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2022.4.2ともや&かなちゃん結婚式2次会 -Love All Thank All Wedding Party-

前回に引き続き音楽仲間ともやとかなちゃんの結婚式レポです。本人たちからをはじめおかげ様で多くの反響や感想を頂きました。読者の声、本当に励みになります!今回は二次会編です。是非最後までお付き合いください。

司会のオファー

新郎、ともやから司会のオファーがあったのが今年の1月中旬。論を俟たず二つ返事でOKした。ともやも一瞬で司会は私しかいない、と決断してくれたそう。有難いことです。

スポーツ、演劇、フェス、ライブ、セッション、慶弔、ありとあらゆるイベントが軒並み自粛・制限されたこの2年間。我慢するには長い年月が経過した。

考えてみればいつから自分に司会としてのイメージがついたのだろう。

これまで友人結婚式関連の司会を2回(披露宴1回、2次会1回)務めたが、aikoバンド界隈での印象を決定付けたのはやはり2018年、2019年にそれぞれ行われたあきなろ主催「小さな丸い音楽会」でのMCとなるのだろうか。

2018.1.20 第1回小さな丸い音楽会 
初々しさが残るチャム坂本
2019.1.13 第2回小さな丸い音楽会 
慣れてきたチャラめのC.Sak

公衆の面前で喋るというのはもともとあまり好きではなかった。でも何かを「構成」するのは好きだった。全体を大枠で捉え、それを因数分解しつつ肉付けし、削ぎ落とし、完成させるのが得意だった。

そういった意味ではaikoセッションやコピー以前にやっていたオリジナルバンドでの作詞作曲に近いものがあると思う。上記と同じようなプロセスを踏んで楽曲を制作していた。そして担当パートもVo.&Gだった。これも自作した曲をメインで演奏して歌うのが自分しかいなかったという理由でやむなく歌い始めた。そうしたらいつしか歌が大好きになっていた。

だから、自身で書いたシナリオを自分で演じざるを得ない→喋りが好きになる、という全く同じ路線を辿った自作自演スタイルのMC業とは肌が合っていたのかも知れない。『小さな丸い音楽会』では幕間まくあいのトークやコーナー企画、終演後のヴォーカルインタビュー、あきなろライブでの過剰演出に至るまで(笑)イベントトータルとしての台本を書き構成。その俎上そじょうでMCをこなした。

で、なんとその第二回に新婦のかなちゃんが初めて来てくれていたのだった!そこでの印象もあったのだろう。「すごく楽しい世界に足を踏み入れてしまった」とは彼女の弁だが、それがあっての今回の二次会MCオファーでもあったことを考えると本当に冥利に尽きる。一生懸命に楽しい事をやるって、伝播するんだなあ。

そのときのかなとも見つけたよ!


新郎新婦との打合せ


そこから何回かLINEでやり取りを重ね、会場の下見とランチを兼ねて新郎新婦と対面で打合せをしたのが2月下旬。これまた会うのは実に久しぶり。既に入籍し夫婦になっていた2人は落ち着いていたが、まだ見ぬ桃源郷、「結婚式当日」を控え、少し硬くなっている印象を受けた。

そりゃそうだ、結婚式なんて言わばやんなきゃいけない事の「終わりなき旅」。

プランナーとの幾度と無い打ち合わせ、式場のオプションに対しての予算管理、招待状の文面推敲、列席者の住所・芳名チェック、慶事用切手貼付、投函、席次表の作成、テーブルクロスやお皿、メニューカード、装花やブーケ、引出物の選定、スーツ・ドレスフィッティング、全体の演出、各コーナーでの使用BGMの選曲とプレイリスト作成、タイミング指示書の作成、スピーチ依頼、ウェルカムボード、プロフィールムービー、お車代、花束、プチギフトの手配、そして余興の準備と機材搬入…。考えただけでも発狂しそうな位の細やかな工程を1つづつクリアしていかないといけないのだ。これは相当削られる。もはや新郎新婦ならぬ、心労心負、である。

事前のやり取りで、ともやから「2次会は比較的ゆったりとゲストと歓談の時間を設けたい」という要望があった。ゲストの属性を聞くとほとんどが音楽関係者だという。ならばゲームをいくつかやったあと、メインでアコースティックライブなんかは?と提案したがそもそも披露宴でがっつり音楽する予定だったんだね。ならば無理して企画を音楽に紐付けなくても良いかと判断。

