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【詩】夜のベンチ


心地よい秋の空気、澄んだ星空

幸せな時にはそれをより幸せにして
辛い時にはそれをより辛く虚しくさせてくる

この季節の好きで、嫌いなところ。

美しいものは時に自分を汚いものに見せ
幸せな記憶は時に自分を弱くさせてくる

変わらない場所と思って来た、この公園も

遊具の色彩は薄れ、木々は茂り、まだ新しい砂場のネットの原色をより浮かび上がらせたりしている。

心も、関係も、まちも、この世の全て
本当に、無常なのかもしれない。

私とあなた、私と公園、常に一期一会だ。

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