バイキングで俺の最強デッキを作る。
カードゲームの方式の一つに“テンポラリー”がある。
「一時的な、仮の」という意味の通り、使うカードを選択肢の中からチョイスしてその場限りのデッキを組む。
バイキングはこの方式に似ている。
与えられた料理(選択肢)から、料理プレートというデッキを組み立てていく。最大の問題にして最大の魅力は「可能性は無限大」という点。
白米とパンを同じデッキに入れても良いし、ししゃもとフルーツポンチを一緒のデッキに入れてもいいのだ。
バイキングの評価項目には「見た目」がある。
食い合わせがおかしければそもそも美味しく無いし、量が多すぎても少ないすぎても駄目。
これを攻略するためには、デッキの軸を決め、それを中心にコストを考えながら脇を固めていく必要がある。
和食デッキか洋食デッキか、そしてそれをどう構築するか....
バイキングは難しい。
残虐で粗暴、ステレオタイプなヴァイキングの様に挑めば間違いなく失敗する。勝利への道筋を立てて、狡猾に戦わねばならないのだ。
目指せ、俺の最強デッキ。
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