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札幌旅日記&ライブ感想文〜SUPER BEAVER『東京』ReleaseTour 2022 東京ラクダストーリー 札幌文化芸術劇場hitaru〜

ついに、私の東京ツアーが始まりました。しかも、憧れの北の地、札幌で!
今回は札幌旅日記とライブ感想文の2本立てでお送りしたいと思います!よろしくお付き合い下さいませ。

札幌旅日記(2022.4.22~23)

北海道への憧れはいつからだったか……、中1で最初に好きになったバンドが北海道出身だった時?(この時に”なまら”という言葉と支笏湖を覚えた)そのうち水曜どうでしょうが大好きになっていわゆる藩士と名乗るようになり笑(どうでしょう祭のライブビューイングに参加するくらいには藩士、みんなで唱和するだけでなぜか幸せになるどうでミー賞大好き)、当然そこからNACSにハマり本公演を観に行くようになり、どうにかしてサンサンサンデー(懐)やジャンジャンジャンプを聞いたり、おにぎりやハナタレやイッパチを見たりと隠れ疑似道民として大阪で寂しく過ごしていたのでした……。
そんなに好きなら今までに行ってそうなものなのにね?と私も思うけど、いざ行こうと思うとどこに行っていいか分からなくないですか北海道。でかすぎて。あと好きすぎて。なので実は今回が初めての北海道なのでした。

そして今回私にはSちゃんという強い強すぎる味方がいるのであった。ビーバーアカウントのTwitterで知り合ったSちゃん、もうほんとによくしてもらって私はこの先、北に足向けて寝れない。ほんとにありがとう~!もう、行く前から地図見たりお店の情報を調べたりする事もなく行きたいところをバババっと連絡して現地でコーディネートしてもらうという贅沢っぷり。姫か。しかもずっと車も出してもらって!運転してもらって!なんてことだー!!!でも車がなかったら絶対むりだと思った、さすがでっかいどー。

ところで、昨今安く旅する方法はいろいろありますが、私が今回使ったのはskyticket というアプリで、なんと東京行くよりお安く行けてしまった。なんだー、もうちょくちょく札幌行っちゃおう笑!大阪在住の友で、東京まで行くのも絶対飛行機!なぜなら移動の時間が短いから!っていう子がいるんだけど、私は新幹線を大阪環状線くらいに思ってるフシがあって(乗る直前まで時間変更できるし)それに空港行くのが面倒くさいやん、と思っていて、なんと今回飛行機乗るのが15年ぶりとかだったんだけど!月日がたつのってあっという間だねえ……。なので保安検査でモバイルバッテリーは申告しなきゃダメとか知らなくてドキドキした。機内Wi-Fiって意外と早いとか。時代……!今回時間の都合だけで行きはJAL帰りはジェットスターにしたけど、うーん私はLCCはもう乗らないかもしれないニャー。

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約15年ぶりの関空である
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はねかっけー!by大森はじめ@東京スカパラダイスオーケストラ

さて、札幌は思ってたより寒くなくて、Sちゃんと感動の再会……じゃなかった笑、はじめまして!のご挨拶!!!SNSで仲良くなるってほんと不思議だよねえ、会ったことないのにお互いの事こんなに知っててすでに気が合ってるなんて。ご縁って不思議。もういきなりマシンガントークで車内の温度上がる上がる笑。そして最初に連れてきてもらったのは!!!分かる人には分かる、そう、NACSの聖地カリー軒!

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行列店で有名だけどこの日は空いてた(photo S)
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見よ、無加工でこのシズル感!

店内料理以外撮影禁止なんだけど、そりゃもう、お宝がワンサカありましたよ!感想は「みんなわっかー!!!」笑。あと、NACS以外にもたくさん有名人のサインや写真が飾ってあって、ミュージシャンも多かったんだけど、一瞬マキシマムザ亮君かな?と思った人がいて、あれ?違うか、誰だあれ……と思ってたらオッティオットマンだった話する?笑。
普通にハンバーグもナポリタンもめっちゃ美味しかった!次はカレー食べる。
お腹が満たされたお次はほぼメインイベントのここ!藩士憧れの地、平岸高台公園!もうねえ、ギャー!って大声が出た。生のこの場所のインパクトはすごい。そして分かった、ここに来たら人は目が回るまでくるくる回ってしまいたくなるし、全身タイツで前転したくなるし、雪が積もってたらソリで滑り降りたくなる。

くるくる回る女(photo S)
いやーエモい!この4人のシルエットはエモい!
写りこんですまん!
私たちがタコ星人ってコト……!?(photo S)

