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新型コロナ後遺症のブレインフォグを甘く見てると記憶が溶けてしまう

想定していた何倍も辛い後遺症の症状が発症後4ヶ月経とうとする今でも起こっているので備忘録として記録に残しておくことにする。

2022.8.14に新型コロナに感染診断されて2週間ほど病状が続いて落ち着いた。それで終わりと思っていたけど元のように勝手が利かない。当初は↓こんな感じだった。

違和感くらいに思っていたけど念のためと調べてみたら「ブレインフォグ」という症状があるらしいと事がわかった。

それから色んな病院の内科、耳鼻科と回ってみたら耳鼻科でブレインフォグで確定でしょうという診断になった。

鼻カメラで見てもらったところ、上咽頭って器官が酷く腫れて出血甚しかった。医師によると上咽頭がこの状態だと脳の血流を阻害して記憶領域に影響を出したりすることもあるらしいとのこと。この治療をしてもらうようになって血流が戻ってきたように感じていたのだけど、この時点で1ヶ月ほぼ在宅で寝たきり生活だったので体力が相当削られていたことに気づく。

この時点では話そうとしても言葉が出てこない状態になってた。考えて言葉を探して簡単な文章で話す程度なくらいしかできない。今思うと記憶領域の障害ではこの時期が一番しんどかったのかもしれない。認知症の入り口ってこういう感覚なのかも。

Bスポット療法を4週ほど続けたあたりで記憶力の変化が出た。

なんだけど

↑こういうこともあり、受託の仕事は全部休止のお願いをして回ることになった。判断が遅かったら色んな現場の損失に直結していたかもと思うと恐ろしい。。。

眼科に行ってみたものの特異な症状は見られず、でも明らかにピントは合わなくなった。コントラストが弱くなったというか遠くても近くても見づらい症状は続いてる。目薬は以前よりささずにはいられなくなって夕方になると目の疲労から涙が出る定期になってしまった。

後述するけど首から上の熱異常も冬になった12月でもいまだに続いてる。この症状は上咽頭の治療をし続けていても中々変化が見られない。明け方まで普通に寝れない日が続いたこともあり、薬剤師でもあるパートナーに相談したら漢方外来を紹介されたので行ってみることにした。

刺絡って治療をした数日後は記憶や視界も鮮明になったりしていてよかった。交通事故って9年前のことなのに未だに悪さしてるもんなのか。。。って驚いた。

11月になっても熱がこもっている関係で軽装で出かけることが多かった。周りは上着を着て歩いてる人ばかりなのに自分は7分袖を着て歩いてるから視線を浴びてる感じがしてた。10度くらいまで気温が下がらないと上着入らなさそう。

そうそう、11月に扇風機回しながら歩いてた。

Bスポット療法の方は一区切りつきそうな上咽頭の様子になってきた。この頃は自社プロダクトの開発も融資も進み出して快調だった。

からのこれである。12月になって急に進捗出せない人に逆戻り。Bスポット療法は2週間ちょっと空いてた。頭がボーとするだけかと思いきや

中期記憶までおかしくなると事情が変わる。リハビリする感覚より覚え直しするような動きが増えてきたように感じてる。今までできていたことが急にできなくなる(と感じてるだけで感染後からじわじわ侵食されていたのかもしれない)のが表面に出てきて危機レベルが急上昇してしまった。

耳鼻科と漢方と自宅では薬剤師のパートナーに診てもらう布陣でいるから大丈夫と信じてはいるのだけど、何も手を尽くさずに待っていては仕事が崩壊する懸念を拭えない。

頭も回ってない時期は作業タスクにてする形で会社のドキュメント整理をすることでリスキリングと出版編集の動きを前に進めることで時間を無駄にしないように心がけている。

記録さえ残っていればやり直せるし、万が一自分に何かあっても事業継続はできるって選択肢もある。この年にしてそんなこと考えるなんて夢にも思ってなかったけど、支えてくれるパートナーに背負わせることだけはしたくないし自分のこともまだまだ諦めるわけにいかないなと。

これからどうなるか分からないけどブレインフォグは仕事によっては重症化するリスクが格段に高い症状だってことを忘れないようにしていく記録でした。

*動きがあったら更新していくかも。

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