よって打合せ前の時点では
・歓談多め
・企画はやって2,3つ

くらいの本当に大枠くらいしか決まっていなかった。さあ、ここから構成作家チャムの腕の見せ所だ。

会場は白金のイタリアンレストランNORI。式場からほど近くに位置するお洒落で、天井の高さと通りから窓際に射し込むまばゆい光が印象的なvenue場所だ。

食事をしながら2人からもう一つキーワードとして伝えられたのが、このパーティーで『みんなに仲良くなってほしい』というもの。うん、とても大事な要素だなそれは。注文した蟹のクリームパスタと二次会コンセプトの両方を咀嚼しつつ、構成を考えていく。

この時ふと、10数年前に参加した友人の結婚式2次会を思い出していた。1つだけめちゃくちゃ沸いていたコーナーがあった。それはまさに自分がこれまでずっと胸に秘めていた「やりたい」事だった。想いはムクムクと鎌首をもたげる。そして遂に我慢出来なくなり思わず2人に問うた言葉は…











漫才やっていい?



漫才への挑戦


いつからお笑いが好きになったのだろう。加トちゃんケンちゃん、ドリフ、だいじょうぶだぁ、バカ殿、いいとも、みなさんのおかげです、ごっつええ感じ、ボキャ天、めちゃイケ…テレビの王道メインストリームは通ってきた方、だと思う。

でもやっぱり最大の影響力となったのはラジオだろう。きっかけはもうかれこれ四半世紀聞き続けている『ナインティナインのオールナイトニッポン』📻。フリートークでのTV収録の裏話や超絶バカバカしい下ネタ、クオリティの高いネタコーナーと多感な時期の少年を虜にした。

でも自分でお笑いを演ろうとは思わなかった。音楽のベクトルの磁力の方が強かったんだろうな。だからお笑いに関しては見る専、聞き専。音楽で言えばずっとリスナーでありオーディエンス。プレイヤーであり得る事はなかった。でも心のどこかにくすぶった火があった。

だからこそ、音楽の縛りがなくなった2次会、自分の体験として強烈に残っている10数年前の2次会…。さあ、Time has come時は来た

遠慮気味に提案すると新郎新婦は破顔し、嬉しそうにぜひお願いします!との返事だった。よし、腹は決まった。あとは相方に報告して早速ネタ合わせだ。

えっ?相方??


実はその数日前、相方となる男には話をしていた。先月、aikoコピバンイベント『Love Like aiko』にてセッションバンド、THE TRAINSでもバンドメンバーとして狂演したギタリストしみず(以下瞬ちゃん)である。ヤツも同い年でお笑い&ラジオ好き。数年前にはチケット即完で諦めかけていた『オードリーのオールナイトニッポン武道館』にも連れ出してくれたりと、ここ数年で仲良くなった。セッションなどの現場で会う度に即席ボケ・ツッコミ合戦を無意識にしていたので。瞬ちゃんにオファーするのは自然な流れだった。

漫才ネタは全てチャムが書き下ろした。ネタの流れを構成し、1つ1つのセリフ、ボケ、ツッコミに割り振っていく作業は産みの苦しみもあったが、楽しさのほうが凌駕した。コンビ名はしみずとチャムでしみチャム。実に自然だ。

完成した台本をもとに、瞬ちゃんとまずオンラインで流れを確認。そこで出た修正点を台本に反映させ、次にTHE TRAINSの練習後に中野セントラルパークで軽くネタ合わせ。そこでの反省点を元に台本を再度書き直しし2度目のオンラインミーティング。結果、3度の改訂Reviseを経ていよいよ公園で本格的なネタ合わせ。とても新鮮でクリエイティヴな時間だった。OK, We are fxckin' ready!!

音響ケンちゃん


本番前日、MCと要所要所でチームワークが必要となる音響のケンちゃんと歌舞伎町のマックで打ち合わせした。考えてみれば彼との付き合いも長い。ともやと同じ泡バン、どっちがアミでどっちがユミがのメンバーでもあり、直近ではTHE TRAINSでも兜合わせ・・・じゃなかったお手合わせ。

2次会で流す曲のプレイリストは新郎新婦が作成してくれていたが、曲を流すタイミングやF.Oフェードアウトの位置などをコーナー毎に細かく打ち合わせる。

朝から機材搬入もこなし多少お疲れ気味のKenny氏

実際にコールから曲を流したりなど本番同然にやれたので、ある程度の感覚は掴むことが出来た。披露宴、二次会含め今回は完全に裏方に徹していたケンちゃん。こういった地道で堅実な仕事の積み重ねが、当日に大きな喜びの花を咲かせるのだ。

