“朝”と“夜” 2つの顔をもつ嵐山、街の雰囲気の違いを楽しもう!
渡月橋や竹の小径など、嵐山には魅力的な景色や観光名所がたくさんあります!
綺麗な景色の写真を撮ったり風景を楽しんだりしたいな〜と思っていても、人が多くなかなかゆっくりできなかったことありませんか?
でも実は、昼間は人が多くても、朝と夜は意外と人通りが少なく、昼間とは違った雰囲気で楽しめることができるんです!
そこで今回は、嵐山の名所の朝と夜の様子をそれぞれ紹介して、雰囲気の違いをお届けしていきたいと思います。
嵐山といえば! 渡月橋から見える雄大な景色
嵐山の名所といえば、桂川に架かる橋である「渡月橋」。
昼間は人の往来が多く、車道にまで溢れてしまうほど…
写真を撮るばかりか、景色をゆっくり見ることもままならないエリアです。
そんな渡月橋の朝の顔がこちら!
人も車も往来が少なく、全方位綺麗に見渡すことができます。
山の雄大な様子に青く澄んだ空、そして川の流れをみて癒されること間違いなし!
私が訪れたのは3月下旬だったので、ところどころ桜が咲いているのが見えます。
いつもは人の声でかき消されてしまう川のせせらぎも優しく響き、視覚・聴覚と様々な感覚から楽しめます。
そして夜の顔がこちら!
川沿いのお店の光で、山がライトアップされています
朝の澄んだ印象とは打って変わって、優しく温かみのある印象。
夜まで営業しているお店が少ないので明るすぎず暗すぎず。
イルミネーションとは異なり、優しい色の光で照らされているので、みていて穏やかな気持ちになります。
自然を感じる 澄んだ竹の小径
道の両わきに竹林が300〜400m続く散策路が、「竹の小径」。
写真映えスポットとして多く取り上げられていることから、外国人観光客の方からも人気のスポット。
道が少し細いこともあり、昼間は人通りの多さからこの道を通るだけになってしまうような場所です。
そんな竹の小径の朝の顔がこちら!
竹林の間から木漏れ日が差し込み、思っていたより明るい印象。
太陽が優しく包み込んでくれるような雰囲気で、穏やかな時間が流れているように感じます!
日の光のおかげで、より青々しく見える竹林が道に沿って広がっていて美しいです。
朝ならではの澄んだ空気を肌で感じ、心も体もスッキリした感覚になります。
そして夜の顔がこちら!
道を照らす必要最小限の照明なので、穏やかな空気はそのままに少し薄暗く幻想的な雰囲気に。
上から降り注ぐ木漏れ日とは異なり、竹の真ん中あたりがほんのり照らされて朝とはまた違った印象です。
遅い時間だと真っ暗になってしまいますが、日が沈み切っていない時間だと空の明るさも相まってこのように美しい景色を楽しむことができます!
嵐電の駅の中にも! 友禅のキモノフォレスト
天龍寺の目の前にある、嵐電「嵐山駅」の中にも美しい景色があるのをご存知でしょうか?
それは友禅を用いた光のポールが600本設置されている、「キモノフォレスト」。
夜にライトアップされるのですが、お店が閉まるため早めに帰られる方も多く、意外と人が少ない穴場スポット。
それではまず、ライトアップされた夜の顔がこちら!
優しい光でライトアップされていて、友禅の模様が照らされていて美しいです。
駅の周りに建物が少ないので、夜の暗がりにポールだけが光り、1本の道がすっと広がっているような感じがします。
もちろん夜も綺麗なのですが、ライトアップされていない時間帯も綺麗なんです!
ということで朝の顔がこちら!
ライトアップされていない分、友禅のそれぞれの柄や色が鮮やかに見えます。
ポールの間隔があいているので、間から自然と日の光が入り優しく照らしてくれます。
自然の風景の中にカラフルなポールが立っていて、特別な空間のように感じられます。
番外編! 紅葉だけじゃない春の嵐山
今回は、3月下旬に嵐山に行ったので、ちょうど桜が満開の時期でした!
どこをみても桜が綺麗だったのですが、中でもオススメの場所をご紹介します。
それは嵐山のメイン通りである、長辻通りの桜並木。
通りの双方にお店が立ち並び、昼は人通りが非常に多い通りとなっています。
この通りの街路樹として桜が植えられているのですが、そんな桜の朝の顔がこちら!
桜並木が続いているので、満開の桜の道ができています。
ときおり桜の花びらが舞っている様子も見られて、街の中ですが自然の雰囲気を感じられます。
朝のすっきりした空気の中で桜の花を見ることで、心が温かく落ち着いた気持ちになるようでした。
そして夜の顔がこちら!
道端にあるランタンで桜がライトアップされています。
下から照らされているので、夜でも桜が明るく見えます。
白っぽい照明なので、華やかな印象で夜の明かりも綺麗です。
もちろん紅葉も綺麗なのですが、通りに咲いている桜も綺麗なのです!
紅葉の秋だけではなく、ぜひ桜シーズンの春に嵐山に行ってみてはいかがでしょうか?
終わりに
いかがだったでしょうか?
昼の人混みだけじゃない、朝と夜の違った顔をもつ嵐山の様子を知ることができたのではないでしょうか?
私自身、昼に人通りの多い嵐山だけでなく、朝と夜に自然を楽しみながら嵐山の様子を見に行くのが楽しかったです。
嵐山に来るだけでなく、是非嵐山に泊まって早起きしたり夜ごはんを食べたりして色々な嵐山の顔を見つけてほしいと思います!