空の青さを知る人よ_2

空の青さを知る人よ【映画感想vol.1】

どうも、りつです。
記事としては初投稿ですね。

少し日付経ってしまいましたが、
映画「空の青さを知る人よ」
を観てきたので感想を書きます。

■おすすめポイント

空の青さを知る人よ

・原作が「超平和バスターズ」!

予告などで何度も強調されていますが、
・「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
・「心が叫びたがってるんだ。」
の原作である「超平和バスターズ」の新作です。
この2つの作品が好きだ!という方は今回の作品も気に入るはず...!

・「今の自分」に悩んでる人にグサッ!とくる!

容赦なくダイレクトアタックしてきます。
僕にはグサグサきました。
ただグサグサ責めるだけでなくしっかり背中を押してくれる作品です。
飴と鞭の使い方がとてもお上手です。

以下、若干のネタバレ含みます。



■感想

「超平和バスターズ」の作品は毎回
各々悩みを抱えている複数人がメインとなってストーリが進むのですが
今回の作品も4人の人物がメインとなって話が進みます。

簡単にまとめると
・あおい:上京してベースで生活したい高校3年生。
     自分の存在があかね(姉)を縛り付けている。
     そのあかねの元恋人(しんの)を好きになってしまう。
・しんの:あかねに振られた時までの記憶しか持たない
     13年前のしんのすけ。
     お堂から出られないうえに、自分と違って13年進んでいる
     自分と元恋人のあかねの状況を知る。
・しんのすけ:13年後のしんの。
     夢をかなえるため上京するも、ソロデビューが1曲で終了。
     現在は大物演歌歌手のバックでギターを弾くも、
     納得する成果を出せていない。
・あかね:当時小さかったあおいを育てるため、
     一緒に上京する予定だったしんのを振り、田舎に残る。
     13年後、演奏のため地元に戻ってきたしんのすけに会うが...

・しんのとしんのすけ

僕が一番印象深かったのは、しんのとしんのすけ、
つまり、13年前のしんのすけと今のしんのすけが出会うシーンです。

あかねに振られ、あかねがいないなら前に進みたくないと
願い、「思い」をギターケースに閉じ込めた結果、
13年後しんのすけがギターケースを開くまで前に進めなかったしんの、

そして、思いを閉じ込め上京し、ソロデビューを果たすも結果が出ず、
前に進むことをあきらめたしんのすけ。

「お前は前に進めたんだろ!」「がっかりさせんな!」
というしんののセリフが、しんのすけだけじゃなく
僕にもグサッと来ました。

「あの時、こうなりたいって決断した過去の自分が、
今の自分をみたらどう思うんだろうな」
と映画終了後しばらく考えてしまいました。

それと同時にこのままじゃいけない、もっと頑張ろう
と思えたので、この映画を観てからやる気に満ち溢れてます。
初心を忘れないようにしましょうね。

■その他印象

・あおいとしんの

今回の作品のメインである2人の恋愛。
その他に入れてしまってすみません。
少し気になるところは、
あおいは13年前はしんののことをどう思ってるか。
予告だと「恋を知らない」とあって、広告では「2度目の初恋」。
ここをうまく読み取れなかったのが悔しいです。
憧れだと思っていたものが実は恋でした、とかですかね。

・しんののギターがファイアーバードに対し、
 あおいのベースはサンダーバード。
・上京してバンドで天下を取る宣言。
・目玉スターとしんのから言われると嬉しくなる。

以上を踏まえて憧れだったのか、実は恋だったのか。
もし公式がちゃんと発表してるならこの語りは無駄になるけど、
考えるのも面白いからいいんです。

・「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」

今いる狭い場所から出ないと広い世界を知ることはできない。
しかし、狭い場所にいるとその場所の魅力を知ることが出来る。

この言葉を好きだというあかねの気持ちを想像すると、
それだけで泣けてきます。


■最後に

初めての投稿で慣れておらずとても長くなり、書くのにもかなり時間が掛かってしまいました。
これからもアウトプットを続けて徐々に慣れていきたいですね。

では、また。


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