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俺は選挙好き

選挙に行く事へ失敗した。

区から送られてきた投票に必要な用紙を、燃えるゴミの日に捨ててしまった。これにより私は投票する権利を放棄してしまったようだ。

私は“選挙”という行為が結構好きなので、参加できない事へまぁまぁショックを受けている。国民の権利を行使できない事へのショックはあまりないが。

まず、普段入れない場所に入れるのが単純に嬉しい。私は近所の小学校で投票する予定だった。社会人の私が小学校に入れる機会なんて滅多に無い。知らない体育館に行きたかった。

立会人の“やらされてる感”もかなり良い。
弁当とおーいお茶で一日働かされたであろう、あの悲哀が好きだ。「彼らも同じ人間なんだな」と感心する。

極め付けはあの紙。質感が良い。紙には詳しく無いが、おそらく良い紙なのはわかる。
その変のコピー用紙を千切ったやつではなさそうだ。良い紙に知らないヤツの名前を書ける機会なんて中々無い。普通にチャンスを失ったのが悔しい。

投票率を上げたいなら、行政はこの辺を推していくべきだと思う。

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