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信頼関係〜Trust relationship〜

2023.0222 就労移行支援事業所あそライフ 利用者22

1,就労移行訓練について(今までの認識)

本日はダイアローグ。
「信頼関係とは」についての議題でした。
なかなか難しい議題だなという印象でした。

2,講義について(今日の気づき、変化)

信頼関係。英語で"Trust relationship"。
信じる関係性。

自分は信頼関係には大きく2つあると考えました。
1・パーソナル、プライベートな信頼関係
2・ビジネス的な信頼関係

1→これは安心・安全、居心地の良さやお互いを認め合えるような関係。
これは各人のパーソナル、プライベートな部分の信頼関係だなと思っています。私的な信頼関係。それにはいい人間関係が必須だと思います。自分を信じて他人を信じる、頼る。お互いに好印象を持った人間関係の上での信頼関係。
2→コチラはビジネス的としましたが、いい人間関係が必須ではないものだと思っています。例えば、仕事で例えてみると、別にお互いに好印象でもないし、むしろ嫌いではあるが、お互いがお互いのやるべきことやできることを理解し、任せて円滑に業務を進めたり、好調な業績を収めるといったように、「阿吽の呼吸」であったり、何も言わずとも信じて頼っている関係。これがビジネス的な信頼関係だと思っています。

どちらも信頼関係と言えますが、ニュアンスは異なります。
どちらにせよ、いい信頼関係を築くためには、好きであれ嫌いであれ、自分と相手を尊重することが重要かと思います。

他の利用者さんの意見で印象に残っているのが「他人との信頼関係を築くには、まず自分との信頼関係が大切」という意見です。
これは非常に共感できました。
信頼関係とは、読んで字の如く”信じて頼る”こと。相手を信じて頼るためには、まずは自分を信じることができないということ。これがなかなかできない。
自分なりに自分を信じるための方法を考えてみました。
それは、「加点方式で自分の行動を振り返る」こと。いつも自身の行動や言動を減点方式でマイナス評価してしまう癖があり、悪い面ばかり見てしまいがちです。そこを変えるために、毎日の何気ない行動をポジティブに評価していくこと。これが必要かと思います。
具体的には、「今日もあそライフに通所できた」、「朝起きることができた」、「人とコミュニケーションを取れた」といったことを習慣的に行うことです。
上記の自己への加点評価を続けていくことで、自分を信じていくことにつながるのかなと思います。

3,今後について(明日からの学び)

本日もいいダイアローグとなりました。
次回も楽しみです。自己評価をネガティブからポジティブに変換するトレーニングを試みたいと思います。

4,学習成果(今日の記録)

本日は製品戦略のうち、製品の分類に関してアウトプットしていきます。

・製品は形のある製品かそうでないかで有形財と無形財に分類。
有形財・・・形がある製品や商品
無形財・・・形がないサービスなど

・また、製品の購入後、再加工されるかどうかで消費財と産業財に分類。
消費財・・・B to C商品、再加工されることなく最終消費者の手に渡る
産業財・・・B to B製品、産業財を再加工するなどして消費財を生産
      B to Cよりも意思決定プロセスが複雑で検討期間が長い

・また、購入前後で品質がわかるかどうかという観点から探索財、経験財、信頼財に分類。
探索財・・・購入前に品質がわかるもの。家電製品など
経験財・・・購入してから初めて品質がわかるもの。レストランなど
信頼財・・・財を購入したとしてもその財の品質を消費者が判断しにくいもの。コンサルなど

■消費財の分類
消費財は購買特性の違いから最寄品、買回品、専門品、非探索品の4つに分類。

「最寄品」→野菜やペットボトル飲料など最寄のスーパー等で扱っている商品
◉購入頻度が高く、価格は低い
◉計画性は小、日常的反応行動(定型的問題解決)
※日常的反応行動とは、情報収集することなく、既に知っているブランドやいつも買っているブランドを選んで購入すること
◉開放的チャネル
※取引先の流通業者を限定せずに広い範囲にわたって流通
◉生産者による広く一般向けのマスプロモーション
◉こだわりは低い
※商品に対する顧客の関与が低い

「買回品」→洋服や家電など専門店に行って買うことの多い商品
◉購入頻度はやや低く、価格はやや高い
◉計画性は中(ある程度その商品カテゴリに対する知識と計画性がある)
限定的問題解決
※事前に新商品についての情報を調べたり、店頭でいくつかのブランドを見比べたりして、どの商品を買うかを決定
◉選択的チャネル
※消費者に対してある程度詳しく説明する必要があるため、比較的チャネルを絞る
◉生産者と小売業者による広告、人的販売

「専門品」→高級な宝飾品や住宅など
◉購入頻度は非常に低く、価格がとても高い
◉計画性は高、拡大的問題解決
※拡大的問題解決とは、その商品カテゴリについて十分な知識がないことが多いため、広く情報探索をして、複数の候補の中から自分に適するものを選ぼうとする
◉排他的チャネル
※ブランドイメージのコントロールや、消費者に対する専門的な説明が求められるため、チャネルは特定の流通業者に限定
◉生産者と小売業者によるターゲットを絞ったプロモーション

「非探索品」→生命保険など消費者にその商品やサービスに対する必要性が生じるまでは、意識したり興味を抱いたりすることのないもの
◉購入頻度はとても低く、価格は高いものから安いものまで様々
◉計画性はなし、チャネルも様々
◉生産者と小売業者による積極的な広告と人的販売

消費者として生活する我々の周りには様々な消費財が存在していますが、それらの消費財にも分類があり、細かく分析されているのだなと感じました。
それぞれの特徴が分かれば、それを踏まえた戦略を実施していくことで、消費者の購買行動も促進されていくのだと思うと、製品戦略も興味深いなと思います。

本日はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。

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