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英検1級 英作文の対策について

英作文は思わぬ高得点(30/32)で正直、自分もびっくりしました。もともと英作文に30分使えるように時間配分を考えていましたが、長文で時間を使ってしまい、25分で書き終える必要に迫られました。
かなり焦りましたが、結果オーライでした。
実際に書いた英文は、こちらに載せてます

英作文の練習は、2次試験の対策に直結しますということを後から気づいた 汗)ので、時間をかける価値があると思います。

英作文の対策として特に変わったことはやっていません。地味に毎日ひとつづつエッセイを書き続けて、自分でチェックして・・を繰り返しました。
2月頃から6月の試験の前日まで、ほぼ毎日書いて練習しました。

当初は、ジャパンタイムズの英作文対策本のお題を書いていました。毎日やっていたので、同じお題で3回くらいは書いたと思います。少し飽きてきたので、5月頃になって、過去問やネットで見つけた時事ネタのお題、自作のお題を加えて書いていました。

たまにオンライン英会話の先生に頼んで英作文を添削してもらいましたが、基本的な文法ミスやスペルチェックに関しては、添削してもらわなくても、ツールを活用することで、ほぼ自分で出来ると思います。
添削をお願いするなら、英検などの試験対策に通じた方に、文章の構成や論理の一貫性、説得力があるか、と言った観点でチェックしてもらうのが良いと思います。

僕がやっていた練習は、下記のようなものです。

(1)本番そっくりの解答用紙(こちら)を作って印刷し、そこに手書きで英作文する
(2)手書きした英作文を電子化する
(3)Grammarlyでスペルチェック・文法チェックする
(4)DeepLを使って、おかしな日本語に翻訳されないかチェックする

(1)本番が手書きである以上、やはり手書きで練習した方が良いと思います。
(2)スマホで写真を撮り、Google docsで読み込んで文字認識させます。具体的な手順は、こちらに載せています
(3)Google docs + Glammarly(無料版)でかなりのことが出来ます。Glammarlyは冠詞について細かく指摘しますが、それほど気にしませんでした。一方、使えそうな単語をミススペルしたときは、ankiにインプットして確実にスペルを覚えるようにしました。
(4)DeepLも誤訳はありますが、大抵の場合、おかしな日本語に訳される文章は、読みづらかったり、単語選択のミスによるものでした。自然な日本語に訳されるように直しているうちに、読みやすくなります。
また、こういう表現をしたいけど書けなかった、と思ったときは、その表現やパラフレーズをankiにインプットして覚えていきました。

これを毎日やっていました。
一見面倒そうですが、英作文の練習にかけていた時間は、長くても1時間程度です。

目標は25分以内に見直しを含めて書き終わることでしたが、最初は書くだけで1時間以上かかりました。
当初は時間を縮めることに主眼を置いていましたが、30分以内で終わるようになってからは、内容を気にするようになりました。(そしたらまた時間かかるようになりましたが、そのうち25分〜30分で書けるようになりました)

多くの方がBlogなどで書いているように、自分なりのテンプレートを幾つか作っておいて、お題に応じて使い分けて、そこに内容を埋めていくようにすることで時間短縮を図ることと、下記のような点に気をつけていました。

・全般的に
 多少稚拙でもいいから、自分で考えて書く。
 背景知識が無いと書けないお題は、先にネットや本で調べてから書く。対策本の回答例は参考程度にして、あくまでも自分の考えを優先する。
・イントロ
 自分の立場を明確に伝えること。YesかNoか誰が読んでもわかるように。
 単に問題文を再掲するのではなく、出来るだけ言い換える。
・理由
 3つの理由が出来るだけお互いにダブらないこと
 →同じようなことを何度も言わないこと、出来るだけMECEであること
 それぞれの理由の書き出しの部分で、まず簡潔に理由を述べて、その後に例示や補足を書くこと
・コンクル
 単に問題文を繰り返すのではなく、パラフレを使って言い換えること
 (出来れば)ポジティブな自分の意見を最後に加えること
 →例えば、〜をすることで、より良くなる・・といったこと

以上です

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