朝礼スピーチが嫌過ぎて自力で克服した話でもしようか
元会社員だった私は毎朝の朝礼がとにかく憂鬱だった。
完全に思考停止状態。
何を話したらいいかわかんないし人前で発表とかするの嫌だし他の人みたくうまく話せないし
とにかく朝礼でのスピーチが嫌だった。
その状況から脱出するために試してみたことを書いてみようと思う。
朝礼スピーチ台本をつくっていた
これ、完全にNG例だと思う。&無駄な努力。
私の勤め先での朝礼内容は10個あるバリューのうち日替わりで1つずつテーマにしてスピーチする、というものでした。
(バリューとは:企業や組織が社会に対して提供したいとする価値のこと )
企業によって言い方は違いますがクレド、ポリシー、行動指針などどれも同義語ととらえていただいて差し支えないかと。
10個の項目どれがきてもいいように1つ1つに対して台本をつくっていました。
しかも定時後に自宅やカフェにこもって、思考停止した頭で絞り出して。
なんという無駄な時間・・・・・
しかもファシリテーター(朝礼の進行役)の気分で「今日はバリューからではなく、趣向を変えて経営理念についてにしましょうか」とか言われた時の絶望感。
さらには別の人のスピーチ後、
「ではりゆさん、今の発表に対して要約と承認をしてください」
は・・・・?( ^ω^ )
融通がきかないとこういったことが起こったときなにもできない無力さを痛感するばかり・・・
私の場合、前日からスピーチ台本をせっせとつくることは残念ながら無駄でした。
デキる人を観察した → 猛読書した
私が当時勤めていた会社にはスピーチ含め仕事全般(たぶん)とても優秀な上司がいました。
そのデキる上司を観察(といっても雑談などで他のひととどんな会話をしているか聞くということを)してみました。
わかったことはとんでもなく学びの量が多いということ。
ニュースをチェックし、かなりの量の読書をして、セミナーに行って、オンラインサロンに入っている。
とにかく学びへの自己投資が半端じゃない。
そして朝礼や雑談、飲み会などアウトプットを大量にしている。
とりあえず思考停止状態だった私はとにかく本を読んでみようと思い
月に最低10冊は本を読むようにしてみました(!)
読んで気づいたことや学んだことはなるべくひとに話したりノートに書き出したりということも合わせてやってみた。
すると3ヶ月目に入ったころ、明らかに変化がでてきました。
「Aの本に書いてあることってこないだ読んだBの書籍にも書かれていたよな・・・・」
だんだんと知識や思考力がついてきた実感が!
点と点がつながって線になるような感覚でした。
やはり大事なことはインプットとアウトプットの量を増やして、あとはひたすら慣れるまで反復することですね。
この頃にはもうちまちまスピーチ台本をつくらなくても
その場で話すこと・要約することが自然とできていくようになったのです。
こうして私は無事に思考停止状態から脱却できました!
(わりと本気で読書は人生を変えると思ってる。)
上手に話せなくたっていい
そもそもの話。
スピーチは上手に話さないといけないのでしょうか?
否、決してそんなことはありません。
伝えたいことが伝わればいいのです。
うまく話せないと恥ずかしい思いをする・・・と感じているひとは自分の実力以上に自分をよく見せようとしてるってのが真実(たぶん)。
ただ、実際のところ自分の実力以上のものはできません。
なので潔くあきらめましょ。
話すことが決まっていれば不安感も減りますし、
ノープランの時よりかはいくらかうまく話せるでしょう。
あとは、場数をこなすこと。これにつきる。
あなたの身近にスピーチが上手なひとがいたとしてもそのひとも最初から上手だったわけではありません。
焦って「上手く話さなければ!」と思うことはないから大丈夫ですよ。
まとめ。
私の場合、めっちゃ本読んでその内容をアウトプットするようにしてからスピーチとか要約とかうまくなったよ(当社比)
まぁ、これまで読書量0だった人間がいきなり月に10冊以上読むようになったらそりゃなにかしら変わるよね。
私は極端な性格だから急に全速力でやりはじめちゃったけど、適度に自分のペースで成長していけたらいいよね。
読書はほんといいよー。
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