ところでSちゃんがツイートする写真のファンの人はいっぱいいると思うんですが、本当にね!写真がね!素敵なの上手なの~!!!私がタコちいかわちゃんを撮ってるだけの場面でもこのエモさ。いつもTwitterで素敵だなあと思ってたSちゃんの写真の世界に自分が入ってるのは不思議な気持ち。

ここをキャンプ地とする(photo S)

もうこの時点で長年の夢が続々と叶って感無量なのに、まだ夢が叶ってしまうの……それは『六花亭のお菓子をバラで買ってみたい』という夢!六花亭のお菓子って、デパートの北海道展でバターサンド買ったりとかチョコがけのいちご買ったりするくらい?あとたまーに贅沢して通販で詰め合わせ買ったり?でも、あれを一個一個バラで選んでみたいじゃない!?というわけで連れてきてもらったのは六花亭福住店。

ウキウキのわたくし(photo S)
真剣すぎる(photo S)
もっと買えば良かった(お土産あるある)

六花亭のお菓子ってほんとときめくよねえ!このお店もほんと素敵だったので次はぜひ2階のカフェでお茶したい。なぜ胃袋には限界があるのか。
さて、そろそろホテルへチェックインしてライブモードへ切り替え。そうですよ、この日はビーバーのライブですよ!笑。ホテルから会場までは地下鉄で2駅だったので、噂の札幌の地下街も歩けたし、テレビ塔も見れたし、もーほんと札幌楽しい。

テレビ塔withビーバーちゃん(photo S)
地下鉄にかわいいもリーダーいた
黄色いあいつ
アギャー(ビーバーの文字を見ただけで決壊する情緒)

もともとビール大好き、アルコールはほぼビールしか飲まない私、もちろんサッポロクラシックも大好き!サッポロクラシックは、スーパーの北海道フェアの時とかわりと手に入るチャンスがあるんだけど、クラシック好きって言うと北海道の人はみんな「だったら絶対生を飲んでほしい!」って言うんです!これ、私調べで100%!というわけで飲んできたよ!!
ほんとはSちゃんがザンギのお店予約してくれてたんだけど、丁寧な規制退場のおかげで間に合わず(涙)近くのお店に変更したんだけど、でも見て!この!サッポロクラシックの生ビール!もーーーほんと美味しかった!やっぱり沖縄に行ったらオリオンの生ビール、札幌に行ったらサッポロクラシックの生ビール飲まなきゃダメだ。大阪で缶で飲んでるのとはぜんぜん違う。

今すぐ飲みたくて泣きそう
山猫バルというお店でした

さあライブの渇きを満たしたら夜のすすきのに繰り出しますよー!
あ!ニッカのおじさん!探偵さんが出てきそう!ケラーオオハタに電話したい!そういえば帰ってダンナに聞かれたのは「ケラーオオハタ行ってきた?」だけでした……(それ映画の中にしかないから)

頭の中で探偵はバーにいるのあの音楽が流れている私(photo S)

ほんとはラーメンに行ったんだけど並んでて、そもそも締めラーか締めパフェかどっちにしよう!って言ってたのでパフェの方へ。

やだーなにこれテンション上がる
Sちゃんの
私の。お腹に余裕があればお酒と合わせたかった。

夢みたいなパフェで夢みたいな1日を締めくくり、旅は2日目!
同じホテルで予約が取れなくて別ホテルに泊まってたSちゃんに迎えに来てもらって(ほんとありがとう涙)、朝ごはんを買いにすすきの市場のにぎりめしへ。この旅で確信したこと、それは大泉洋先生がオススメする札幌のお店は間違いないってこと!ここも洋さんが激しくオススメしてて食べてみたかったんだけど、めっちゃ美味しかった。なんで大阪で食べられないんだ!悲しい!

私はたらこバターとクリームチーズ山わさびにした。組み合わせ天才か。(photo S)
塩加減、握り加減、すべてが絶妙、絶品

そしてこの日連れてってもらったのは、空知の宝水ワイナリー。これも分かる人は分かる聖地『ぶどうのなみだ』の舞台になったところです。ふおおお、アオ兄ちゃんがいたぶどう畑だ!

エモい(Photo S)
アオが食べてた土だ…
建物の2階は撮影のセットを見学できます。Sちゃんにエモく撮ってもらう私とにぎりめし笑。
(photo S)

やっぱり北海道って大地だなーって感動した……。空も大地も広い!!!そんなの小学生でも知ってるけど、でもやっぱり自分の足で立って感じると訳が違う!って感傷的になりながらも!次は!お待ちかねのお寿司!!笑!ここも洋さんが好きって言ってて行きたかった回転寿司。シャリ小さめって注文できるの最高。ほんとになんで胃袋って限界があるんだろう。。。

おすし!おすし!
見てこのホタテ!いくら!この時の自分がうらやましい!

