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できる部下は選択式で質問をする(無料記事)

私が仕事をする上で一番大事にしていることは

上司が自分のやるべきことに最大限集中できる環境を作る

ということです。
日々多くの方から上司に対して質問が飛んできます。
私が返せるものは返しますが、上司に決めてもらわないといけないことも少なくありません。
その時、私は毎回聞くことをせず、質問事項をある程度まとめておいて、5分だけ時間をもらい一気に質問をします。
質問をする際はなるべく、「はい」か「いいえ」または「A案で」「B案で」と答えられるように事前情報を集めておきます。

会食を希望されてますがいつにしますか?

ではなく

会食を希望されています。もし行くのであれば1月10日か15日が予定を入れられそうですがいかがいたしますか?

と聞きます。そうすると「1月10日に行く」か「1月15日に行く」か「行かない」という3択を選んでもらうだけになります。
そのように1秒でも短く、そして少しでも思考の時間を減らして、自分の仕事に集中してもらうというのがNo.2の仕事の一つです。
ただ先方から聞かれたことを、そのまま聞くのであれば真ん中に入る意味がありません。
真ん中に入るからには、自分が入る価値を提供する必要があるのです。

私のやることリストの欄に

上司に確認すること

という項目を作っています。
1週間のうちに数回しか会えない時のために、毎日そこに聞くことを貯めておいて、会った時の移動中に確認をします。
先方には「○日後には回答するので、しばらくお待ちください」と伝えて、いつ回答できるかを明確に伝えておきます。
そうすることで全員にとってストレスなく確認をすることができます。

もし上司のスケジュール管理や連絡の取次をする仕事をしているのであれば、上記の方法を試してみてください。
その心遣いを上司はきっと見てくれるはずです。

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