こうして2次会をめぐる準備は進んでいった。企画についてはなんともう1組お笑いをやってくれるコンビがいる!ということで、お笑いをメインイベントとして最後に配置し、あとは新郎新婦の考えた企画にチャムが構成、加筆修正を施しながら組み立てていった。

余談だが、ともやは何かを投げかけた時のレスポンスがめちゃくちゃ早かった。よってとてもやりやすかった。これはデキる男の特徴だ。多分仕事でもそうやって信頼を得ているんだろうなということも透けて見えた。

-Love All Thank All Wedding Party-

二次会のタイトルはTomoya & Kana presents『Love All Thank All Wedding Party』とした。新郎新婦の参加者への感謝と、皆に仲良くなってほしいというコンセプトを勘案し、2人が共通で好きなアーティスト藤井風の最新作『LOVE ALL SERVE ALL』に引っ掛けてチャムが名付けた。

イベントにタイトルを付ける意味合いとしては、まず格段にMCが運びやすくなることだ。タイトルをコーナー毎に連呼することにより、参列者への印象付けと当事者意識を駆り立てることが出来る。そして、何より自分がやっていてテンションが上がる(笑)。手前味噌ながら、良いタイトルじゃありません?

で、披露宴終了後、タクシーで会場へ移動し音響や流れなどの準備を進める。何かに集中している時の時間はあっという間に過ぎるもので、気が付けばもう開演10分前。あれ?新郎新婦がまだ見えないぞ。一抹の不安は的中。到着まであと20分ほどかかりそうとの連絡が。全然OK!ハプニングやトラブルもどれだけ楽しめる時間にするか、これもMCの技量だ。マイクを手にし、先に食事を楽しんでもらうようアナウンス。新郎新婦到着までご歓談の上、今しばらくお待ちください。

開演30分後、ようやく新郎新婦到着。これも演出と思えば容易い。ケンちゃんとBGMの息を合わせる。

タイトルコール

2022.4.2 (トゥエニー・トゥー・トゥー・フォーポイント・トゥー)

 Tomoya and Kana presents"LOVE ALL, THANK ALL Wedding Party" ~~~!!!

藤井風『まつり』


「新郎新婦入場」

aiko 『beat』

ベージュのセットアップと純白のウェディングドレス
高らかに入場するT & K


Welcome Speech

as if she were singing
(まるで歌っているかのよう)


乾杯

Official髭男dism『I LOVE…』

ベストポジションの神選曲
歓談する新郎新婦


大胆にぐびりといく新郎


絵にかいたような和やかな雰囲気


ロールケーキタワー入刀

back number『花束』

可愛らしいロールケーキタワー
I'll keep you fed
(オレが君をずっと食べさせるから)


【企画1】みんな仲良し 男子女子そうでない人ゲーム

もともとは別ゲームの案が新郎新婦からはあったが、aikoのライブで恒例のコールアンドレスポンス「男子~女子~そうでない人~、〇〇~」にあやかって、〇〇~に当てはまる属性の人は手を挙げてもらうというゲームへ変更となった。シンプルだが、少しでもみんながみんなの事を知れれば良いなとの想いからチャムが提案→新郎新婦快諾、の流れとなった。

「血液型」で参加者全員の共通項を見出したあとは、新郎新婦の出身地にあやかり「九州出身or住んでいたor親戚がいる」「ギタリスト」「ドラムス」など。この辺からは新郎ともやもハンドマイクで饒舌に、参加者をガンガンイジっていく。その後は「ペット飼っている」→「犬猫以外のペットを飼っている人」へとつないだ。ハムスター🐹を飼っている人が多かったな。で、最後は「男子~女子~そうでない人~ 全員!! イエーイ」 

パーティー最後まで楽しんでかえってやー、以上、男子~女子~そうでない人ーゲームでした~。

で締め。ここはしっかりと狙っていた。最後の締めフレーズをテンション高く叫ぶことでコーナーの句読点が打てたように思う。

30分押しだったのでねじ込めるかどうか正直わからなかったが、ロールケーキタワー入刀後の隙間からノリですぐ展開できて良かった。サクッとではあったものの、アイドリングには十分な企画だったかな。