お寿司のあと、地元のスーパーに寄ってもらって、ご当地調味料やお菓子を買い込み(めちゃくちゃ楽しかった!)ルタオのカフェへ。

そう、あのルタオのカフェなのだ
看板も建物もいちいち可愛い

ルタオといえばドゥーブルフロマージュ、それこそ北海道展で買えるし、ここはパンケーキにするか…と思ったけど、でもやっぱりルタオのこのロゴを見ちゃったら!ドゥーブルフロマージュの口になっちゃった!ってことで私はパフェにしたんだけど、これがーーー!とっても美味しかったー!ドゥーブルフロマージュよりミルク感が強くてなめらかで、もう、感激。これは夢の中にでてくる食べ物だ……。
ちゃっかりSちゃんのパンケーキももらったけど、パンケーキも美味しかった。うぅっ。

パフェのセトリ完ぺきだった
ピスタチオのアイス美味しすぎてしにそうになったのは人生で初めて

もう満足すぎる。1泊2日しかもライブにも行ってこの充実感。何個夢が叶った???それもこれも、ずっと運転して案内してくれたSちゃんのおかげ。ほんとにありがとう~!また絶対遊ぼうね!!!

空港って切ない

札幌文化芸術劇場hitaruライブ感想文

私の東京ツアー初日。2022年4月22日(金) 札幌文化芸術劇場hitaru。連番のSちゃんがすんばらしい席を引いてくれて、もう、すごかった……。そして何よりすごかったのは、ライブ終わったあとにふせったーでも書いたこの事。
東京ツアーが始まってから、ライブ後に友の会で配信されるビーバームービーやメンバーのツイート、それにフォロワーさんの感想を見ていて、なんとなくこうなんじゃないかなあ?と思っていた事があって、それは『ビーバーはコロナ禍でのライブを受け入れる覚悟をしたんじゃないかな』って事。
コロナ禍でのライブ、ビーバーはずっと「俺たちがやりたいのはこれじゃない」「俺たちは何も悪くないのに、なんでこんなライブを強いられなきゃいけないんだ」と思ってたように思うんです。ルールを破りたいという意味ではなく、私たちの健康を脅かしたいわけでもなく、ただただいつもの通りの今まで通りのライブをやりたいという意味で。
でもたとえ規制がいっぱいあってもやっぱりライブは尊くて、きらめくような瞬間がいっぱいあって、その瞬間を積み重ねて自分達のことも私たちのことも本当の意味で信頼できるようになって(お互いにルールを破ったりしない、発声しなくてもシンガロングできなくても通じ合う事ができる)それでようやく、この発声禁止の、みんながマスクをしてる現実を受けていれて乗り越えたライブができるようになったんだと思う。
これを確信できたのはやっぱり『秘密』を演ってくれた瞬間で。
ライブに規制条件がつけられるようになった当初はきっと、シンガロングができないからなんだ、マスクしてるからなんだ、俺たちは俺たちだ、と思ってたんだと思うんです。彼らの根底に流れる反骨精神によって。でも、あの時、日比谷で『秘密』をやってみて、愕然としたんだと思う。それは彼らが音楽よりも人を信じてライブをやってきた証みたいなもので、音楽さえちゃんとしてればいいという事じゃなくて、届ける先があっての音楽だという信念があるからこそ、それが覆ってしまうような出来事だったんだと思う。今思ってもあの日の『秘密』は泣けてくる。ようやくライブができているのに、できているからこそ、”シンガロングができない事”が浮き彫りになってしまった。
それが、この2年の紆余曲折、ぶーやんが言う“思い出したくもない2020年”を経て、やっとシンガロングができないからなんだ、マスクしてるからなんだ、俺たちは俺たちだ、と胸張って言えるようになったんだと思う。それに、きっと彼らが言われて一番きつい言葉「一緒に歌いたかったのに」って、もう言われない確信もあったんだと思う。歌わなくてもみんなであの空気を作れるって、きっと自分たちのことも私たちのことも、この2年間をかけて信じることができるようになったんだと思う。

それにビーバーのライブ感想文を13本書いてきた私、いかにも私が書きそうなのに1回も使ってない言葉あるんですが、やっと、やっとそれを書き記せる日がやってきたんです!それは、『メンバーが幸せそう』という言葉。
今まで、楽しそうだなと思った事は何回もあるけど、こんなに幸せそうだと思ったのは初めてだった。それは久しぶりの札幌でライブをできている幸せだったのかもしれないし、客席の幸せが伝わった幸せだったのかもしれないし、とにかく全部ひっくるめた幸せだったと思うけど、私たちを幸せにしてあげたい、といういつもの切実な想いを受け取るよりも先に『ああ、今みんな幸せだ!』と心の底から思えたライブだった。もう、どこまでいっちゃうんだ、スーパービーバー!

