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【+BKCな人 vol.019】まなび@R 加藤優太さま 木下真千佳さま

「BKCの学生」が「地域の人」を紹介する
オウンドメディア #プラスBKCな人

vol.019の今回は、まなび@Rの
加藤優太さんと木下真千佳さんをご紹介します。

立命館大学大学院生命科学研究科M2の加藤さんと薬学研究科M1の木下さん。
お二人とも研究室の先生に誘われたことをきっかけに、まなび@Rの自習広場でアルバイトをされています。
今回は地域の小中学生の勉強のお手伝いをされているお二人に、子どもたちと関わる上で大切にしていることを伺いました。


〇まなび@Rとは

立命館大学が地域の小中学生を対象に、「学習の機会」を提供する取り組みです。アカデミックスポーツカルチャー自習広場の4つの教室が開設されます。どの教室も大学の施設を使い、大学生や大学の先生と直接関われるものとなっています。
詳しくはこちらからご覧ください。

現在はこのような内容で取り組まれていますが、
・大人向けプログラム
・地域の企業とコラボしたプログラム など
ワクワクするような取り組みを考えられています…!
将来的には、全国の小中学生がプログラムを参加しに来るような仕組みを作りたいそうです。

〇加藤さんと木下さんのシゴト

臨床分析化学研究室で研究中の木下さん
病態生理代謝学研究室で研究中の加藤さん

加藤さんと木下さんは「まなび@R」の自習広場で、小中学生の自習で出た質問対応を主に行っています。
入会料金1100円のみで週2回の開校日に通い放題なこの自習広場。そこで、子どもたちに長期的に、楽しく勉強してもらえるようと工夫して自習広場をつくられています。

#褒める

”自習”という形で行っているからこそ、重要になってくるのが子ども自身のやる気。やる気がなければ、せっかく自習に来たのに何も進まず帰ってしまうことになります。そのため、できたことはしっかりと褒めて、子どもたちのやる気に繋げるようにしているそうです。
また料金も非常にお手頃なため、もし子どもが「行きたくない」と言ったら、保護者様も「いいよ」と言ってしまいそうです。そのため、子ども自身が「行きたい!」と思えるように、たくさん褒めることを心がけているとお話されました。

#最初のコミュニケーション

この自習広場では、最初に全員の子どもに大学生から声をかけ、今日のやることを決めているそう。せっかく勉強するために来てくれたから、ちゃんと有意義な時間にしてほしいと考えられているため、このように勉強の質を上げる工夫をされています。
また、最初にコミュニケーションを取ることで、初めて来た子でも教えてくれる大学生と話しやすい雰囲気をつくられているそうです。

#見守る

自習広場で子どもたちを見ていると、分からないのだろうなというのが、鉛筆の進むスピードや答えを見る仕草でわかるそう。その子自身も、本当は質問したいけど、緊張してできないということもあり、声をかけるようにしているそうです。反対に、すごく集中している子は話しかけることによって集中を削いでしまう可能性もあるため、声はかけないようにしているそうです。
このように、子どもたちを”見守り、子どもに合わせた対応を取ること”を心掛けておられます。

〇加藤さんと木下さんの地域連携

#自習広場 で、BKCと地域をつなぐ

自習広場の様子

今回はそれぞれに「自習広場で印象に残っていること」を伺いました。

「さっきの問題解けたよ」と言われたこと。

まずは加藤さんに伺うと、初めての出勤日のことをお話してくださいました。
中学生に数学の問題を質問され、解き方を教えてあげたが、答えはあえて教えなかったそう。答えを教えてあげたほうが良いのかなと思っていたそうだが、その日の帰りに中学生に「さっきの問題解けたよ」と言って帰っていったそう。
自分がヒントを与えたことによって、中学生が「自分で解けた」という達成感を持って帰っていったことが非常に嬉しかった出来事であり、その後の加藤さんの指針となったそうです。

「来週も来るから!」と言ってくれたこと。

次に木下さんに伺うと、印象に残っている小学生のことをお話してくださいました。
その小学生は、木下さんにひっ算を教えてもらい、自分自身で解けるようになったそう。その様子を見た木下さんは小学生を褒めてあげました。自分で出来たという達成感や、褒めてもらえたこのの嬉しさから、帰り際に「来週も来るから!」と言ってくれたそうです。木下さんは、純粋に可愛かったということと、達成感を味わってくれたのかなというように感じ、とても印象に残っているそうです。

〇加藤さんと木下さんにとってBKCとは

「新しいことにチャレンジする場所」

加藤さんも木下さんも、大学生になってから新しいことにチャレンジする機会が増えたそう。
この自習広場で子どもたちに教えることや、
大学院でされているそれぞれの研究、
アルバイトやサークル、
そもそも大学に入ったこともチャレンジだよねとお話してくださいました。
このBKCで長い時間を過ごし、たくさんのことに挑戦してきたよねと大学生活を振り返って考えていただきました。

自習広場でアルバイトをされているお二人は、子どもたちと接する機会が多いからか、温かい雰囲気を持ってお話してくださいました。
”地域の子どもたちの勉強のお手伝いをする”という意識を持ちながら、優しく接してくれる大学生がいる自習広場。地域の小中学生の子どもを持つ親御さんにとって、子どもを安心して預けられる場所となるように感じました。

加藤さまと木下さまが所属する「まなび@R」の詳細は
こちらからご覧いただけます。

「まなび@R」のアルバイト募集は
こちらからご覧ください。
応募は立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)
ストーリーズハイライトより可能です。

この記事を書いた人
立命館大学食マネジメント学部 3回生 中山澪

滋賀県生まれ、滋賀県育ちの生粋のおうみっ子。南草津に住んで約17年。下宿生の友人のお困りごとは、大体私と私の家族で解決してきました。
日々ドラマと食べることを楽しみに生きています。
地連Instagram中の人、第4号。

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