【企画2】グッとくる絵は誰だ?新郎新婦似顔絵お絵描きリレー

受付時に配られたA~Hの紙に従い、グループで集まってもらっての対抗戦。

<ルール>
・制限時間5分

・1人1パーツをリレーで書いてつないでいく
(例えばAさんが顔の輪郭を描いたら、次はBさんが耳あるいは口、など)
【必須パーツ】①顔の輪郭 ②両目と両眉 ③口 ④鼻 ⑤両耳 ⑥髪 【オプションパーツ】⑦体 ⑧服or靴 (加点の可能性あり)

※1人1パーツでのリレーを厳守。絵の上手い人がずっと書くのはダメ。

・タッチは不問。写実的でもアニメ的でもOK。

・書く対象
ABCDグループ→新郎ともや EFGHグループ→新婦かなちゃん

・本人たちを見ても、誰かの携帯の写真に映っている新郎新婦の写真を見ながらでもOK

・終わった時点で、各チームの代表がともやのラインに写真を送付。

・新郎新婦がそれぞれグッと来た絵にはプレゼント進呈!


これは盛り上がった。描いている時間のMCもしっかり盛り上げられたし、作品に対する新郎新婦のコメントも花を添えた。そして何にせよみんなの悪戦苦闘しながらもリレーを繋いで描く過程がとても良かった。新郎新婦の琴線に触れる事は勝利への鍵だが、チームで一つの目標に向かって作品を作るという事はどんなことであれ尊い。

新郎大賞作品

おめでとうございます㊗️


新郎次点

新婦大賞作品

おめでとうございます🎉

新婦大賞次点

どのチームも非常に個性が出ていて良かったなあ。プロジェクターで映写しながら見ていったんだけど、新郎新婦含めみんな実に楽しそうだった。制限時間やどのパーツを必須で描いてもらうか、映写方法はなど色々アウトプットの苦労はあったものの、終わってみれば首尾良く運び、大盛り上がり。いやー、やって良かった。そしてメインイベント、お笑いコーナーへの狼煙が沸々と上がったのだった。


【企画3】二人の未来に大笑い ! LAUGH ALL! M-1キングオブコントグランプリ2022


いよいよやってきた本日のメインイベント。トップバッターはみこりん&ジュンヤくんによる「霜降りプラネット亭」によるコントだ。タイトルコールで会場は大盛り上がり。食事とお酒のフローも良く、ここへきて二次会はいよいよクライマックスの様相を呈してきた。

実はこの次がしみチャムとしての漫才出番だったため、最初は心の準備の為、袖にはけようとしていた。が、舞台がそもそもレストランで楽屋も袖もない。コントでのちょっとしたナレーション仕事も入っていたので、彼らの後ろでそっとコントを見守ることに。

息ピッタリのコントを見せる霜降りプラネット亭

いやあ、しかし沸かせてたなあ。2人とも気合入ってた。声も大きかったし、とくにみこりんが役に憑依してた。ジュンヤくんのツッコミも冴えわたってたね。

目の前の特等席で笑いを堪能する新婦新婦

そしていよいよ本日の主任トリ、しみチャムの漫才だ。雰囲気を出すべく、事前に漫才マイクの大定番、SONYのC-38Bサンパチマイクの代わりにSHUREのガイコツマイクを自前で用意。で、ワイヤレスマイクを持って登場という異例の演出で初漫才は幕を開けた。

どーもー
しみずとチャムで、しみチャムです
よろしくお願いしま〜す!!!

冒頭、いきなりチャムが仕掛ける。あまりの祝祭ムードにこちらも高揚してしまい、台本になかった空気階段水川かたまりのギャグ、「サイコ、サイコ、サイコ、サイコゥ!!!」をのっけからカマす。呆然とするオーディエンス。瞬ちゃんも訳の分からないチャムのアドリブに困惑しながらもしっかりといなす。いいねえ、この不穏な感じ。ゾクゾクするぜ。

とは言ってもしっかりするところはしっかりしないとね。新郎新婦への祝辞をチャムから。当然のように起こる拍手。そしてなぞかけ2連発のつかみだ。

チャ:「結婚とかけまして、チューリップとときます。」

し:そのこころは

チャ:どちらも求婚/球根が実りました

パチパチパチパチ(拍手)

チャ:結婚する二人の未来とかけまして、東海道新幹線とときます。

し:何またやんの?そのこころは

チャ:どちらもひかり(光)とのぞみ(望み)があるでしょう

おーっ!パチパチパチパチ(拍手)

