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コピペは落語
インターネット上にはコピペと呼ばれる物が多数存在していて、今日もどこかで誰かがはっ付けては笑いをとっている。
創作・実話問わず、人の話で笑いを取る構造は落語に近いものがある。別に落語を下げている訳では無いという事をご理解頂きたい。
落語に求められる技術的な要素は以下の二点だろう。
①話の暗記する
まずは話を覚えなければ落語はできない。
②話術
滑舌を含め臨場感など、話術で面白さは左右される
対してインターネットのコピペは“ただ貼り付けるだけ“でいい。
話の暗記も、高等な話術も必要ない。文字通りのコピーアンドペーストだ。
落語はインターネットが無い時代だからこそ産まれた娯楽であり、逆にコピペ文化はインターネット時代の落語なのかもしれない。
落語家の持つ専門技術の民主化、それがインターネットコピペ。
落語家に吉野家コピペをやって貰ったらめちゃくちゃ良いのかもしれない。
「昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家。」
もう落語の始まりっぽいもん。
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