都道府県庁の組織体制比較(千葉県)

■千葉県
人口:6,275千人(R5.6.1推計)
面積:5,158km2
政令市:千葉市(979千人)
中核市:船橋市(646千人)、柏市(433千人)
市町村数:54(37市16町1村)
職員数(一般行政):10,634人(R4.4.1)
R5当初予算額(一般会計):21,972億円

都道府県人口は全国6位。
千葉市・中核市2市のほか、市川市(497千人)、松戸市(497千人)、市原市、流山市、八千代市が20万人を超える。しかし、全40市が5万人超えの埼玉県と異なり、勝浦市(16千人)、鴨川市(31千人)といった小規模市も抱えている。(*全国的には小規模ではないのだが)
とはいえ、政令市抜きでも500万人と全国トップクラスの大所帯であることは揺るぎがない。

知事部局
・総務部…デジタル改革推進局
・総合企画部
・防災危機管理部
・健康福祉部
・環境生活部…スポーツ・文化局
・商工労働部
・農林水産部…水産局
・県土整備部…都市整備局
・出納局
出典:sosiki2304-3.pdf (chiba.lg.jp)

独特なものとしては
・成田空港政策課、空港地域共生課(総合企画部)
・個人県民税対策課(総務部)
・循環型社会推進課、廃棄物指導課、ヤード・残土対策課(環境生活部)
・生涯スポーツ振興課、競技スポーツ振興課(スポーツ・文化局)
・道路整備課、道路環境課、河川整備課、河川環境課(県土整備部)

埼玉県と同じく一部の部で部>局制。
他県では1課でまとめられていることが多い循環型社会推進・一般廃棄物/産業廃棄物対応、生涯スポーツ/競技スポーツ振興、道路・河川の整備/環境整備などが分かれている点や、土木関係部局の中で都市整備部門が特出しされている点も、埼玉県と類似。
成田空港政策課ヤード・残土対策課からは千葉県独自の開発やその影響への対応の歴史が垣間見られる。


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