

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金魚すくい

夏の匂い 窮屈な囲いの中で 静かに泳ぐ まるで最後の旅のよう ひと時の幸せを 現実逃避と笑う…

29

めぐる

春が来る 出会いと別れが交差して あれよあれよと花開く 咲き誇るのは桃色サクラ 夏が来る 憂…

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心拍数

何故だろう 上手く笑えない 嘘ばかりを積み重ね そんな気がして 落差に怯えて 心にはすきま風 相手は自分の写し鏡だと 誰かがいった 汚れのある者と群れをなす 私も所詮、同じ生き物 心拍数で奏でるメロディ 楽しみとか哀しみとか憂いとか どれが本当の私 どれも本当の私 心拍数で奏でるメロディ 矛盾だらけの感情を確かめながら 今日も生きて 明日も生きる 空虚な感情に怯えて 気がつくのは 大衆の中にある孤独 違和感しかなくて 脆さを知っている人は強く はびこる嘘にのまれて

花火

一つ、また一つと消えていく 僕のためなんかじゃない 君のためなんかじゃない もがくように生…

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ねぇ

ねぇ聞こえてる もう何も見えないよ 同じところをグルグルと ねぇ泣いているの もう何も知ら…

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多分このまま

何からはじめようか 生きざまなんか問われても 気づいた時には息をして 知らぬまに歩き出して…

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言葉あそび

あのね、そのね、あれね どっち、そっち、あっち ぱっと、そっと、さっと   言葉のリズムが音…

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雨が降る日に

強くなるのはなんのため 微笑みは悲しみだと 誰か気付いて 雨が降る日に想うのは きみじゃな…

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