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移植周期2:自然周期VSホルモン補充周期、渡航まで

子宮鏡検査をクリアし、生理が来ました。移植周期ラウンド2開始です。
移植のたびにイギリスからチェコに渡航するという状況での、自然周期とホルモン補充周期での段取りの違いを比べてみました。


自然周期の場合

自然周期で移植するのであれば、事前に用意しておく薬などはありません。

移植したいという周期で生理が始まったらクリニックに連絡して13〜14日目あたりに1回目のエコー検査を予約します。

移植日確定の条件は厳密には3つ。

  • ある程度の大きさの主席卵胞が確認できた

  • かつ子宮内膜の厚みが一定以上

  • この時点で黄体ホルモンの血液検査をして、異常がない

初回エコーが生理開始から2週間後なので、6〜8日目にエコーを受ける採卵周期よりもずっと余裕を持って行きの旅程を決められますが、逆に帰国予定を立てるのは難しい。

卵胞と子宮内膜という条件が揃わないと移植に進めないので、移植日は最短でも13〜14日目にエコーを受けるまで未定です。私のときは現地で1週間過ごした21日目になって初めて移植日が決まりました。
そこまで行って初めて帰りの予定が立ちます。休みやリモートワークの調整もそれまで保留になります。

ホルモン補充周期の場合

ホルモン補充の場合、生理がきたら卵胞ホルモン(エストロゲン)投与開始、クリニックに連絡します。
この卵胞ホルモンで排卵を抑制します。
この時点で初回エコー検査も移植日も両方とも(仮)予約できます。

生理到着とともにクリニックに電話して、仮予約。エコーは15日目、移植は22日目、とあっさり決まりました。したがって、もうここで往復の航空券を取ったりもできます。

何これ、めちゃくちゃスムーズ!
ホルモンの量も投与期間も決まっていて、移植確定するには内膜の厚ささえクリアすればいい。

…と思いきや、もうひとつ「万が一」の条件がありました。
卵胞が育っていてはいけない。自然周期とは真逆。
卵胞が見えたら周期キャンセル
です。
自然周期の黄体ホルモン値異常と一緒で、稀にあるらしいです。

宿の選び方

私だけ先に渡航するのは前回と変わらずです。
エコーと移植日に合わせ、生理開始から14日までに到着して、エコーで内膜等の確認をしてからも約1週間は現地に滞在しないといけません。

子宮鏡検査のときは宿泊費節約のためホステルに1泊しましたが、設備がイマイチでした。
今度は1週間いるということで、気兼ねなく自炊できるようAirBnBを予約しました。一人部屋で家主とフラットシェアという形です。

泊まってみたら、大正解でした!
家主は自炊歓迎でしかも「台所にあるものなんでも使っていいし食べてもいいよ」主義。
そんなこと言われてもさすがに家主のものをなんでも食べてしまう図々しい人はまあ滅多にいませんから。でも短期滞在のときに新しく買うともったいない、お米とか豆類とか油とかを使っていいのはありがたいです。

何より、食材やお茶の充実っぷりは、共有キッチンのあるホステルとは比べものになりませんでした。数日間しか滞在しない人が置いていく食品と違って、実際にそこで生活してる人が自分のために買ってストックしているものを共有するわけですからね。

住宅街にあるので外は静かだし、家で仕事する人だったので、ネットも速くて、宿泊先からリモートワークするには最適の環境でした。

胚移植と直接関係ない宿選びのコツになってしましたが、移植前の待機期間に部屋で仕事したいとき、家主と同居する形のAirBnBは、色々と便利!
一泊の価格も実は複数の客とのルームシェアになるホステルとほぼ同額、こちらは一人部屋。なのでコスパが断然違いました。

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