見出し画像

好きな芸人さん①オードリー若林さん編

僕には尊敬する芸人さんが何人かいる。その中でも特に好きな方の1人がオードリーの若林さんだ。
若林さんは肩書きこそ芸人であるが、個人的には発明家であり冒険家でもあると思っている。

深夜ラジオ内で相方の春日さんがコンビ2人のミスを全て若林さんのせいにするような調子に乗った発言をされた時、
まるで川の向こう岸にいる人に話しかけるみたいに
「ぶっ飛ばすぞぉぉぉ~ぃ」
という言い回しをされていた時期があります。
予定調和な対立構造をつくるのではなく、苛立ちを明るくユーモアラスに見せるという新たな手法で笑いを生みました。新たな手法の発明です。

(なんか、真面目すぎるな。。)

上の発明は運良く笑いになり、何週にも渡り活用されました(他にもオードリーのオールナイトニッポンにはこうした発明がたくさんあります)。ですが必ずしも笑いになるわけではありません。
新たな発明を思いつき、その場で使ってみる。一発で笑いにならなくても、その後もアレンジを加えつつ一通りトークに織り混ぜる。
さんざんチャレンジしてみた後に
「あ、これ全然面白くなかったね(苦笑)」
なんて本人が言うことも多々あります。

こういった失敗するかもしれないけどチャレンジする姿勢が僕は大好きで、若林さんが出ている番組はつい見てしまいます。

その中から今回ご紹介させて頂くのが
「しくじり先生ー俺みたいになるなー」です。この番組の最新回を偏見に満ちた僕独自の目線で解説させて頂きながら、若林さんの持つ芸の魅力についてご紹介をさせて頂きます。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、まず簡単に番組の紹介をさせて頂きますと、
この番組は2014年に始まったバラエティー番組。毎回著名な方を講師としてお迎えし、メディアではあまり話してこなかった自らの人生におけるしくじりを話して頂き、そのしくじりから人生の教訓を学ぶ、という趣旨の番組です。

過去には「天狗になりすぎちゃった先生」としてオリエンタルラジオさんが出ていたり、「女性スキャンダルでどん底を見た先生」として、石田純一さんが出ていたり、他にもプロレスラー、議員、俳優、スポーツマンなどバラエティに富んだ講師の方が出演されています。

毎回著名な方を講師としてお迎えし、メディアではあまり話してこなかった自らの人生におけるしくじりを話して頂き、そのしくじりから人生の教訓を学ぶ、という趣旨の番組です

という趣旨を見ると、一見ビジネスマン向けの教養番組になりそうですよね。演者である真面目な生徒のリアクションに視聴者も自らを重ね、感心したり、真摯に学んだりする。そういう番組が普通なら出来てしまいそうな気がします。

これがなんでかバラエティになっている。
ほうっておけば、教養番組になるはずが、つい笑ってしまうバラエティ番組に。
そこに隠された作り手側の魔法については、次回ご紹介をさせて頂きます。
(若林さんの話をするつもりでしたが、演者皆さま素敵なので、タイムラインに沿って素敵ポイントたくさんお話させて頂きます)
※追記 作り手の魔法に関する記事はこちらhttps://note.com/riu_hosaka/n/n1f0c39c3d5a8

最終話はあと5日間無料で見れますので是非ご覧ください。
講師は
ジミー大西さんだぞぉぉぉ~ぃ。


この記事が参加している募集

#推しの芸人

4,390件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?