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詩 『詩人の行列』

【Twitter詩】2022.4.4投稿


詩人の行列が月光に撓んでいる
私を導こうと
脚をぽつぽつと運んでおられた
病持ちのため
雲に霞み
雷鳴の誘いも聞えない
弛まず彼方へ昇って行く
指を震わせ
極星を示されている
渡り着けるでしょうか
あそこに落ちた塊は
誰なのですか
今宵あの顔を必ず
見なくてはなりませんか

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