都道府県庁の組織体制比較(神奈川県)

■神奈川県
人口:9,132千人(R5.6.1推計)
面積:2,416km2
政令市:横浜市(3,772千人)、川崎市(1,541千人)、相模原市(727千人)
中核市:横須賀市(380千人)
市町村数:33(19市13町1村)
職員数(一般行政):8,980人(R4.4.1)
R5当初予算額(一般会計):22,617億円

都道府県人口全国2位。最大都市横浜市を含む政令市3市も最多。
政令市を除いても、藤沢市(443千人)、横須賀市などを中心に300万人を超えており、川崎・横浜圏として東京のベッドタウンでありながら一国の最大都市レベルの都市圏が形成されている。
一方、西部は小田原・箱根・湯河原と観光都市も。

知事部局
・政策局…政策部・自治振興部・基地対策部
・総務局…組織人材部・財政部・財産経営部
・くらし安全防災局…防災部・くらし安全部
・国際文化観光局
・スポーツ局
・環境農政局…環境部・緑政部・農水産部
・福祉子どもみらい局…子どもみらい部・福祉部
・健康医療局…保健医療部・生活衛生部
・産業労働局…産業部・中小企業部・労働部
・県土整備部…事業管理部・都市部・道路部・河川下水道部・建築住宅部
・会計局
出典:r50601_kikouzu.pdf (pref.kanagawa.jp)

独特なものとしては
・基地対策部
・いのち・未来戦略本部室(政策局)、デジタル戦略本部室(総務局)、脱炭素戦略本部室(環境農政局)、共生推進本部室(福祉子どもみらい局)、医療機器対策本部室(健康医療局)
・県立病院課(健康医療局)
・緑政部
・企業誘致・国際ビジネス課(産業部)

一般行政職で9,000人に近い大所帯・一般会計予算2兆円超というのは、埼玉県・千葉県と並ぶ規模。
埼玉県・千葉県と異なり、局>部制。その中で、いのち・未来戦略本部室などは部の外(おそらく局長直轄)。
自然保護関係と林業関係がまとまっている(緑政部)は珍しい。
また、県立病院が公営企業局ではなく知事部局にあるのも珍しいのでは。


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