見出し画像

サンテティエンヌ再興記 5年目終わり

今シーズン後半は終盤非常に好調だった。

シーズンのほとんどが5位でCL圏外だったが、最後の最後で3位。このシーズンのPSGに唯一勝ったチームとなった。表記は降格回避になっているが実際はCL出場がノルマ。
新戦力のベロッティは21G5Aと活躍。昨年までのチーム内得点王のマシュー・ボワイエは18G7Aだった。

スタッツ

得点、失点ともに0.3ほど改善して強豪らしいスタッツになっている。

パスマップから見る攻撃組み立て

3-2で勝利、比較的よくあるパターンを選んだ

左が下がり目で右が上がり目の傾向がある。左サイドの方が一人多いため、スペースを消すように動くと右CBが高い位置になるらしい。スルーパスにちょっと弱そう。
パスのラインの太さを見る限り左手前から右奥へのパスの意識が強い。右上がりの配置から、左から右へのダイアゴナル(斜め)パスを通す配置になりやすいからか。例外的に太いのが右WBからCFや右CHへのパス。この辺は崩しのコンビネーション。
一方セカンドトップ的な位置にある真ん中のディープライイングFWのパス数は決して多くはないが、実際の得点はここが最多である。得点シーンを見る限り、ボックスに遅れて入ってくることでマークを外していることが多い。