ここまでは狙い通りだ。「チャムっちです」のポーズも決まり、その「ととのう」の流れからサウナの漫才コントに。そしてチャムがまた仕掛ける。

チャ「あー、熱いな、熱いなー気持ちいなサウナ、ガサゴソ、ガサゴソ」

し「あーサウナでくつろいでるみたいですね。あれ?何やってるんでしょう?」

チャ:ガサゴソ・ガサゴソ・ガサゴソ(股間をまさぐる仕草が大げさになる)

ガサゴソ、ガサゴソ、ガサゴソ

し「いや、チンポジ整えてんじゃねーよ!!!」














・・・・・・・・・・・・












時が止まった。風景が切り取られたかのような2秒ほどの重い沈黙・・・











チャ:「いや、こんなにスベりますかこれ???」



ここでようやく笑いが起きた。起死回生の自虐ツッコミが決まった!しかしながら人生で初めて経験した文字通りの「スベり」はどんな失恋よりも転倒よりも殴打よりも痛かった。

ここにチンポジネタを持ってきたのは、M-1 2009年の決勝。1本目に大会史上初の100点(しかも島田紳助から)を獲得した超絶ネタ『鳥人とりじん』を披露した笑い飯が、2本目でまさかの『チンポジ』一辺倒のネタを行い、結果パンクブーブーに王座を明け渡すことになった、という一連へのオマージュでもあった。当時生でTVを見ていて、笑い飯のあまりのパンクスピリットに笑いを超えて感動まで覚えた。

当時を回顧する笑い飯・西田氏


やってみて改めて思ったが、下ネタはやっぱり最大公約数の笑いじゃねえなってこと。でもいいんだよ、やりたかったんだから(笑)。誰も傷つけない笑いなんて面白くもなんともねえ。

閑話休題。

その後は新郎新婦の好きなアーティスト、藤井風からビデオレターが来ているという設定で藤井風のモノマネをチャムがひたすらやり切った。1st singleの『何なんw』を『ちんちん』とボケたのち、そこからまた台本に無いチャムのちんちん小噺を2本も差し込むという暴挙にも出た。瞬ちゃんも「よく聞こえねーし、台本にないことやるんじゃないよ!」と的確にツッコミ。これはやっていて滅茶苦茶面白かった。予定調和の笑いを超えた!そして一通りモノマネをやり切って、英語のフレーズで風っぽく締めた。

他のオーディエンスにはどうだったかわからんが、藤井風コーナーは新郎新婦にはウケていた、ように思う。演じている時、ともやの「似てる~」という声が聞こえた。新郎新婦にウケているということがどれだけ心の支えになったか。ドンズベった後はもう何も怖くない(笑)。

その後は気を取り直しaikoから愛子様、『カブトムシ』の言い間違えボケからの歌ボケ、瞬ちゃんのハンチング叩きつけからのくるりんぱ。打合せではカットしようとしていたここのくだりは、瞬ちゃんがアドリブでやって笑いをとっていた。これもニクかった。そして、『えりあし』からの桑田佳祐のモノマネで『いとしのエリーあし』。ラストは締めのなぞかけ、

チャ:このパーティとかけましてaikoのカブトムシの歌詞とときます

し:そのこころは

チャ:生涯忘れる~ことはないでしょう♪(桑田佳祐のモノマネ)

し:いやまた桑田さんはいってきちゃったよ、いい加減にしろ

チャ&シ:どうも、ありがとうございました~。

パチパチパチパチパチパチパチパチ(大拍手)


楽しかった!やってよかった!!チャレンジしてよかった。スベったけど、これも大きな経験だ。何が起こるか分からないからお笑いは面白い。台本にない事が大ウケしたり、練りに練ったくだりがダダすべったり(笑)。

見てくれたみんな、どうもありがとう!!!

これにて大団円!!!

新婦から宝探しゲームの宝石の配点が発表されたのちは、いよいよ集合写真です。キャメラマンはきゃぷてん。一瞬の熱を切り取るいい写真撮るんだよなあ。

バラスーシな2次会でござんした


という訳でお送りしてまいりました2次会レポ、いかがでしたでしょうか?2次会には割とどっぷりと関わらせてもらったので、裏話も含めて書いてたらこんな文字数になってしまいました。

近年稀にみる素敵な結婚式、そして2次会でした。あらためてともや、かなちゃんご結婚おめでとう。今後とも長い付き合いを一つ。

そして久しぶりにお会いできた方々、会えなくてもこれを読んでくれたみなさん、どうもありがとう。お相手はチャム坂本でした。

またお会いしましょう、さよーなりーん。

(完)



















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