そして今回初めて身に沁みて納得したことがあって、いつも絶対にメンバーが言う『最高を更新』という言葉。もちろん最高を更新し続ける事の困難さ、バンドとしてのかっこよさもよく分かる。けど、私たちはツアーの中のその1本にすべてを賭けて参加している訳で、きのうより今日、という考え方はすごく“ツアー的”というか、私にとっては私が行ったその1本が人生で最高の1本でもう終わりなんじゃないの?って思っていて。ファイナルのための1本じゃないもん、っていう思いもあって。でもそっか、俺たちはずっと今日よりよくなっていくから、次に会う時はもっと最高なライブをやるよ、だからまた会いに来てね、って、事だったんだーーーーー!!!って雷に打たれたように、理解した瞬間がライブ中にあって。そっかそっか。分かった。なんて切なく回りくどい約束なんだ。絶対にこの手は離さないし、ついていくから!なんかもう、いろいろ遠回りする分愛しさが増すんですけど、スーパービーバー。

あと、ホールの音がすごく良くて感動した。もちろんやっぱりライブハウスは特別だけど、最近のメンバーの繊細な演奏にはhitaruみたいなホールの音響がすごく合ってると思う。それはコロナ禍でやむを得ず配信ライブとかやらなくちゃいけなくて、でもそこで得た新たなバンドの武器で、転んでもただじゃ起きないビーバーやっぱりすごい。本望じゃないと言いながらどんどんパワーアップしててやばい。アルバムの音源も音が分離してすごくきれいに聴こえるようになってるし、その再現度としてもホールはやっぱりいいんじゃないかなあと思った。でもきれいな音がなんだーー!!!おりゃーーー!!!って瞬間も多々あって笑(とくにやなぎ)もう、ニコニコしちゃった!!!!!

この日のライブメモとしては
・『318』でかっこつけて足元を見ずに歌ってたぶーやん、自分のお立ち台に躓いて(しかもわりと派手に笑)そのままお立ち台によりかかる体勢で泣きそうな顔で歌う(かわいい)
・やっぱやなぎがイヤモニしてるー!大人になってるー!でも拍手煽るようなMCの時は外してる……(きゅん)
・4階席まであったhitaru、始まる前に「ステージ上の人の後頭部気になるやつー」ってSちゃんと笑ってたら、わざわざ全席(1階席にも!)にお辞儀して「後頭部です」って見せてくれたぶーやん(かわいい)
・『未来の話をしよう』絶対泣く~!とか思ってたのに、やなぎのギターがどうなってるのか分からなさすぎて泣くどころじゃなかった。あれどうなってんの?ストロークの数と音の数合ってる?ちょっとゆっくり弾いてみて欲しい笑。
・リーダーのベース、ゴリゴリの攻め攻めの中にすごく優しさが増したと思う……きゅん。
・いつもそこにいてくれるひろぽんの安心感も増してる!!!なんなのもう!リズム隊せこい。あんなん惚れる。
・『最前線』の!!!!!イントロの!!!!!やなぎ、めちゃくちゃにかっこよくないですか!!!!!なにあれ!!!!全ギタリスト好き女子の夢と憧れ詰め合わせなんですけど!!!!!!やばい、これからもあれが観れるかと思うと!!!!!トキメキが止まらんのやけど!!!!!!

この後ものすごい事になるとは思わずに開演前にのんきにビーバーちゃん撮ってるわたくし
(Photo S)
楽しかったね、楽しかったね(Photo S)


いつも自分のアップの写真なのに
この日会場の写真なの、グッときちゃうー!!!
ぶーやんーーー!!!


意志を持って続けることをこんなに体現してるバンドもいない。


もうね、首ったけですよ、この4人組に。


“精一杯”って言葉を選んでくれるリーダー大好き


思い出がいっぱいすぎてこのムービー苦しい


本当に、飛んで良かったです、札幌。絶対また行きたい。札幌大好き!!!ってけっけちゃんスタイルで締めたいと思います笑。まだまだ続くよ、東京ツアー!

Sちゃんと。びっくらぶ!!!

LIVE DATE
2022年4月22日(金)【北海道】札幌文化芸術劇場hitaru
『東京』Release Tour 2022 〜 東京ラクダストーリー 〜




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